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2004/12/23 Vol.303
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【泰羅雅登(たいら・まさと)@日本大学総合科学研究所・日本大学医学部先端講座教授】

 研究:認知神経生理学
 著書:『脳のなんでも小事典』(共著/技術評論社)
    『脳のしくみ』(池田書店)

 研究内容の参考になるウェブサイト:三次元構造認知の神経メカニズム

○腕を伸ばしてコップを掴むとき、わたしたちは何も考えずに、適切な大きさに手を広げてコップを掴むことができます。どうしてでしょうか。人間がものを見たとき、脳ではどのような処理が行われているのでしょうか。たとえば人間は片目でものを見たときにも立体的に空間を感じることができます。それはどういう仕組みなのでしょうか。
 また未知の空間を探索、すなわち知らない場所を訪れたとき、脳にはどのような変化が起きるのでしょうか。
 今回からは、運動と視覚、この二つの神経学的基盤に関する研究についてのお話です。同時に、意識と無意識の際(きわ)の問題を探る話でもあります。(編集部)



前号から続く (第10回)

[27: 動物実験の意義]

○動物実験のことに関しては、このインタビュー・メールでも、一部は動物愛護団体の人からリンクを張られていたりしますし、最近は取材にいっても、たとえばマウスに注射してる写真なんかでさえ、まったく撮らせてもらえないという現状があります。なんでも学内にそういう規定があるんだとか。

■ダメでしょうね。学生実習でも動物を使うことがダメになってきていますからね。

○え、学生実習でダメなんですか?

■ええ。それはすごく矛盾なんですけどね。
 この間のシンポジウムに動物愛護に関係する方々がみえていて、その人たちは「私たちは動物実験そのものに反対をしている立場だ」けれど、「いますぐに動物実験全部をなくせるとは思っていない」という意見を述べてくれました。それは本当だと思うんですよ。

○ええ。

■今の時点ではすべて動物実験なしで薬や医療を開発して、それを人間に受けさせるということは無理な話です。我々研究者も3Rの原則は理解しているから、数は減らす、代替法が使えるところでは代替法を使うとはっきり打ち出すわけです。人類の健康と福祉に対する貢献という大目標には異論がないですから、それを目標としてお互いに何がベストか、そうすれば歩み寄りができますよね。

○はい。

■実際、この10年ほどの間に、大学や研究所の動物実験の環境は大きく変化をしています。我々研究者はいろいろな批判を無視してきたわけでなく、動物福祉を考え改善してきたわけですから、そういう研究者のアピールも必要だと考えています。それが、この話のもとのシンポジウムの考え方です。

○なるほど。

■人類の健康と福祉に対する動物実験の貢献ということでいえば、ここの片山先生がやっておられる深部脳刺激(DBS)はその好例ですね。この治療法の効果は、ほんとうに劇的なんですよね。動画をみるとわかりますが、意志とは関係なしに勝手に体が動いてしまうジストニアという症状で何もできなかった子供さんが、しゃきっとして普通の生活できるわけですよ。

○ええ。テレビでドキュメンタリーを見たとき、びっくりしました。あれほどまでに劇的な効果があるとは。
(関連URL:名古屋市立大学のDBS解説ページ
 
http://www.med.nagoya-cu.ac.jp/noge.dir/DBS.html
 日本メドトロニック(株) DBSの解説がある
 http://www.medtronic.co.jp/index.html

■このDBSで使われるテクニック−−脳のなかに電極を入れるっていうテクニックは動物実験で確立されたテクニックなんです。お台場のシンポジウムで片山先生に講演して頂いたんですがそれはもうすごいインパクトですよね。そのあと僕が話を引き継いで、実際にはこういう動物実験で行われている研究が、ああいう臨床に結びついてるんだと話をするわけです。そういうことを繰り返していけば、もっとひろく一般の方々に医療における動物実験の意義が理解してもらえるだろうと思ってるんですけどね。

