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「つまらなかったら貶すかもしれませんよ」と断っているにも関わらず、僕に本を送ってくれる奇特な方々がいらっしゃいます。ところが最近は貶すどころかレビューすらサボリ気味。取りあえずご恵贈御礼書店を作り、おこたえすることにしました。

03年07月 diary

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 moriyama.com 夏の科学&SF文庫99冊 2003開催中

  • 03.07.31 曇り
  • 電子政府戦略会議に行こうと思っていたのだが、またまた一番面白そうなところが聞けないことが判明したので、そのぶん寝る。なんか行く気持ちが失せたので明日も欠席だな。書くあてもないし。
    ▼仕事は定例会議など。いろいろと大変そう。他人事は気が楽。そしてなぜかそういう態度でのぞむ仕事の方が長続きするという罠。つーか、そんなもんだよな、仕事なんて。と、投げやりになってはいけない。などなど。
    ▼帰宅途中に、花火をしていた家族。小さい子がパチパチとやっていた。そういう一つ一つが思い出になるのだよ。
    ▼新刊。

    ▼普通なら並べない本も並べてみました。いやー、面白いなーと思ったので。
    ▼MYCOM PCWEB。荒地を進み目的地に到達せよ! 究極のロボット自動車レースから米軍に採用
    ▼NE。これがホントに携帯ゲーム機?――PSPの詳細をSCEが明らかに
    ▼ASCII24。VISA、インターネット決済で本人認証を行なう“VISA認証サービス”の商用化を国内で開始
    ▼ZDNet。カメラ付き携帯の弊害――“ケータイ先進国”韓国の悩み
    ▼ZDNet。Bluetoothが携帯電話を変える?〜Nokia 6650
    ▼ZDNet。「プリントゴッコ」がついにインクジェット化。PCがいらないプリンタとスキャナになった。
    ▼MedWave。癌治療でどちらかと言えば軽視されている事柄
    ▼読売。医療費31兆円超す 前年比3・2%増
    ▼HotWIRED。米国防総省の『ライフログ』プロジェクト、真の目的は人工知能構築
    ▼HotWIRED。現実世界に対処できるコンピューターを目指す、DARPAの『リアルワールド・リーズニング』
    ▼HotWIRED。どんな情報でもオンライン出版できるウェブサイト『レッドペーパー』
    ▼MYCOM PC WEB。【レポート】ヒューマンインタフェース最前線。参加者はプレスも含めてペーパー持参、ということで僕はご遠慮した奴のレポート。美崎さんの場合、自分の家というコストをかけまくった武器があるからなー。
    ▼ZDNet。「動きで作曲」できるソフトも――SIGGRAPHを彩るインタラクティブ技術
    ▼朝日。「共同研究を勝手に発表」広島大教授らが米研究者に抗議
    ▼朝日。1円未満の税負担どこ? 消費税総額表示化に悩む各業界
    ▼朝日。オンラインゲームには社会性必要 池田謙一教授の調査結果
    ▼同じ奴。GAME Watch。NCジャパン、「リネージュ」プレーヤーの実態調査結果を発表 〜韓国ではゲーム内の恋愛経験は80%以上〜
    ▼GAME Watch。一般ユーザーを対象とした「おもちゃみらい博」開幕 “遊べる”子供のための展示会。がんばれバンダイ。
    ▼GAME Watch。トミー、「トミカ博 in TOKYO」を8月22日から池袋サンシャインシティで開催
    ▼毎日。監視カメラ専門家会議がスタート 東京・杉並区
    ▼毎日。個人出版本の“電子書籍版”を販売 パピレス。たぶん、同人でもエロや萌え系ならちゃんと売れると思う。硬い奴はやっぱり難しいかな。つーか、もうそうなってるみたい。
    ▼総務省。日本発新IT社会に向けた最先端のテストベッドネットワークの実現に向けて−「ユビキタスネットワーク時代に向けた次世代研究開発ネットワークの在り方に関する調査研究会」報告−。
    ▼富士キメラ総研。医療用材料・人工臓器市場調査を実施。−人工腎臓市場は2006 年1 ,500 億円規模に拡大を予測(‘02 年比45 %増)−。PDF。
    ▼『BSマンガ夜話 攻殻機動隊 -士郎正宗-』DVD。
    ▼朝日。一生ずっとフリーター可能なのか 第一世代は崖っぷち。「フリーターとは、厚生労働省の定義によれば、低賃金、低技能のパート労働者の200万人」。へー。
    ▼【ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:9,286。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:22,559。



