NetScience Interview Mail
2004/11/25 Vol.300
NetScience Interview Mail HOMEPAGE
http://www.moriyama.com/netscience/

NetScience Interview Mail : Free Science Mailzine
科学者インタビューを無料で配信中。今すぐご登録を!
電子メールアドレス(半角):
【その他提供中の情報】
| 新刊書籍情報 |
| イベント情報 |
| おすすめURL |
etc...


◆Person of This Week:

【泰羅雅登(たいら・まさと)@日本大学総合科学研究所・日本大学医学部先端講座教授】

 研究:認知神経生理学
 著書:『脳のなんでも小事典』(共著/技術評論社)
    『脳のしくみ』(池田書店)

 研究内容の参考になるウェブサイト:三次元構造認知の神経メカニズム

○腕を伸ばしてコップを掴むとき、わたしたちは何も考えずに、適切な大きさに手を広げてコップを掴むことができます。どうしてでしょうか。人間がものを見たとき、脳ではどのような処理が行われているのでしょうか。たとえば人間は片目でものを見たときにも立体的に空間を感じることができます。それはどういう仕組みなのでしょうか。
 また未知の空間を探索、すなわち知らない場所を訪れたとき、脳にはどのような変化が起きるのでしょうか。
 今回からは、運動と視覚、この二つの神経学的基盤に関する研究についてのお話です。同時に、意識と無意識の際(きわ)の問題を探る話でもあります。(編集部)



前号から続く (第7回)

[20: 「時間」と「空間」、その認知の関係]

○時間の話になると、やっぱり普通に興味があるのが、心理的に知覚されている時間とかのことなんですが、そういうものも、もともとは、自分の体を制御するためのタイムシークエンスの必要性とか、そういったところから出てきたものなんでしょうかね?

■研究の対象としては、論文を検索するとそうですね。

○ええ。そうなんですけど、ここへ来る途中、ちょうど『時間を作る、時間を生きる心理的時間入門』(松田文子 編/北大路書房)という本を読んでいたものですから。

 最近、いろいろと時間のことが気になるんです。時間と空間認知の関係はどうですか。

■空間と時間ってすごく関係があるんですよ。

○ええ。

■パンパンと二つの刺激を連続して呈示するときに、呈示する空間的な位置関係と、呈示する時間感覚はインタラクションを持つことはすごくよく知られています。時間が空間に影響を及ぼす「τ効果 tau-effect」、その逆、空間が時間に影響を及ぼす「κ効果 kappa-effect」っていいます。

○それはどんなものですか。

■呈示距離が離れていると実際の呈示時間の間隔がよりも長く感じるし、逆にのインタラクションもあるんですね。fMRIで見ると時間と空間の情報は同じところで処理されてるんですね。たから、インタラクションもすごく強いんですよ。

○へえ〜。

■ただ、時間とか空間に関してfMRIで調べると、必ず、注意に関係していると言われている領域が活動するんですよ。だから、区別が難しいのですが、ただ、時間空間に関しては右半球にしか活動が出てこないんです。一般的な注意は視野依存性があって、一般的な調べ方をすると左右の半球が均等に活動するんですが時間空間に関しては右側がすごく強く活動するんですよ。

○右のどのへんですか。

■頭頂葉と前頭葉です。人でも障害例がいくつかって、右の頭頂葉がやられると時間の判断ができなくなるという症例があります。

○「時間の判断」ができなくなるとは?

■300msとか600msという非常に短い時間間隔の区別なんですが、最初に300msあるいは600ms間隔で2回、音をだす。1秒たってから、また2回音が聞こえるんですが、この時間間隔が最初のときの間隔より短いか長いかを判断させる課題をさせるんです。

○なるほど。

■右の頭頂葉がやられてる人は、それができなくなるっていう仕事があるんです。これは非常に短い時間間隔ですけど、うちの親父も脳梗塞おこして右の頭頂葉やられたときに時間感覚がおかしくなっちゃったんです。

○時間感覚がおかしくなるって、具体的にはどんな感じなんですか?