○なるほど。
 でもその文脈でいくと、治療に役立つものはいいですが、「知的好奇心」だとか、「面白いから」といった理学的な理由による実験はどうなるんですか。

■このあいだお台場で講演したときにそのことにもふれました。確かに医療に対する貢献はとても重要な理由ではあるんだけど、それ以上に、人類が持っている知的な好奇心。欲。知識欲。それはもう絶対あるんだと。それは逃げずにちゃんと言いました。
 じゃなかったら、なんであんな巨額なカネをかけて火星へロケットを飛ばすんだ、カミオカンデをつくるんだと。それは宇宙を知りたい、地球を知りたい、物質の原理を知りたいという人間の知的な好奇心、知識欲ですよね。たしかに治療に直結している研究もあるけど、基礎研究というのはそれをやってる時点では何の役に立つのかわからないものがほとんどかもしれない。その原動力は確かに研究者の「面白い」という感覚ですけど、それはヒトを人たらしめている脳を研究することによって生物を知りたい、「人間は何かってことを知りたい」っていう知的好奇心に基づいているんです。それは強く言いました。
 よく、先端的基礎研究といわれるけど、何かに役に立つことがわかったら、もう、それは先端研究じゃないんですよね。多くの基礎研究は何に役に立つのか、その研究が行われている時には分からない、けれど、いつかそれが大きく花開くという研究があるわけです。
 脳の研究者がいっぱいますが、人間の脳を知りたいんですよ。間違いなく一番強いモチベーションです。知りたい、学びたいというのは人類の本能みたいなもので、これがあったからこそ人類は進歩してこれた。

○ええ。

[28: システムとして神経系を捉えることができ、人間に興味を持っている人]

○ここの研究室に、こんな学生に入ってきてもらいたい、というのはありますか。

■うちの研究室は認知心理学的な研究が多いんですね。ですから、心理系の人にもっと入ってきてもらいたいなと思ってるんですよ。

○心理系?

■ええ。それは一つ理由があって、機能的MRIなんかの機能画像の研究仕事がありますよね。機械の数からいったら日本はすごい数あるんです。でも日本から良い仕事がいっぱい出ているかというと、そんなに出てないんですよ。うちにも機械はあるし、仕事もたいした仕事を出してないから、こういう事言うと天につばするようなものなんですが、一流雑誌に出る本数が、機械の数に比べるとぜんぜん少ないんですよ。
 欧米で機能的MRIの研究がうまくいったのは、認知心理学の人がガッとそこへ参加したからなんですよ。

○なるほど。実験の組み方がうまい?

■そうそう。欧米の認知心理学はニューロサイエンスの教育をしていたわけです。

○ああ、なるほど。逆に、パッチクランプやってるような、細胞生理やってる人が認知心理学を勉強すればいいんじゃないの、って言われませんか?

■それはちょっと方向性が違いますよね。僕も最初は細胞内記録やってたんですが、性が合わないと思ったんですよ。
 システムとして神経系を捉えることができるかどうか。そういう観点を持ってるかどうか、興味があるかどうか。パッチクランプに興味がある人たちはちょっと方向性が違うように思うんです。心理をやっている人のほうがシステムの研究に入りやすいですよね。
 あるいは工学系でモデルをやってる人。最初、ギャップは大きいかもしれませんが。

○なるほど。

■でも、人間に興味があれば。そういう人が一番いいですよ。

[29: conscious、unconsciousが次の大きなステップになる]

○今後はどういったところに? 今日お話をお伺いしてもなかなか文脈が、こういうことだからこうだとはなかなか分かりにくいんですけれど。

■分からないですよね。夢は大きく、ですよ(笑)。

○どのへんに(笑)?

■そうですね。やっぱり、conscious、unconsciousですね。頭頂葉系はそれがたぶん、次の大きなステップになるような気がしますね。

○なぜ頭頂葉で?