  • 03.07.30 曇り
  • ▼今日も一日ダラダラ過ごす。この一週間、全然仕事してません。こういうときって読書ペースも落ちるんだよな。なんでだろう。ま、カネを稼いでないときは外出しないほうがカネ使わないし。
    ▼いまの「SPA!」で面白いのは鴻上尚史のコラムだけ。僕も毎回読んでるわけじゃないけど、ときどき読むと、ときどき面白い。
    ▼『ロンロバ』に田原俊彦が登場。「昔は信じられないくらいアイドル雑誌がいっぱいあった」と語る。そうだよなー。でも、アイドル文化を守ろうとか文部科学省は言わないもんな。つーか省庁ないし。
    ▼ところで、バンダイミュージアムにはガンダムカフェがあるそうですね。ガンダムカクテルが飲めるとか何とか。飲んだ人いないのかな。
    ▼昔から腐れ縁状態で読んでいる『強殖装甲ガイバー』。21巻は30センチのソフビ人形付きらしい。どこかネット書店で予約やってくれないものか。ま、でかい本屋に行けばいいんだけど。
    ▼産総研。平成15年度一般公開(報告)。こういうのも悪くはないんだけど、研究所の一般公開としては間違っていると思う。日頃やってることは何一つ公開してないじゃん。まー質問すれば(不審そうな視線で見られつつ)教えてくれるんだけど。
    ▼毎日。感情持つ家庭向けロボット「イフボット」名古屋のベンチャー企画、受注生産へ。信じられんが、すでに350体の予約が入っているそうだ。絶対世の中何かが間違ってる。
    ▼毎日。BS-i、世界陸上放送で双方向ゲーム
    ▼朝日。昆虫への有毒ウイルス、マウスには「薬効」
    ▼朝日。温暖化防止に「原発の弱点克服し拡充を」 MITが提言。え〜?
    ▼CNET。宇宙の全体像をグラフィック化できる日も近い?
    ▼HotWIRED。患者の体調を診断して適切な薬を放出する『インテリジェント・ピル』
    ▼HotWIRED。ヘッドギアやグローブ型コントローラーで、もっとゲームが楽しくなる
    ▼HotWIRED。米国最大のアマチュア・ロボットショーがサンフランシスコで開催。HOAP-1で「驚嘆」するなら、ROBO-ONE見たら腰抜かすと思うのだけど。何なんだろうね。やっぱ英語で記事を書かないとダメなのかなあ。つーか、日本版ワイアードはなんで日本の技術を海外に発信しないのだろうか。結論が出ないようなことばかりひねくり回してるんじゃなくてさ。取りあえず、たぶん英語に訳してくれそうな媒体にROBO-ONE取材の話を持ちかけてみる。
    micro CATCH TV。ビデオキャプチャユニット。ここまで小さくなったのか。
    ▼スポニチアネックス。森ゆうこ議員 大仁田とバトル
    ▼日刊スポーツ。書店侵入の男、閉店後閉じ込められ御用
    ▼日刊スポーツ。鳥のエサから大麻栽培し吸引した男逮捕
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    ▼【ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:9,283。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:22,555。


  • 03.07.29 曇り
  • ▼やたらフリーズする。どうもIEが悪さをしているらしいのだが。
    ▼NTTアドバンスドテクノロジの広報誌『AT’s』が休刊。バックナンバーはまだもらえるそうなので、欲しい人は申し込んでみたらどうでしょうか。僕が書いたのは9号だけですが(大阪バイオサイエンス研・渡辺恭良氏へのインタビュー記事)、その在庫はもうないみたい。
    ▼宇部興産(株)のシリーズ広告「超の世界」更新。
    ▼新刊。

    ▼購入したあともらってしまった『心の仕組み』は上巻が読みづらくて途中で止まっている。
    ▼最近、ダブリ本が多い。本当は読者プレゼントとかにしたいのだけど、お手軽にできる方法はないものか。
    「悲しいとき、“電子バイオリン”の原理が分からないとき」――トミーが「evio」発売イベント。これは行きたかったなー。高嶋ちさ子は嫌いだが。
    ▼DVD『擬態する昆虫』。見たい。
    ▼ZDNet。高速かつ安全な楕円曲線暗号の実装を実現――NTT、日立、三菱電機が共同開発。記事文にはないけど、これってああいうのに実装される奴でしょうね。
    ▼日経。日立、紙幣識別に使える0.3ミリ角のICチップ
    ▼朝日。「ヤマト」著作権訴訟で和解成立 松本零士氏と西崎氏 。こっちはZAKZAKの記事
    ▼CNN。犬を襲った怪物ナマズが死亡と、ドイツ西部の湖
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    ▼【ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:9,280。
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  • 03.07.28 曇り
  • ▼最近、アマゾンはなんでもかんでも箱で送ってくる。新書2冊を箱に入れて送るのはどうなんだと思うのだが。
    ▼東北は、まだ余震が続いている。死んだ人はいないがライフラインの被害が甚大。気象庁の予報が外れたことが不安をあおったという報道。
    ▼2006年度、つまり3年後にバス、地下鉄、JRの乗車券が非接触ICカードに統合されることに基本的に関係者が合意、と記者会見で発表された(JR東日本のリリース)。記者会見見に行きたかったなーと思いつつテレビで見たのだが、ニュースではバス乗車券の割引の話をしていた。そこは札幌での実験結果そのほかがフィードバックされるので消費者はあまり気にしなくても大丈夫だろう。むしろ新規サービスが導入される可能性のほうが高い。しかし、2000年に導入されて2006年に新システムか。改札機の交換サイクルは10年くらいだと聞いている。負担は大きいな。先を見誤ったツケだが、未来を見切るのは難しい。
    ▼新刊。