■人と約束してるとするでしょ。すると1時間前くらいに着替えて待ってるんですよ。「あとどのくらい」って判断がぜんぜんできない。逆に差し迫っているのに準備をしなかったり。生活時間のなかで「あとどのくらいか」という感覚がなくなっちゃうんですね。

○ふーん……。そういうのがあるんですね。なるほど、時間の感覚ですか……。

■ええ、だから、時間っていうのは、頭頂葉が関わっているのは確かですね。で、fMRIの結果を見ると空間情報と時間情報がインタラクションしているのも確かだろうと。

○関係ないわけではないということですね。

■ええ。

[21: 時間と意識の関係]

○意識の問題との関係なんですが、僕らは、時間というものを感じずには生きられないじゃないですか。

■僕は時計持ってないですけどね(笑)。

○そういうことじゃなくて(笑)。「時間の感覚がない」っていう状態が想像できないじゃないですか。

■でも、知らない間に時間経っていたことはあるでしょ?

○それはありますが、たとえば、そうですね、ロボットみたいな状態というか。なんて言えばいいんでしょうか。ロボットの場合は、制御するときには時間0からはじめて、経過時間Tに応じてタスクを振っていくわけですよね。でも彼らには「連続した現在」があるだけで、「時間が経過していく、流れていく」という知覚は当然のことながら、ないですよね。ダイナミクスだから前の時間にやっていたことが次の時間に影響することは計算していても……。

■(笑)。

○人間はむしろ逆なのかな、と思うんです。たとえば腕を伸ばしているときのことを考えてみると、ロボットだと1/1000秒単位で区切られた制御周期単位で、制御しているだけですよね。
 でも人間は自分が1/1000秒単位で何をしていたかは分からないけど、最終的な目標がここで、腕をこんなふうに伸ばそうとしたってことは分かる。それってなんでなんだろう、って思うんです。人間だって腕を伸ばすときには1/1000秒単位とは言わないまでもかなり細かい単位で腕のトルクなどを制御しているはずなのに。

■ああ、そういう意味か。だからコンピュータのなかの元クロックみたいなものがあって、それが全てのところで時間の要素として使われているのかどうかということですか。

○うん、それも含めてですが、そもそも「時間の感覚」があることの意義って何なんだろうか、と思うんです。ロボットの話を聞いてると漠然と思うんですが、そこが、生物とロボットというか機械の根本的な差なんじゃないかなあと思ったりするんですよ。それは空想ですが、あるいは、時間感覚の進化的な側面とか……。

■それは分かりませんね。

○人間の意識にのぼる時間分解能ってすごく低いみたいですね。

■そこをちゃんと測った人がいるかどうか、僕は知らないなあ。

○先日、NTTの柏野先生と喋っていたときに、柏野先生がパンと手を叩いたんです。で、いま僕がいつ手を叩いたのか、ちゃんとは分からないでしょ、って言ったんです。でも手を叩いたことは分かっているし、言葉のほうも聞き取れている。だから分かっているはずなんだけど、正確にどの言葉のところで手を叩いたのか、意識化することはできない。そのへんはどうしてなんだろうと。

■なるほど。それは処理系列が違っているということかもしれないですね。

○その程度の時間分解能しかないのに、なんでこんなに実空間で、リアルタイム制御でちゃんと動けるのか。もちろん意識にのぼってない部分ではもっと時間分解能は高いのかもしれませんが、じゃあどうして意識にのぼる時間分解能が低いのはどうしてなんだろうと思っちゃうんですよ。特にロボットの人たちの話を聞いたあとだと、ものすごく不思議に感じるんです。ロボットはギチギチにやっていてもぜんぜん間に合わないって感じなのに……。

■うん、でもそれはロボットの制御系やプログラミングの制限の問題がありますからね。

○そういうことなのか、人間はぜんぜん違うことをしているのか、ですね。

■そうですね。ヒトはパラレル・プロセッシングして、うまくやっているのかもしれない。

○そのへんでロボットの先生たちでも2派、今のままでどんどんやってればそのうち生物に勝てるって人たちと、今のものとは違うやり方が必要だという人たちに別れるのかなあという感じがします。

■そうみたいですね。こないだ工学系の人たちと話をして、それはそう思いましたよ。

[22: 高齢者の脳は若い人よりもむしろ活発]

○話を元に戻して、先生のfMRIの仕事っていうのはどんなものなんですか。

■3Dに関しては論文になってるんですけどね。陰影で凹凸って分かりますよね。ヒトは上から光が来ているという思いこみがあって、それで凹凸を判断している。

○はい。

■その陰影で凹凸を判断しているのはどこか、という仕事が一つあります。それはやっぱり頭頂葉で、ランダムドットステレオグラムを見せて活動する領域がやっぱり活動しますと。
 あとは、子供が計算してるときのイメージングとか(笑)。

○学習サポートの研究ですか?