■いやいや、前頭葉でもかまわないですけど。僕のいまのフィールドが頭頂葉にあるっていうことと、一つは、グッデールたちの言ってることと、それに決着をつけるみたいなことがあるかもしれないし。側頭葉系との機能の違いを際だたせる可能性もあるし。それから頭頂葉でなんとなくアイデアがあるのと。でもたぶんやるとね、conscious、unconscious、どっちでもないっていう例が出てきてわけわからんようになるんですけどね(笑)。そこが面白いかなと。

○側頭葉系の情報も、頭頂葉で構成されるマップなり座標のなかにマッピングされてるんですかね。どういうふうに、こういう空間を認識しているのか、もうちょっと、モデルみたいにクリアに分かるようにならないものでしょうか。
 それができるようになれば苦労はないとは思いますが(笑)。

■背側視覚経路、腹側視覚経路のあの大きなコンセプトは間違ってないと思うんです。でもそのなかの細かなインタラクションっていうのは、クリアにするのは難しいでしょうね。

○人間の場合、動くときには実にいろいろな知識を動員して動いてますよね。たとえばここは体重かけても大丈夫そうだな、とか。そういう仕組みがある程度解明されるには……。

■そこまではやっぱり、難しいでしょうね。いろんな情報を総合して大丈夫そうだと判断する「大丈夫そうだニューロン」とかが捕まえられると面白いですけどね。

○ロボットの人たちはそれを全部ゼロから作らなくちゃいけないから大変なんだろうと思うんです。手をついていい場所とそうでない場所をどうやってロボットに区別させればいいのか。そこが分かってくると面白いなと思うんですけど。

■実験室の中でやると、サルをトレーニングしないといけないですよね。で、実験室の中では条件が制約されちゃうから、トレーニングっていうのは、それに対応するようなニューロンのネットワークと作っちゃうことなんですよね、この条件とこの条件がかぶれば大丈夫って。

○ええ。

■そうやってオーバートレーニングしてできあがってきたものが、サルが本来持っている能力と同じかどうか。ここに手をついていいかどうかっていうことを判断させるってことをオーバートレーニングしたものを、一般化できるかどうかは難しいですよね。

○はい。でも、ないわけはないですよね。たとえばサルなら、ブラキエーションしているときに、あの枝に飛びつけるかどうかということは、どこかで判断しているはずですよね。

■絶対にやってます。

○それこそ3Dのゲームをやってるときでさえも、ここって飛びつけるかな、って僕らは判断しますよね。

■うん、だから、サルの普段の行動を課題に持ってくるってことをやれば良いんでしょうけどね。なかなか難しいな。

○そうですね。
 今日は自分でも思っていた以上に、いろいろと散漫に伺ってしまいました。

■いやー、こちらもまとまった材料を持ってないから。でもきっと脳の話って、聞けば聞くほど「あ、全然分かってないな」と思うと思いますよ(笑)。

○そうかもしれませんね。いま一つ繋がらないんですよね。
 本日はどうも有り難うございました。

【2004/04/08 日本大学医学部にて】

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*次号からは脳のモデルの研究をしている、深井朋樹氏のインタビューをお送りします。




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◇『一般相対性理論入門 ブラックホール探査』(エドウィン・F.テイラー、ジョン・アーチボルド・ホイーラー/ピアソン・エデュケーション)
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◇『知識創造のワークスタイル 来るべきユビキタス社会における新しい働き方の提案』
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◇『哲学の冒険 「マトリックス」でデカルトが解る』(マーク・ローランズ/集英社インターナショナル)
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◇『遺伝子組み換え作物が世界を支配する』(ビル・ランブレクト/日本教文社)
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◇『知能』(イアン・ディアリ/岩波書店)
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◇『いまどきの新書 12のキーワードで読む137冊』(永江朗/原書房)
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◇『机上空間 特集センスのよい「机・椅子・文房具」が欲しい! 文房具とデスクトップ小物の本』(えい出版社)
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◇『スパイスの人類史』(アンドリュー・ドルビー/原書房)
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◇『50年後の未来予測 科学技術による』(遠藤演明/文芸社)
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◇裳華房 自然科学系の雑誌一覧−最新号の特集等タイトルとリンク−
http://www.shokabo.co.jp/magazine/

■イベント:
◇武田シンポジウム 2005 バイオテクノロジーは生活者を豊かにするか
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2005年2月5日(土) 13:00 - 17:00
東京大学 武田先端知ビル 武田ホール(5階)