    ▼地震調査研究推進本部 地震調査委員会。2003年7月26日宮城県北部の地震の評価
    ▼BizTech。「頼れる」大学ランキング、大学ビッグバンが始まった
    ▼BizTech。電子タグ導入中止に傾く欧米流通業界、プライバシー問題から消費者反発
    ▼ZDNet。「セキュリティ甲子園」が1年延期に 「誤解招く可能性」と
    ▼ZDNet。二次元バーコードで友達にドリンクをプレゼント〜シーモに新機能
    ▼ZDNet。ハイテクと医療のタッグ、Intelがアルツハイマー研究を支援
    ▼日立。ブロードバンド環境に対応した、実写とCG映像をリアルタイムに融合する技術を開発
    ▼朝日。未知の食感再現、食感シミュレーター試作 筑波大教授ら
    ▼読売。大衆薬の上手な使い方
    ▼文部科学省 研究開発局宇宙政策課。宇宙開発に関する長期的な計画の意見募集について
    ▼GAME Watch。CESA、「2003CESAゲーム白書」をリリース 〜出荷額、ゲーム人口ともに減少傾向〜
    ▼21世紀COE公開講演会 『全人的人間科学プログラム』。8月9日(土)10時〜17時、玉川大学 講堂。無料。塚田稔、佐々木正己、甘利俊一氏らが講演。
    ▼【ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:9,277。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:22,536。



  • 03.07.27 曇り
  • ▼プロジェクトXの再放送見た。冒頭、いきなり犬が出てきたところで違和感が。
    ▼番組では土井→大槻→若手という順番で紹介された。いまは多分、AIBOについて俯瞰的な話ということで取材を申し込むと確かにこういう順番で出てくると思うけど、昔は、ちょうどこの逆で出てきたのだった。AIBOの名前ではなかった頃は若手の人、AIBOが出たばかりの頃は大槻氏、最近はいつも土井氏あるいはぜんぜん別の商品化部隊の人たち、という感じ。それはそれとして、もうちょっと丁寧に開発の過程を追うのかと思ったら、けっこう大ざっぱな構成、つーかロボットには間接的な関係しかない話が多すぎのような。井深大がうなずいた、というのはホントかもしれないけど、じゃあ今の出井はどう思ってるんだ、ということが出てこなかったのが何とも。
    ▼とにかく、かなり話が大ざっぱだったような気がするのは取材の壁だったのだろーか? なんか、全然カンドーできなかった。目覚まし時計で起きて見たのに。
    機動戦士ASIMO。ウケた。
    ▼あちこちの本屋が「夏の100冊」をやっているのに触発されて、「moriyama.com 夏の科学&SF文庫99冊 2003」というリストをつくってみました。帰省や夏休みのお供に如何。
    ▼こんなことやってるヒマがあるなら、という気が確かにするけど。
    ▼「バトロワ2」。いやー、世の中にはパート2を作っちゃいけない作品ってあるよね。
    ▼NE。NECトーキンの「光る道路標識」,圧電変換素子に一工夫
    ▼【ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:9,274。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:22,534。


