NetScience Interview Mail
2002/08/22 Vol.199
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【江守 正多(えもり・せいた)@地球フロンティア研究システム モデル統合化領域 研究員(独立行政法人 国立環境研究所より出向中)】

 研究:地球温暖化のシミュレーション
 著書:なし
   しいていうと、学生のときにバイトでやった「マルチメディアフラクタル画像圧縮(トッパン)」(共訳)

○地球温暖化シミュレーションの研究をしている、江守正多さんのお話です。つい最近、横浜に<地球シミュレータ>という世界最速のコンピュータが完成したことをご存じの方も多いと思いますが、江守さんらは、そのユーザーの一人です。実際に地球温暖化問題に携わっている研究者自身はどんな考えでどういう風に研究をすすめているのか。その一端が伝わればと思います。(編集部)



…前号から続く (第10回)

[29: 「モデル」に対するスタンス]

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■だから、要するにシミュレーションといっても、これもまたスタンスの問題になるんですけれども、現実を模擬するのであるというスタンスと──だから「モデルって何ぞや」という話なんですよ。「現実をいかに写実的に模擬するかというものである」という考え方と、やはり「現実を抽象したものの関係を記述したものだ」というスタンスがあって。
それをたぶん、私も含めて多くの気候モデルをやっている人の中で、自覚的にどっちかのスタンスだというふうにはあんまり考えてないところがあるんじゃないかなと思うんですよね。
 自覚的に後者だと思っているのが、真鍋先生とかでしょうね。真鍋先生は、そう思っているというのはすごくよくわかります。

○だから、フラックス調節とかでも何が悪いんだという感じなんですよね。

■うん。だけど、実際に若いというか私も含めてやっている人間の中で、自分はどの程度……。
 まあ、両方の側面があるというのがわかっていれば多少ましで、だけどそれを何となしに使い分けているんじゃないかなと思うですよね。

○そもそも「地球シミュレータ」という名前だって、そのへんを――これは多分、意識的にごっちゃにしてる、と言っちゃうとよくないのかもしれませんけど、なんかそんな感じがしますね。

■ええ(笑)。その意味においては、地球シミュレータは明らかに前者を志向したような名前になっているわけですけれども、名前はいろいろと行政的な理由でアピールするものがついたりしますので(笑)。

○わかりやすいですからね(笑)。例えば最初の話ですけど、牧野さんらは、それこそ現実と同じだよというスタンスだと思うんですね。彼らの場合は扱っているのが重力だけが効いてくる世界なので、もうこれ以上ありえませんということだから、現実と全く同じですよ、でいいんでしょうけど、気象の場合は必ずしもそうはいかない。それは何でいかないんですか。

■いやー、本当にああいう天体の「GMM/R2乗」を解いていればいい人たちがうらやましいなと思います(笑)。粒子数が現実より足りないとか、それはそれでいろいろあるのかもしれないですけど。

○気象シミュレーションの本の一番最初に「アポロ計画はできたがいまだに天気予報は当たらない」という話が出てくるんです。まあ、やっぱそこらへんの問題を反映してるんだろうなと思うんですけど。

■究極的に言えばやっぱり「ラプラスのデーモン」みたいに、素粒子一個一個を記述すれば完全にシミュレーションできますという話になっちゃうわけで、写実の究極というのはそこにあるわけだから、そこまでは無理である以上はどこかで打ち切っているわけですよね。
 あくまでもそこを志向した、シミュレーションであるのか、それは無理だけれども、そこに向かおうとしているのか、別の方向性を持っているのかというのは、大きなスタンスの違いですよね。

○江守さんはちょっと別のスタンスという感じなんですか?

■そうですね。やはり第一法則で原理的に記述できて、その近似式であるということもきちんと理解できる、記述できるような系ならばいいんですけれども、やはりその点において中途半端であるような系を取り扱っている以上、写実を意識しすぎると、予測をやるにしてもどこかに落とし穴があるような気がします。
 つまり、必ずしも徹底できていなくて目標なんですが、その時点その時点で自分が取り扱っている部分的に抽象された系の振る舞いというものを、少なくとも必要な側面において、確認しながら進まないといけないということです。
 そもそも「モデル」というものは、ある種、現実の一部を切り出したものですからね。一つの切り出し方ができるということです。

○切り出し方。

■ええ。側面を切り出すわけですよね。現実にたとえば、現実の気候にしてみてもですよ、例えばエルニーニョがあるときに「エルニーニョ」という一塊りの現象として我々が認識しているというのは、気候の様々な振る舞いのある側面を、我々が注目して抽象したから、そういうある一連の名前をつけてるわけですよね。