◇裳華房 2004年 研究所等の一般公開
http://www.shokabo.co.jp/keyword/openday.html

◇裳華房 一般講演会・公開シンポジウム
http://www.shokabo.co.jp/keyword/openlecture.html

■ U R L :
◇朝日 人型ロボットで科学を学ぼう 群馬・高崎で体験教室
http://www.asahi.com/science/update/1213/006.html

◇朝日 ヒ素鑑定で活躍の「スプリング8」、一部有料化を決定
http://www.asahi.com/science/update/1212/001.html

◇朝日 「ロボット特区」など16件、全国展開OK 省庁が回答
http://www.asahi.com/business/update/1210/120.html

◇朝日 新潟県中越地震、断層くっきり 産総研が確認
http://www.asahi.com/science/update/1209/005.html

◇朝日 クレーン車に欠陥、岡山で6人死傷 操作と逆に曲がる
http://www.asahi.com/national/update/1209/033.html

◇朝日 「地震保険」損か得か
http://www.asahi.com/housing/zasshi/TKY200412070186.html

◇朝日 「長寿型」遺伝子を発見 インスリン受容体で比較調査
http://www.asahi.com/science/update/1207/001.html

◇朝日 陸上動物の副甲状腺に「エラ」の痕跡
http://www.asahi.com/science/update/1207/004.html

◇朝日 日本誘致なら建設費の1割をEUに 国際熱核融合炉
http://www.asahi.com/science/update/1207/002.html

◇朝日 9000年前、中国に酒 米研究チームが痕跡発見
http://www.asahi.com/science/update/1207/003.html

◇共同 再狭窄防ぐ新ステント登場 血管内に溶け出す薬剤 急速に普及しそう
http://kk.kyodo.co.jp/iryo/news/1207sutento.html

◇共同 カンガルー抱っこが効果
http://kk.kyodo.co.jp/iryo/news/1207dakko.html

◇東京 強い余震…新潟中越地震のナゾ 複雑に絡む断層『ひずみ』集中
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sci/20041207/ftu_____sci_____000.shtml

◇東京 予防薬競うアルツハイマー病 高齢化『強敵』に照準
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sci/20041130/ftu_____sci_____001.shtml

◇東京 宇宙開発ビジョン示す JAXA・新理事長 立川敬二さんに聞く
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sci/20041130/ftu_____sci_____002.shtml

◇読売 九州大グループ、がん治療の道開く遺伝子機能を発見
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20041209ic02.htm

◇読売 混合診療問題 平行線 推進会議、厚労省案に反発
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20041209so11.htm

◇読売 NTT、光回線「開放義務」撤廃要請へ
http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20041210ij41.htm

◇読売 宇宙ステーションで食糧SOS、乗組員の食事制限
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20041210i403.htm

◇日経 平城京を仮想体験・奈良先端研がCGなどでシステム開発
http://it.nikkei.co.jp/it/news/newsCh.cfm?i=2004121102721j0&h=1

◇日経 NTT、毎秒10ギガビットの無線通信の実証実験を年内開始
http://it.nikkei.co.jp/it/news/index.cfm?i=2004120707954j0

◇日経 電子タグと携帯で迷子捜し、テーマパークで公開実験
http://it.nikkei.co.jp/it/news/newsCh.cfm?i=2004121101532j0

◇毎日 曲がるスキャナー:有機半導体を使った薄いシート型
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/news/20041211k0000m040036000c.html

◇毎日 ITER:日米韓で建設を検討、EU抜きで 文科省
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/science/news/20041210k0000e040092000c.html

◇毎日 なぜなぞ科学:一度焼かれた木炭、なぜ燃料に
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/science/news/20041211ddm016070054000c.html

◇毎日 ユビキタス:未来の生活をシミュレート トロンショー2005
http://www.mainichi-msn.co.jp/it/coverstory/news/20041213org00m300073000c.html

◇毎日 ソニー 非接触ICカード技術「FeliCa」の汎用ソフトを発表
http://www.mainichi-msn.co.jp/it/computing/news/20041213org00m300105000c.html