  • 03.07.26 曇り
  • ▼今はフリーになった科学ジャーナリストの林さんは「理科離れ理科離れとネガティブキャンペーンを張ることはやめよう」とあちこちで言っている。でも現に理科離れ(つーか学問離れ)は進んでいるし、といった具合に僕は林さんとは考え方が違うことが多いのだが(たぶん林さんはこの意見にも「そんなことないよ、森山さん!」と言うに違いない)、確かにそういう面もあるよな、と思わなくもない、と少し感じる今日この頃。
    ▼というのは、毎日新聞の理系白書が分かりやすい例なのだが、苦しそうなんだよね、ああいう記事を読むと。理系が。理系を応援する記事のはずなんだけど、本当に応援してんのかな、と思っちゃうくらい。むしろ、居酒屋で愚痴聞いてやってるだけなんじゃないの、って感じすらしてくる。理系を応援しよう!と言っている毎日新聞の人たちも、眉根をしかめて「これは構造的問題だ!」あるいは「理系のためにできることは……」って感じだし。読者のほうもこれまた何だか深刻な雰囲気の人たちが多いような気がする。
    ▼もし、本当に理系を応援したいのであれば、僕はそれは逆効果にしかならないんじゃないかなと思う。もちろん、理系の待遇改善がどうこうといった話は大事だし、やって頂いたほうが僕らのような人間でもおこぼれをいつかもらえるだろう。でもね、いかにも苦しそうな実態ばっかり報告することのどこが応援歌なのかな。本当に理系を応援したいのであれば、楽しそうに研究や技術開発を行っている人たちをいっぱい紹介すること、研究者達の笑顔を誌面やメディアに登場させることのほうが大事なんじゃないか。笑顔は、他人も楽しい気分にさせる。楽しそうな人のそばには自然とよっていきたくなるもの。そして、彼らの笑顔は別に作り笑顔や苦笑じゃない、ということを僕は知っている。
    ▼理系の世界には「問題だけ」が存在しているわけじゃないのだ。楽しいから理系の世界にいる人も大勢いるのである。
    ▼だから僕は、ネットサイエンス・インタビュー・メールの趣旨に「自分の研究は面白いんだと自信を持って語れる人」と掲げた。ROBO-ONEに肩入れする理由も同じだ。だって、みんな楽しそうなんだもん。
    ▼逆に、楽しさだけを売り物にしてきたから理系についての問題が取り残されたんだ!と言いたい人もいるんだろうな。そう思っている人はそういう立場で仕事をすればいい。僕はそうは思ってないけど。
    ▼ジャーナリストなる職業の人たちは、とにかく批判的に物事を語るのが好きで、しかも自分たちが批判的に捉えている姿勢そのものが正義だと思っているようなところがある。確かに理系から派生する生命倫理や技術倫理そのほかの問題について考えることや、批判的報道は必要だけど、それだけっていうのは何だか違うんじゃないかと感じている。
    ▼僕は、「理系の人が感じている『楽しさ』とは、どんな楽しさなのか」、ということを書いていきたい。何を面白がっているのか、ということを書きたい。それは、まだまだ既存メディアが伝え切れてない部分なんじゃないかと僕は思う。なんていうのかな、プロレスや格闘技でさえ、試合前の宣伝番組では、いかに彼らが物語を背負っているかということを多少演出過剰に紹介するじゃないですか。科学技術の場合も同じなんだけど、背景にある物語が見えないから面白くないんだと思う。
    ▼また、もし理系の待遇改善云々を考えるにしても「理系の人が感じている楽しさ」が何なのか、それが共有されたり理解されたりすることがまず第一に必要なのではないか。たとえば年収をあげてもらいたいのであれば、理系が面白いと感じていることをどうビジネスという側面で評価するのか、あるいはその楽しさをどうビジネスに結びつけるのかといった視点で発想することが必要だし、研究費の問題についても同様だと思う。短期的な視点、長期的な視点、両面で。だから、まずは、何をやっているのか、それのどこが楽しいのか、といったことをきちんと掘り下げていくことが必要なんじゃないか。僕はそう思う。
    ▼で。僕はそれで食べて行かなくちゃいけないライターなわけだから「理系の人がどこを面白がっているかについて書く」ことが、どうすれば日銭に結びつくかを考えなければならない、ということですかね。
    ▼あ。昨日はデジタル出版部会の日だったのか。わすれてた。
    ▼産総研の一般公開&オープンハウスへ。加工技術とか手術ロボットとか人工心臓の可視化とかジュゴンの生態観察用の飛行船とか、地味に面白かった。HRPー2はスペシウム光線のマネをして子供達にウケを取ったそうだ。壁には星雲賞の賞状が(笑)。なおHRP−3はまだ概念設計の段階をぜんぜん出てないそうだ。やっぱりホンダには勝てそうにありません。勝ち負けじゃないけど。
    ▼行きに『小鳥の歌からヒトの言葉へ』(岡ノ谷一夫/岩波科学ライブラリー)、帰りに『深海のパイロット』(藤崎慎吾ほか/光文社新書)を読了。こういう言い方は何なんですが、小説よりもずっと面白いです。
    ▼池袋の本屋でぶらついていたら松谷創一郎に会う。雑誌の今後とか自分たちの今後について雑談して帰宅。
    ▼朝日。厚労省お墨付き食品。でも効き目は曖昧 トクホでガム戦争過熱
    ▼ナウシカのDVDって、通常版以外に王蟲やナウシカのフィギュアが付く奴とか、ナウシカのフィギュアだけの奴とか、色んなバージョンがあるんですね。やれやれ。王蟲は確かに欲しいけどね。ところで、色は大丈夫なのかな?
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  • 03.07.25 曇りのち雨
  • ▼さすがに遊びすぎた。出かける予定を取りやめて仕事する。
    ▼「魔女の宅急便」がTV放送され、同時に「風の谷のナウシカ」のDVDの予約が始まった。
    ▼「日経サイエンス」9月号。特集は「自らを修復するコンピューター」。「読書日記」で書いたことは理系白書シンポで質問したことと同じだけど、あのときにはもうこの原稿は送っていたのだった。昨日も文系と理系という話はしていたのだけど、やっぱり興味持ってないことに興味持ってもらうのは難しいよな。たぶん、無理な部分は無理なのだ。でも、無理じゃない部分もある、ということなのだと思う。
    ▼HotWIRED。体内埋め込み型電気刺激装置による新しい鬱病治療
    ▼HotWIRED。欧州委員会、遺伝子組み換え作物の栽培を許可
    ▼HotWIRED。人間の寿命は何歳まで延びるか――科学者の意見が対立
    ▼CNN。ウィーンで世界初の舌移植手術 拒絶反応もなく安定と
    ▼PC Watch。坂村教授、TRONプロジェクト苦闘の20年を語る 〜特別講演会を開催
    ▼japan.internet.com。ハイテクサングラスで待ち時間に映画を見る 。これ、先日実際に見せてもらったのですが、サングラス部分が本当にショボい。もっといいレンズを使え。それと、HMDってなんでこめかみ側から画面を出すのが多いのかな、と。鼻側から出すほうが、注視するにしろぼーっと眺めるにしろ向いていると思う。
    ▼朝日。脳の神経回路網の制御に欠かせないたんぱく質発見。東大の本間典子助手と廣川信隆教授。「KIF2A」。
    ▼999のテレビ版DVDは完結したのだけど、さらにエイベックスの攻撃は続く。『銀河鉄道999 TV SPECIAL DVD-BOX/時の輪の旅人』。『君は戦士のように生きられるか!!』『永遠の旅人エメラルダス』『君は母のように愛せるか!!』全3話240分収録。
    ▼CMを見ると目に焼き付いてしまう『女子十二楽坊~Beautiful Energy~ 』。amazonで音楽売り上げ一位。ちなみに2位は坂本真綾の『ニコパチ』。女子十二楽坊が出てくる前は一位だった。このへんでアマゾンのユーザー層が分かる。やはりアニメ強し。
    ▼同じくアマゾンが予約受付中、ガンダムUSBメモリ
    ▼フルタ製菓・20世紀漫画家コレクション。「藤子不二雄A」の世界。ドーン。
    ▼朝日。ゲームキューブもタイガースカラーに?!
    ▼朝日。最低賃金で1カ月生活、11人中8人リタイア 千葉労連
    鳩山由紀夫ホームページ。オープニングムービー。みんな見ましょう。
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    ▼【ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:9,276。ROBO-ONE直前特別号を配信。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:22,515。