○ええ。

■それと一緒で「モデル」っていうのも、ある方程式の組がコンピュータ中でころころと変わっているものの塊なんですけど、それをどういう側面で切り出して、振る舞いを確認して現実を比べるかと。というのは、いかにモデルが複雑に、写実的になっていったとしても、変わらずやらなくちゃいけない営みだと思いますよね。モデルを扱う者にとって。

○はい。

[30: なんとなく環境問題の研究に]

■で、牧野さんの話なんですけど(笑)。牧野さんって卒論は気候モデルやってたのご存じですか。

○ええ、<インタビュー・メール>の中でも、ちょっと伺いました。

■ええ。私も牧野さんの卒論を読んだんですけどね。ちょうど真鍋先生の鉛直一次元の放射対流モデルというのをフォローしたのが牧野さんの卒論でした。

○曰く、やってて、難しくてわからんと思ったと(笑)。そんな話でした。
 ……これはやっててもダメだと思ったのかもしれませんが。

■そうなんでしょうね。多分。クリアな世界でないですから。

○そうかもしれませんね。それが気に入らなかったのかも。

■うんうん。で、私はモチベーションも全く違うと思いますし、クリアじゃない世界になんか居続けなければいけない……(笑)。

○江守さんは、もともと環境問題がお好きだったんですか。

■うん、ていうかですね、もともと大学入ったくらいのときに、あんまり何がしたいのか考えたことがなくってですね。

○はいはい。まあそんなもんですよね。それが14年くらい前のことですか。僕と同い年ですから。

■ですかね。もうそんな昔か(笑)。それでなんか、東大で2年の後半になって進路を決めなくちゃいけなくなったときに、いろいろ本を読んだりなんかして、当時、流行ってたのが、世の中でセンセーショナルだったのが反原発運動だったんです。じゃなかったですか。そうでもなかったですか?

○そうでしたっけ。東大ではそうだったんですか。

■いや、大学だからってわけでもないけど、TVとかでもよくやっていたような気がするし。広瀬隆でしたっけ。あの人の本が出たりだとか。

○ははあ。そうだったような気もします。

■うん。それで自分は理科系で、理科系の専門知識持ってるけども、なんかそうでないと分からない社会の問題っていうのにコミットして、自己確認をしたいみたいな(笑)。なんかそういうのがあったんでしょうね。

○なるほど。

■それで原発は怖そうだったんでひよって、なんとなく環境問題に(笑)。

○(笑)。でも当時でも環境問題は難関だったんじゃないですか。

■まあ、どうですかね。まあ、実際……。こういう言い方するとなんなんですけど、たまたま当たりの業界を選んだんですね。現時点では。原子力だったら今頃就職大変だったかもしれない。結局ここに流れてきて温暖化の研究をしてるかもしれませんけどね(笑)。

○原子力の人は色々な意味で大変ですからね。
 それで結局、今後、地球シミュレーションの吐き出し、結果の活用の指南をなさりたいということでしたが……。

■指南とかそういうものではないですけどね。影響対策とかの研究者とのコミュニケーションのメソッドなり、コミュニケーションそのものを研究したりとか、そういうものをやることを一つしていきたいなと思うんですけどね。

○なるほど。環境研は色んなことやってますからね。

■うん。だから結局、他の研究の人と飲むとか、そういうところかもしれない(笑)。

○(笑)。

■一つ、具体的に思いついたのがあるんですよ。これも環境研で飲んで話していて(笑)。
 気候モデルの温暖化実験の結果のデータをインターネットで公開して――これは今でもIPCCがやってるんですが、それで、そのデータを使って研究している温暖化影響の研究者とかから、インターネットで質問を受け付けたらいいと思うんですよ。

○たとえば?

■例えば、「あなたのモデルではこの地域の温度がすごく上がっていますが、なんでですか?」とか。そのときに、「そこがほんとに上がるとすると、こんな大変な影響があるかもしれないという研究をしてるんですけど」、とか向こうの情報ももらうと。
 それで、気候モデル側は、調べて答えるんです。「こういうメカニズムで上がっていました」とか。あるいは、「そこは解像度が粗いので見ないで下さい」とか、「パラメタ化がいい加減なので自信がありません」とかいう答えになるかもしれない。あるいは、調べたらモデルが間違ってたかもしれない。それを全部公開でやりとりするんです。
 これをもし本当にやれば、モデルの信頼度って、広い意味でのモデルの信頼度っていうのが、格段に上がると思うんです。  すごくたいへんでしょうけどね。しょうもないいちゃもんがたくさん来たりして。

○なるほど。でも是非やって頂きたいですねー。

[31: 「第一世代」の環境研究者と「第二世代」の環境研究者]

■あと、違う話ですが、最近思うのは、地球環境の研究ってすごくお金がつくんですよね。地球フロンティア自体がそういう組織の一つですし。地球環境にドーンとお金をつけようということになってゴソゴソとやったらできたような組織ですから。地球シミュレータもそうです。