■うーんまあそうです。。それとか、あとは高齢者のfMRIとかね。高齢者の脳は決して働かないわけではないですよ、とか。

○高齢者ですか。それは、どういう実験なんですか?

■前頭葉機能と絡めた話ですが、高齢になると物覚えが悪くなるとか、反応が鈍くなるじゃないですか。そうすると、一番考えやすいのは、年とともに脳の神経細胞がどんどん死んでいってるわけだから、若い人と同じことをやらせたときに脳があまり働かなくなってるからそういう現象が出るんだろうと。

○はい。

■ところが、調べてみるとそんなことはなくてね。健常な高齢者の脳だと、若いヒトなんかよりもむしろ活発に脳が働いてるんですよね。

○そうなんですか? なのになんで反応が遅れるんですか?

■そこがちょっと面白いところで、これはあくまで仮説なんですが、さっきも言ったとおり、脳っていうのはうまく働くとあまり活動しないんですよ。要するに経済性を追求するわけです。

○じゃあ、たとえば抑制系がうまく働かなくなってきているとか?

■そうそう、そんな感じ。若い人と同じことやらせると、課題の正答率は変わらないんですよ。でも、ボタン押しのリアクションタイムが全然違うんです。

○へー、どんなふうに?

■高齢者のほうがずっと長い。あとから高齢者の方に話を聞くと、その課題では右と左の二つの押しボタンを使ったんですが、どっちのボタンだろって混乱しちゃう。若い人は全然悩まなくてパンパンと行くんだけれど高齢者はそうはいかない。僕は「脳が混乱している」という言い方をしてるんですけど、高齢者の脳は活発に働くけれどスマートにスッといかないという感じです。

○なるほどなるほど。無駄な動きをする?

■そう。だからね、活動の中心は若い人とあんまり変わらないんですよ。ピークの位置は変わらない。だけどその裾野がね、ブワーッと広がってる感じです。

○ほう。それは生理的にはどういうことなんでしょうか。レセプターの数が減ってるとか?

■それは分からない。そういうこともあるでしょうね。機能画像じゃなくて構造的な画像を見るとやっぱり健常な高齢者でも脳室は拡大しているし、前頭葉もある程度萎縮しているわけですよね。そうすると、前頭葉の機能っていうのは無駄なことをさせない、抑制させるっていうのがすごく重要だから、それがうまくいかなくなる。要するにオーケストラの指揮者がいなくなったような状態を現しているのかもしれない。

○なるほどー。

■あるいは萎縮が起こっていると言うことは、その領域の抑制性の細胞が死んじゃって局所的な抑制回路がはたらかなくなっているのかもしれません。そのへんは分からない。でも現象としてはたいていそうなんですよ。無駄に働いてるんですよ。

○無駄に働いてるんですか。
 やっぱり定年したらおとなしく引っ込んだほうがいいのかな(笑)。

次号へ続く…。



科学技術ソフトウェア
データベース

◆このメールニュースは、
◆<科学技術ソフトウェアデータベース・ネットサイエンス>
◆[http://www.netscience.ne.jp/] の提供で運営されています。

[◆Information Board:イベント、URL、etc.]