  • 03.07.24
  • ▼永田町へ。議員会館にて水島広子氏にインタビュー。「細胞工学」用。なーんか、この仕事は微妙な気配になってきた。
    ▼池袋に戻ってウロウロする。夜は飲み会。例によって例の話。いやまー、自分でもそろそろ書かないとヤバイなとは思ってるんですけどね。
    ▼新刊。

    ▼美崎さんは月に一冊本を書いているそうだ。まあそういう仕事のやり方もあるとは思うけど。
    ▼イトーレイネツ。R-I Series YDH-PDS。どこから見てもR-Blue(笑)。たぶん実際にパーツを作っているのも吉村さんでは。
    ▼毎日。[挑む]研究者たちの素顔/1 信州大工学部教授・遠藤守信さん(56)
    ▼東京新聞。都市の潤い屋上緑化 気候への適合、樹種など課題
    ▼朝日。単独航行可能の海中ロボット開発 東大チーム
    ▼朝日。誘うフェロモン、待つのは天敵 ダブル効果で害虫駆除
    ▼朝日。受精卵診断、名古屋市大が承認 9月にも学会へ申請
    ▼毎日。たんぱく質:細胞動かす「アクセル」発見 東大医科研。竹縄忠臣教授ら。WAVE2。
    ▼毎日。cDNA:合成方法の特許を取得 神奈川科学技術アカデミー
    ▼毎日。電子書籍出版に力を入れるインプレス社長の塚本慶一郎さん
    ▼毎日。ネットワーク・ロボット実現へ予算要求 総務省
    ▼BizTech。携帯電話を“ユビキタス・コマンダー”に--メディアスティックが新技術
    ▼HotWIRED。ウェブログで生計を立てるジャーナリスト、成功の秘訣を語る。うーん……。「『いかにしてウェブで金を稼ぐか』についてウェブで書くことで金を稼いでいる」人って、ジャーナリスト?
    ▼NE。ソニーの近距離無線「NFC」、対応LSIが今年中にもお目見え。エンジニアリング・サンプルが今年出荷される。Suicaをタッチ&ゴーさせるように、デバイスとデバイスを軽く触れさせるだけでデータがやりとりできる時代が来年にはやってくるか。
    ▼BizTech。脳の指令で動く車いす開発◇ロイター
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  • 03.07.23 曇りのち雨
  • ▼大暑らしい。でも最高気温22度。三十数年ぶりに涼しいんだとか。
    ▼昨日の「プロジェクトX」についての感想をウェブで散見するに、やっぱり見ないとダメな模様。多摩川(笑)?
    ▼怪しい飲み会に呼んで頂いたので恵比寿へ。「ところでそのインカムは誰としゃべってるんですか?」に爆笑。
    ▼池袋から深夜中距離バスに初めて乗った。帰宅可能時間が延長された。
    ▼ウェブニュータイプ。日本科学未来館・夏休み企画「ロボット GoGO!」 。念のため違うアングルからも撮っておいたんだけど、両方使うとは思わなかった。なぜかfotologにまでリンク張ってもらってる。
    ▼ちなみに、この集合写真のとき、自走して立ち位置に来たのはASIMOと毛利さんだけ。もちろんASIMOは操縦されて、なんだけど、ちゃんと自分でガチョンガチョンと歩いて、方向転換して位置につき、しかも声にあわせて反応してあちこちを見回すので、子供にはもう大人気なわけですよ。こういうところからもASIMOの安定性・信頼性が群を抜いていることが、しみじみ感じられるのだった。ASIMOがすごいということと、他がダメっていうことの両方が……。
    ▼それと、ロボットを見せるためのフォトセッションなのに、ロボットの立ち位置にピンスポットを当てない未来館スタッフの素人ぶりも分かってしまうのだった。
    ▼ナンシー関ベストとも言える『ナンシー関大全』が課題図書の一つとして送られてきたのでパラパラめくってみたのだが、やっぱり賞味期限切れしているのが多い。面白いのもあるんだけど、そもそも言及しているタレントが賞味期限切れしていると、やっぱり微妙なのだった。意外と彼女の文章の賞味期限も短かったということか。もっと普遍的かと思っていたのだが。それと、まとめて読むとすごく女性性みたいなものを感じる。
    ▼電子情報通信学会総合大会・特別講演・田中耕一
    ▼ZDNet。日立ITコンベンションに登場した「ソニーの出井氏」
    ▼ZDNet。Column:「Pentium Mac」待望論。そういう人はWindowsに行けばいいんじゃないかと思う。つーか、Macはもうダメなんじゃないかな。Macユーザーだけどそう思う。少なくとももう、Macを他人に薦められない。そういうものって、ダメでしょ。
    ▼ZDNet。携帯電話が鍵代わり。今度は宅配Boxで登場
    ▼ZDNet。数字で読み解く“携帯”
    ▼ZDNet。官報にデジタルタイムスタンプ、アマノと日立が技術提供
    ▼毎日。デジタル万引き急増し書店大迷惑 カメラ付き携帯悪用の新“犯罪”