次号へ続く…。

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◇朝日 献血血液でリンパ球培養 日赤、2診療所に中止申し入れ
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◇朝日 中国、「神舟4号」を年内に打ち上げ
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◇朝日 温泉やスーパー銭湯の6割にアメーバ 感染研など調べ
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◇朝日 体細胞クローン牛の安全性確認と発表 農水省
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◇朝日 高血圧や糖尿病、生活習慣病予防を遺伝子レベルで研究へ
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◇朝日 「米国外、ぶっつけ本番で」クローン人間提唱の米研究者
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◇朝日 彗星探査機との通信途絶、2つに分解か NASAは悲観
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◇毎日 クローン人間:「不妊治療なら容認」が半数 医療系大学生
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◇毎日 情報衛星:来年2月、初の打ち上げへ 独自に画像情報収集
http://www12.mainichi.co.jp/news/search-news/857921/8fee95f189q90af-0-1.html

◇毎日 ブタの精巣細胞を移植 マウスで精子形成‐‐米グループ成功
http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/details/science/Bio/200208/15-1.html

◇毎日 「遺伝子受け継いだ子欲しい」 クローン実験参加カップル‐‐CNNで放映
http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/details/science/Bio/200208/14-3.html

◇東京新聞 国の支援 引き続き必要 ロケット『H2A』民営化
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sci/20020817/ftu_____sci_____000.shtml

◇東京新聞 農薬廃液、光触媒で処理 東大先端研橋本教授ら 手間かからず安上がり
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sci/20020817/ftu_____sci_____001.shtml

◇読売 「抗菌シルク」開発、カイコにカブトムシの殺菌遺伝子組み込む
http://www.yomiuri.co.jp/04/20020819i501.htm

◇日経 生物の力で超微細回路、チップ性能100倍に
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20020815AT2GI00A415082002.html

◇ZAKZAK 東大卒美人スパイ、研究所に復職 夫も条件付きの復職
http://www.zakzak.co.jp/top/t-2002_08/3t2002081305.html

◇ZAKZAK 中東欧、「大洪水」は温暖化の影響? 専門家は懐疑的な見方も
http://www.zakzak.co.jp/top/t-2002_08/3t2002081715.html

◇世界の主な異常気象・気象災害(平成14(2002)年8月7日〜8月13日)
http://www.kanbou.maff.go.jp/www/anpo/sub51.htm

◇HotWIRED 個人特定も可能? 買物客の行動を監視・分析する技術
http://www.hotwired.co.jp/news/news/20020819205.html

◇HotWIRED 買物客のコメントや表情を監視する実験的小売店
http://www.hotwired.co.jp/news/news/20020819106.htm

◇CNET 『アイボ』を超えるロボットは誕生するか?
http://japan.cnet.com/News/2002/Item/020819-2.html

◇農林水産省 クローン牛生産物性状調査結果の概要について
http://www.maff.go.jp/www/press/cont/20020813press_2.html

◇Nature BioNews 細胞 :実験室で育てた卵子からマウスが生まれた 群馬大学の畑田助教授らが成功
http://www.appliedbiosystems.co.jp/website/SilverStream/Pages/pg33A1.html?NTNEWSCONTENTSCD=62619

◇Nature BioNews 癌 :新しい癌細胞スクリーニング法 細胞を壊さずに遺伝子の発現状況を調べる
http://www.appliedbiosystems.co.jp/website/SilverStream/Pages/pg33A1.html?NTNEWSCONTENTSCD=62624

◇Nature BioNews ヒトの長寿に関わる遺伝子座
http://www.appliedbiosystems.co.jp/website/jp/biobeat/contents.jsp?BIOCONTENTSCD=59211&BIOCATEGORYCD=2&TYPE=B

◇CNN 人間だけが言語を持つ理由はこの遺伝子に由来か 独研究
http://www.cnn.co.jp/science/K2002081600087.html

◇CNN 体重500キロ以上 地球最大の「巨鳥」化石見つかる
http://www.cnn.co.jp/science/K2002081600073.html

◇CNN 遺伝子組み替え、持久性の「マイティマウス」ができた
http://www.cnn.co.jp/science/K2002081500087.html

◇CNN インド、07年までに無人の月探査宇宙船の開発可能と
http://www.cnn.co.jp/science/K2002081302075.html

◇矢野経済研究所 2002年版 ICカード市場白書
http://www.yano.co.jp/press/2002/020809.html

◇BizTech 視点:科学技術計算で日本の優位が揺るがない理由
http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/show/leaf?CID=onair/biztech/shiten/199895

◇ZDNet 素数問題解決で、暗号技術に新たな進歩
http://www.zdnet.co.jp/news/0208/12/ne00_crypto.html

◇理研 局所刺激による細胞内シグナルの伝播メカニズムを解明
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