■新刊書籍・雑誌:

◇『天才スマリヤンのパラドックス人生 ゲーデルもピアノもマジックもチェスもジョークも』(レイモンド・スマリヤン/講談社)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02496975
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062119633/sfsciencebook-22/

◇『保健と医療の人類学 調査研究の手引き』(A.ハルドンほか/世界思想社)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02491218
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4790710688/sfsciencebook-22/

◇『そしてウンコは空のかなたへ 廃棄物を追え!』(平田剛士/金曜日)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02488105
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/490660501X/sfsciencebook-22/

◇『科学を捨て、神秘へと向かう理性』(ジョン・ホーガン/徳間書店)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02498015
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198619506/sfsciencebook-22/

◇『細胞の分子生物学 第4版』(Bruce Albertsほか/ニュートンプレス)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02499135
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4315517305/sfsciencebook-22/

◇『数学のなかの物理学 幾何学的量子論へむかって』(大森英樹/東京大学出版会)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02498075
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4130613049/sfsciencebook-22/

◇『科学者が見つけた「人を惹きつける」文章方程式』(鎌田浩毅/講談社+α新書)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02498417
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062722887/sfsciencebook-22/

◇『「進化」大全 ダーウィン思想:史上最大の生命科学』(カール・ジンマー/光文社)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02487566
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334961738/sfsciencebook-22/

◇『ゲノムが語る生命 新しい知の創出』(中村桂子/集英社新書)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02496905
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087202704/sfsciencebook-22/

◇『早すぎた発見、忘られし論文 常識を覆す大発見に秘められた真実』(大江秀房/ブルーバックス)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02498078
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062574594/sfsciencebook-22/

◇『クェーサーの謎 宇宙でもっともミステリアスな天体』(谷口義明/ブルーバックス)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02498376
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062574586/sfsciencebook-22/

◇『マンガサイコセラピー入門 心理療法の全体像が見える』(ナイジェル・C.ベンソン/ブルーバックス)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02498378
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062574608/sfsciencebook-22/

◇『ChemSketchで書く簡単化学レポート 最新化学レポート作成ソフトの使い方入門』(平山令明/ブルーバックス)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02498932
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062744074/sfsciencebook-22/

◇『進化するマイクロマシン 産業化のロードマップとナノとの融合』(マイクロマシンセンター/日刊工業新聞社)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02497220
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4526052272/sfsciencebook-22/

◇『オーロラの本』(田中達也/学研)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02496913
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4054025986/sfsciencebook-22/

◇『入門・マインドサイエンスの思想 心の科学をめぐる現代哲学の論争』(石川幹人ほか/新曜社) 
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02498238
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4788509261/sfsciencebook-22/

◇『脳はなぜ「心」を作ったのか 「私」の謎を解く受動意識仮説』(前野隆司/筑摩書房)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02497964
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480842659/sfsciencebook-22/

◇『明治の東京計画』(藤森照信/岩波現代文庫)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-moriyama0044&bibid=02488208
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4006001339/sfsciencebook-22/

◇裳華房 自然科学系の雑誌一覧−最新号の特集等タイトルとリンク−
http://www.shokabo.co.jp/magazine/

■イベント:
◇「電波高度利用シンポジウム2004」開催のお知らせ
http://www.arib.or.jp/osirase/oshirase/osirase041119.html
ユビキタス時代のソフトウェア無線技術。
12月3日(金)、日本青年館(新宿区霞ヶ丘町7-1)中ホール

◇JAXA 「見上げる宇宙から使う宇宙へ 2004」
〜宇宙の利用を考えるシンポジウム〜の開催について
http://www.jaxa.jp/press/2004/11/20041118_space_use_j.html
12/16日

◇裳華房 2004年 研究所等の一般公開
http://www.shokabo.co.jp/keyword/openday.html

◇裳華房 一般講演会・公開シンポジウム
http://www.shokabo.co.jp/keyword/openlecture.html

■ U R L :
◇朝日 H2A打ち上げ、2月にも再開 気象衛星搭載見込み
http://www.asahi.com/science/update/1120/001.html

◇朝日 住宅全壊に200万円 地震義援金142億円配分決まる
http://www.asahi.com/national/update/1120/021.html

◇朝日 マツタケ増殖、実現に一歩前進 山形の研究家ら成果
http://www.asahi.com/science/update/1122/001.html

◇朝日 360度どの方向からも立体映像 新型ディスプレー開発
http://www.asahi.com/science/update/1119/003.html

◇毎日 新種類人猿化石:スペインで発見 ヒトの起源の解明なるか
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/news/20041119k0000e040046000c.html