    ▼毎日。カメラ付き携帯でそのまま電子商取引 メディアスティック
    ▼@nifty。山岡士郎の家をさがせ! 「アホ力」という言葉が頭に浮かぶ。老人力みたいな奴。
    ▼『科学書新刊NEWS』が登録者数50人を超えた。ありがとうございます>登録者の方々。結局毎日配信しているのだが、内容はまだ思案中。ある日突然、方向を変えるかもしれない。
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  • 03.07.22
  • ▼毎週面白いゲストがやってくる「ミライ」は傭兵の高部正樹氏。8才の子供が自分の部下として配属されたときの話などを至って淡々と。殺したことは、と聞かれて、「実感はありますね」と。映画みたいに敵が見えるわけじゃないから見えない敵と戦っているような感じで、また、死体を見ても別に何とも思わなくなるそうだ。驚いたけど、タダで仕事することも多いのだという。お金だけで命はかけられない、とも。日本人の傭兵の話をしていて「でもみんな死にましたね」と答えたときもなんなんだと思ったけど、「いつか死にまっせ」と言われて「うん」とあっさり答えるのも何だか。やっぱり感覚が変わってくるんだろうなあ。もともと歩兵になりたかったそうだし。「覚悟と気迫を持って自分のやりたいことをやれ」とまとめ。
    メガスターの大平さんのお宅に。取材。
    ▼MSN。地球から望遠鏡で見える星の数は10の21乗X70個=英豪学者
    ▼有楽町に移動。日立ITコンベンション2003。ブラブラ見て回る。やはりミューチップが注目の中心。参加証の名刺にもミューチップが張られ、会場内でリーダーにかざすとなんとかかんとか、といったデモが複数。講演にも興味はあったが、それはパスして定例会議。
    ▼新宿で飲み会。オヤジギャグについて語り合う。
    ▼ZDNet。インデックス、2次元コードを使った展示会入館管理システム
    ▼毎日。特殊ペンで書くと、そのまま入力 日立発売
    国立感染症研究所 感染症情報センターのウェブサイトは、リンクを張るためには許可が必要らしい。しかもその許可をとるためには、規定の書式の申請書を提出しないといけないようだ。申請書をダウンロードしてみると、リンクを張ったページのイメージデータなども添付しないといけないようだ。英語版のサイトを見るとリンクしたければ電話してこいとある。おそるべし、「国立」感染症研究所。国の研究機関がリンク許可制って、いったい何のためにサイトを開設してるんだろうか。
    ▼画像加工用ソフト「Paint Shop Pro」、教員・学校関係者対象のモニタープレゼント実施中
    ▼映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』は、素直に『カリブの海賊』という邦題にしたほうが、人が入るんじゃないか。
    ▼MYCOM PC WEB。【Wireless Japan 2003レポート】家庭用ロボットは人とコミュニケートする - "車検制度"や"免許"も必要? そりゃそうだろ。
    ▼日刊スポーツ。年々低くなっている?日本アルプス。年間最大5ミリで沈降中だという。でも5ミリでしょ。だったら沈降っていうよりも浸食なんじゃないか? それは補正済みなのかな。
    ▼ZAKZAK。浮いてる気分!?透明観覧車がお目見え「チャチャタウン小倉」、国内3例目。むちゃくちゃ乗りたい!
    ▼HotWIRED。視力回復に向けて開発が進む「バイオニック・アイ」
    ▼japan.internet.com。Wozniak 氏がパーソナルワイヤレスシステムを開発中。位置特定システム。
    ▼BizTech。東大、7月31日に医療画像無線伝達の産学連携コンソーシアム設立
    ▼IT Pro。キラー・コンテンツは日替わりメニュー
    ▼BizPlus。想像力より妄想力だ
    ▼BizTech。コンビニの売れ筋を作るツボ--“女心”を狙い撃てるか
    ▼あ、プロジェクトXみるの忘れてた。27日に再放送。
    ▼【ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:9,269。
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  • 03.07.21 曇りときどき小雨
  • ▼『絶え間なき交信の時代』をめくりはじめた。この本も重たい。物理的に。
    巷の評判によれば『磁力と重力の発見』(山本義隆/みすず書房)は読まないといけない本であるらしい。うーん、そうなの? 僕が見たときにはアマゾンでも売り上げランキング5位になっていた。すごい効果だなあ。
    ▼というわけで、ここでも並べてみよう。