◇毎日 東大 学生証にICカード導入 決済も可能
http://www.mainichi-msn.co.jp/it/solution/news/20041213org00m300101000c.html

◇毎日 三菱重工業:医療機器市場に05年度から本格参入
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/medical/news/20041210k0000m020032000c.html

◇毎日 「オニババ」ってなに?:/上 医学的に高齢出産を考える
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/medical/news/20041209ddm013100051000c.html

◇毎日 素粒子物理学:新フィルムで最後の素粒子を探索 名古屋大
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/news/20041208k0000m040149000c.html

◇毎日 H2Aロケット:来年2月打ち上げ再開へ
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/science/news/20041209k0000m040027000c.html

◇フジサンケイビジネスアイ 工学博士の二宮康明氏監修の紙飛行機
http://www.business-i.jp/product/toy/art-20041210195953-HAVRIBZWWL.nwc

◇HotWIRED 産業用ロボットがパフォーマーに変身
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/20041213201.html

◇HotWIRED 夏本番のオーストラリア、UVカットは洗剤で
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/20041213302.html

◇HotWIRED ハッブル宇宙望遠鏡のロボット修理、「成功の可能性低い」
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/20041210306.html

◇HotWIRED 太陽エネルギーで水から直接水素を作る新技術、実用化目前
http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/20041209302.html

◇HotWIRED 土に埋めると花が咲く携帯電話
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/20041209301.html

◇HotWIRED 太陽エネルギーで水から直接水素を作る新技術、実用化目前
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/20041209302.html

◇HotWIRED 携帯電話の電磁波の危険性、解明へ向けた調査が本格化
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/20041209303.html

◇HotWIRED 無線データ伝送で1Gbpsの新記録
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/20041209304.html

◇HotWIRED 増加する「電子廃棄物」、進まぬリサイクル
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/20041208303.html

◇HotWIRED 霊長類クローニング、サルでも成功
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/20041208307.html

◇HotWIRED 『陸軍科学会議』で論じられる「これからの戦争」
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/20041207301.html

◇CNET インターネットの普及がもたらした学習の高速道路と大渋滞
http://blog.japan.cnet.com/umeda/archives/001909.html

◇PC Watch PSPハードウェアレポート
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/1212/psp.htm

◇PC Watch テムザック、新型留守番ロボット「ロボリア」〜FOMAを使用して遠隔操作やTV電話も
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/1208/roborior.htm

◇BB Watch KDDI、「愛・地球博」向け無線LAN機能など搭載のハイブリッド情報端末
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/7779.html

◇AstroArts 小惑星エロスには、なぜ小クレーターが少ないのか
http://www.astroarts.co.jp/news/2004/12/09eros/index-j.shtml

◇AstroArts ビッグバンからわずか10億年後に存在した、大質量ブラックホールの決定的証拠
http://www.astroarts.co.jp/news/2004/12/07sdssp_j1306/index-j.shtml

◇国立天文台 12月13日には、ふたご座流星群を眺めよう
http://www.nao.ac.jp/nao_topics/data/000067.html

◇AV Watch 東芝、DVDプレーヤーで再生可能なHD DVD-ROMを開発
 −4.7GBのDVDと15GBのHD DVDを合わせた2層構造
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20041207/hddvd.htm

◇IBM ネットワークを介して自動車の故障を診断・予測
 −センサーからのデータを解析し、故障原因を判定する試作モデルを開発−
http://www-6.ibm.com/jp/NewsDB.nsf/2004/12064

◇ITmedia 「思考によるコンピュータの操作」に成功
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0412/07/news074.html

◇ITmedia ナノセンサーは2012年、172億ドルの市場に――米調査会社予測
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0412/08/news034.html

◇PC Watch・森山和道の「ヒトと機械の境界面」
箱から出るコンピュータ、実空間と融合するVR空間
〜テレコミュニケーション、テレイグジスタンスの未来
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/1215/kyokai32.htm

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NetScience Interview Mail Vol.303 2004/12/23 発行 (配信数:19,565 部)
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編集人:森山和道【フリーライター】
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