◇毎日 肥満:寝不足が原因? 米大研究グループ
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/medical/news/20041120k0000m040056000c.html

◇毎日 発明対価:味の素が1億5000万円で和解
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/science/news/20041120k0000m040076000c.html

◇毎日 新潟中越地震:ALS患者に周囲の愛 呼吸器を装着・電源求め転々
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/medical/news/20041119dde041040051000c.html

◇毎日 新潟中越地震 その時、通信はどうだった?
http://www.mainichi-msn.co.jp/it/coverstory/news/20041119org00m300120000c.html

◇毎日 インフルエンザ:全ウイルスを保存 北大がデータベース化
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/news/20041120k0000e040069000c.html

◇毎日 なぜなぞ科学:他人に触られるとくすぐったい
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/science/news/20041120ddm016070054000c.html

◇毎日 無線LAN 茨城県庁や県立図書館などで利用可能に
http://www.mainichi-msn.co.jp/it/network/news/20041118org00m300115000c.html

◇毎日 雑記帳:18世紀の望遠鏡を復元 茨城の高校生
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20041122k0000m040041000c.html

◇毎日 理化学研究所:リーダーがデータ操作を指示 再解析し論文
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/news/20041118k0000m040162000c.html

◇毎日 混合診療:解禁で対立 選択の自由化か、安全性の確立か
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/medical/news/20041118k0000m040167000c.html

◇毎日 NASA:スクラムジェット機、マッハ10を記録
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/news/20041117k0000e030036000c.html

◇毎日 混合診療:民間メンバー、解禁を要求−−経済財政諮問会議
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/medical/news/20041116ddm002020155000c.html

◇毎日 病院がわかる:第2部・診療科うらおもて/7 神経内科
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/medical/news/20041115ddm013070121000c.html

◇毎日 新潟中越地震:山古志村の医師 避難所での診療を村が制限
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/news/20041116k0000e040097000c.html

◇産経 痴呆の新呼称は「認知症」 厚労省検討会で大筋合意
http://www.sankei.co.jp/news/041119/sha099.htm

◇読売 日本版シャトル拠点閉鎖へ、投入22億円・飛行3回
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20041120i201.htm

◇読売 水ちょっと加え、カーボンナノチューブ画期的新製法
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20041120i316.htm

◇読売 アルツハイマー予防にリンゴ、毎日1個皮ごと食べる
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20041118so11.htm

◇読売 自閉症、脳に免疫系物質…治療法解明に道
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20041116so11.htm

◇読売 精神科の拘束で4人突然死…エコノミークラス症候群
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20041117so12.htm

◇読売 自閉症、脳に免疫系物質…治療法解明に道
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20041116i504.htm

◇東京新聞 進化する禁煙支援 危険の自覚が出発点
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sci/20041109/ftu_____sci_____000.shtml

◇フジサンケイビジネスアイ 変幻自在ロボ、東京でデモ公開
http://www.business-i.jp/news/top-page/topic/art-20041118203559-HGZVRMYKKV.nwc

◇フジサンケイビジネスアイ 新潟県中越地震から1カ月 地場企業の完全復旧7割に
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/art-20041121220936-ONGDGRRHTP.nwc

◇ZAKZAK 米国防総省が構築中の超高速ネットは「神の目」
http://www.zakzak.co.jp/top/2004_11/t2004111621.html

◇共同 削らないで虫歯を治療 3Mix―MP法 抗菌剤で完全無菌化
http://kk.kyodo.co.jp/iryo/news/1116mushiba.html

◇HotWIRED NASAの超音速飛行機、マッハ9.6を達成
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/20041117301.html

◇HotWIRED 画像内の情報で写真を分類する新技術
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/20041117302.html

◇HotWIRED ペット用埋め込みチップ:日本でも本格的に販売
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/20041117103.html

◇HotWIRED 体の免疫反応を利用した男性向け避妊法
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/20041116306.html

◇HotWIRED 「月や火星の資源から利益を」MIT主催の宇宙開発会議
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/20041122101.html

◇HotWIRED 国連、ヒト・クローニング禁止条約を見送り
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/20041122206.html