    ▼それと新刊。

    ▼「人間型ロボットHRP-2最終成果機(Promet)」が日本SF大会で星雲賞を受賞したとか。でも名義は川田工業で、産総研名義ではなかったそうな。もちろんNEDOでもないみたい。まあ、NEDOはいらないと思うけどさ。
    ▼朝日。たかがトイレ、されどトイレ トイレの応接間化が進行中
    ▼Nature BioNEWS。干し精子 水をかければ30分
    ▼Nature BioNEWS。味を強める物質を発見 塩味、甘味、うまみを増強
    ▼CNET。カメラ付きPDAで、教師の横暴を暴露した生徒に警告-シンガポール。さて、日本ではどうなるか。
    ▼「西原理恵子の人生一年生」。
    ▼PS2用『機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙 (DVD同梱版)』と『新世紀エヴァンゲリオン 綾波育成計画with アスカ補完計画 (初回限定版)』。どちらも予約開始。こうしてオタクが育成されていく。
    自費出版図書館ホームページ。へえ。
    美人の微分方程式 - あなたの写真を美人にしよう -。うーん。微妙。
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  • 03.07.20
  • ▼ありがたいことに登録者数が無事10名を超えたので『科学書新刊NEWS』を創刊。贅肉を削ぎ落として必要な情報だけ配信しようかと思ったけどそれはやめて、余計な「一言」をつけくわえることにした。
    ▼昨日比3倍に伸びた行列を横目に『踊る大捜査線2』。うーむ。今の段階ではあまり言わないほうがいいだろうと思うので詳しい感想は省くが、話がちっこいのが最大の難点か。まあ普通に面白いのは面白いんだけど、期待しすぎているとダメかも。
    ▼新刊。

    ▼東京新聞。恐竜 変わるイメージ 米の2研究者に聞く最新の成果
    ▼東京新聞・地震を知る 「東海・東南海」に備えて<第7回>。防災対策は歴史に学ぶ。名古屋大環境学研究科 安藤雅孝教授
    ▼朝日。理工教育に国際認定 国内の機関、協定加盟へ
    MatrixViewer。JPGを黒バック緑数字のアスキーアートに変換して、それっぽく見せる。
    人の肌に移植する「位置追跡チップ」市販
    ▼国立国会図書館。蔵書印の世界
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  • 03.07.19
  • ▼お台場に。冒険王だかなんだかではなく、未来館のロボットなんとか、という奴に行く。でもなんかちょっと微妙。他の媒体の人たちもガックリしていた。子供たちには大人気だったからいいのか。僕はASIMOのモデルを買った。なかなかよくできてる。
    ▼「踊る〜」を見ようと思ったがすごい行列。というわけで明日にまわして、今日は「リローデッド」をリローデッド。やっぱり細かいところの発見があったり。
    ▼新刊。

    ▼セイコープレシジョン。人と遊べる「エアホッケーロボット改良型」を開発
    ▼CNET。経済産業省の情報家電戦略、e-Lifeイニシアティブとは?
    ▼MYCOM PC WEB。交通渋滞は解消するか? リアルタイム情報による信号制御の実証実験開始
    ▼ZAKZAK。無線でネット高速化を推進−自治体に割り当てへ
    ▼朝日。健康診断でがん見落とし「担当医責任なし」 最高裁判決
    ▼ZAKZAK。仙台は「リトル東京」か「食と自然」の街か。ちょっと面白い。
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  • 03.07.18
  • ▼ワイヤレスジャパンに行く予定だったのだけど、起きたら午後だったのでやめる。
    ▼3年ぶりか4年ぶりに早稲田大学・河合隆史助教授にお会いして、取材。その後居酒屋に移動。主に博士課程の学生さんたち−−インタビュー・メールを研究室選びの参考にしてくれたそうだ−−との話題は、女性が男の部屋に一人で来た場合、それはオッケーということか否かという話。そりゃオッケーってことだろうと思うのは年寄りで、若者感覚ではNGらしい。といった下らない話題で高田馬場の夜は更けていったのだった。馬場はのんびりしてていいなあ。
    携帯電話用メルマガを一つはじめてみました。取りあえず、分かりやすく負担が軽くインセンティブがあるものとして「科学書新刊ニュース」を発行します。アフィリエイトでアマゾンでそのまま購入も可。この日記を毎日見てくれてるような人には不要な情報ですが、携帯に配信するので「書名・書影メモ」として書店店頭で新刊書を探すときにも使ってもらえれば良いんじゃないかなと。PCでも登録できます。
    ▼ただ、URLをつけると読みにくいんだよなー、というわけで、まだ内容については検討中。でもうまい方法が見つからない。仕方ないのかな。
    ▼さっき見たら登録人数:5人だった。10人を超えたあたりで配信開始しようかなと思ってます。
    ▼新刊。