◇HotWIRED 脳腫瘍を成長させるガン幹細胞を特定
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/20041122307.html

◇HotWIRED 引用の多い論文を探せる『グーグル・スカラー』開始
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/20041119304.html

◇HotWIRED SFアートの展覧会、20年ぶりにニューヨークで開催
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/20041119206.html

◇HotWIRED ブッシュ政権と科学界の対立、2期目はどうなる?(第1回)
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/20041119303.html

◇HotWIRED ブッシュ政権と科学界の対立、2期目はどうなる?(第2回)
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/20041122309.html

◇at homeこだわりアカデミー 進化するDNA 分子生物学者 岡田典弘
http://www.athome.co.jp/academy/biology/bio08.html

◇理研 フォトクロミック蛍光タンパク質、Dronpa(ドロンパ)

  • 新規蛍光タンパク質を使った書き換え可能な光メモリー技術の開発に成功 -
http://www.riken.go.jp/r-world/info/release/press/2004/041119/index.html
◇CNN 北米大陸での「ヒト出現」は5万年前と新説、米考古学者
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200411180019.html

◇日経BP 凸版とNEC、電子ペーパーの広告看板を都内の駅に設置
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/mech/344660

◇国立天文台 世界最大の公開望遠鏡「なゆた」完成
http://www.nao.ac.jp/nao_topics/data/000063.html

◇AstroArts 1572年の超新星爆発「ティコの新星」の生き残りを発見、超新星爆発の理論を支持
http://www.astroarts.co.jp/news/2004/11/15tychos_supernova/index-j.shtml

◇AstroArts 天の川銀河の中心に第2のブラックホールを発見
http://www.astroarts.co.jp/news/2004/11/19irs13e/index-j.shtml

◇Medwave 処方薬の精神医学的副作用は見逃されがち、しかし深刻
http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/mdps/344173

◇japan.internet.com QRコードのマーケティング効果
http://japan.internet.com/wmnews/20041119/7.html

◇東大 インターネット通信性能で世界最高を達成
http://data-reservoir.adm.s.u-tokyo.ac.jp/press/press_jp.html

◇BB Watch 日本テレコム、時速120kmの列車で15Mbpsのインターネット接続に成功
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/7492.html

◇ヤマハ ヤマハ デジタル・サウンド・プロジェクター 『YSP-1』
http://www.yamaha.co.jp/news/2004/04111601.html

◇科学技術者のための総合リソースガイド・NetScience
  http://www.netscience.ne.jp/

 *ここは、科学に関連するイベントの一行告知、URL紹介など、
  皆様からお寄せいただいた情報を掲示する欄です。情報をお待ちしております。
  基本的には一行告知ですが、情報が少ないときにはこういう形で掲示していきます。
  なおこの欄は無料です。








NetScience Interview Mail Vol.300 2004/11/25 発行 (配信数:19,572 部)
発行人:株式会社サイネックス ネットサイエンス事業部【科学技術ソフトウェアデータベース・ネットサイエンス】
編集人:森山和道【フリーライター】
interview@netscience.ne.jp
moriyama@moriyama.com
ホームページ:http://www.moriyama.com/netscience/
*本誌に関するご意見・お問い合わせはmoriyama@moriyama.comまでお寄せ下さい。
*メールマガジンへの広告掲載に関するお問い合わせはinfo@netscience.ne.jpまで御願いします。
◆このメールニュースは、
◆<科学技術ソフトウェアデータベース・ネットサイエンス>
◆[http://www.netscience.ne.jp/] の提供で運営されています。


○当メールニュースでは、科学に関連するイベントの一行告知、研究室URL紹介などもやっていきたいと考えています。情報をお寄せ下さい。
本メールニュースの発行は、インターネットの本屋さん・まぐまぐを使って行われています。
メール配信先の変更、配信の中止は、以下のWWWサーバーで行って下さい。
 http://www.moriyama.com/netscience/
原則として手作業による変更、中止は行っておりません。
なお、複数による閲覧が可能なアドレス(メーリングリストなど)での登録はご遠慮下さい。
必要な場合には、発行人までその旨ご連絡下さい。
(配信先変更の場合は、現アドレスをいったん削除の上、新規にアドレスをご登録ください)