    ▼『深海のパイロット』は、『クリスタルサイレンス』などで知られるSF作家であり、同時にサイエンスライター・遠藤慎一でもある藤崎慎吾によるノンフィクション。本はやっぱり「藤崎」で、ってことなのかな。
    ▼YOMIURI ON-LINE。ロッカーや自宅玄関の鍵はケータイ
    ▼毎日。極小チップが秘めた大きな可能性 本格化するICタグの実証試験
    ▼毎日。有機EL実用化に本腰 携帯やデジカメに採用
    ▼毎日。富士通がモバイル用の画像処理LSI
    ▼毎日。NTTと東大医科学研究所、最先端研究で連携
    ▼毎日。東京都と都内48区市町村、電子自治体を来年度に共同構築。「都区市町村電子自治体共同運営協議会」。
    ▼朝日。喫煙男性はリスク5倍 抗がん剤イレッサの副作用
    ▼朝日。イネの遺伝子3万2千個突き止める 理研など研究チーム
    ▼朝日。インターフェロンのがん作用の仕組み解明 東大教授ら。東京大学・高岡晃教講師と谷口維紹教授。
    ▼朝日。バイオで毛根細胞の増殖促進 新育毛剤、年内にも発売。ライオン。
    ▼朝日。麻薬中毒が痴呆症薬で改善 京都大が動物実験成功。ドネペジルやガランタミンが効くそうだ。中西重忠・京都大教授ら。
    ▼ZDNet。行方不明の子どもを救う分析ソフトウェア「CleaverPath」
    ▼CNET。テクノロジーと人間の関係について科学者らが意見交換
    ▼ASCII24。NEC、電子文書の原本性を保証する『Carassuit原本保管サーバ』を発売
    ▼GAME Watch。バンダイ、バルキリーなどの登場メカを完全再現 PS2「超時空要塞マクロス」を10月に発売
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  • 03.07.17
  • ▼最近はフジテレビの早朝番組「めざビズ」を毎朝見ているのだが、今日は、年収の話題でUFJ総研の人が「ビジネスの立地条件」という話をしていた。同じ能力でも年収に差がつくことが多い、それは「カネに近い業種」ほど年収が高いから。だから自分自身の業態のなかで、できるだけビジネス上の立地条件を良くしていくことが年収アップに繋がるという話。これ、理系の年収云々にあてはめると、意外といろいろ使えるアナロジーだなと思って聞いたのだった。ただ、まとめが、年収はポーカーのチップみたいなものだから、どう使ってゲーム(人生)を送っていくかが大事、年収で人生の価値をはかろうとしないほうがいい、と、いかにも高年収の人がいいそうな話だったのが何ともはや。
    ▼ZDNet。期待通り? 期待ハズレ? JMネットのPDAフォン
    ▼ZDNet。トヨタ「自動車だけのITSから脱却」、デンソー「2010年までには全車がネット化」
    ▼ZDNet。“自販機のホットスポット化計画”とは。うん。将来的には悪くないアイデアだと思うが、まずは公衆電話じゃないのかな。自動販売機は管理面でもいろいろあるし。
    ▼ZDNet。WIRELESS JAPAN 2003:「ユビキタス」の本格普及はあと10年必要
    ▼ZDNet。WIRELESS JAPAN 2003の展示会場で「ケータイ」以外に気になったあれやこれ
    ▼Japan.internet.com。携帯電話の未来像
    愛すダイエット。食べると基礎代謝があがるというふれこみのアイスクリーム。いったい何が入ってるんだろう。是非ダイエッターな人たちに試してもらいたいもの。
    ▼毎日。インターフェロン:抗がん遺伝子の活性化確認
    ▼毎日。新著作権管理システム開発 東芝
    ▼毎日。払い戻し可能な電子マネー「ゲームチェック」 8月1日発売
    ▼MYCOM PC WEB。デジカメはより人間の眼に近づく - ソニーが4色カラーフィルタCCDなど開発
    ▼BB Watch。ソニー、無線LANとBluetoothを内蔵した最小CLIE
    ▼千葉工大・第二回オープンキャンパス。ヒューマノイドロボット「morph」参上!。7月21日(月・祝)。10時からと12時からの2回。高校生以下を対象としたものだそう。
    ▼朝日。倉庫内のドラム缶から放射線、周辺立ち入り禁止に 大阪
    ▼【ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:9,364。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:22,863。ほんとにこれ、削除されているのはエラーアドレスだけなのだろうか……。


  • 03.07.16
  • ▼家で終日寝ていた。ビッグサイトではイベントがあったらしい。行けばよかった。明日か明後日だな。
    ▼晩飯食ってまた寝てたら、腹壊した。餃子があやしい。
    ▼学研から『大人の科学マガジン Vol.2』が届く。こういう路線になったのか。そういや前号の付録のポンポン船も取り出してないや。ナムコの人による遠山式なんとかかんとかについてはこの雑誌に出ている。
    ▼GTに進出してやっぱりつまらなくなってきている『トリビアの泉』に田口善弘さんが登場。久々に拝顔。
    ▼毎日。「WIRELESS JAPAN 2003」開催 東京ビッグサイト
    ▼毎日。自動改札機連動「小田急グーパス」会員2万人突破
    ▼毎日。携帯電話で操作する家電ネット開発 松下電器。ホームネットワーク家電システム「くらしネット」。
    ▼Internet Watch。楽天、カード会社3社とポイントプログラムで提携
    ▼アマゾンのエレクトロニクスストアのまだまだなところは、在庫だけじゃないなあ。デジカメDMC-FZ1用の予備バッテリを買おうと思ったんだけど、わざわざDMW-BM7という商品番号を検索しないといけない。オプションくらいリンクでパッと跳べるようになって欲しい。しかも、いつ配送かも分からないし。結局、ビックカメラで注文……と思ったが、こっちは送料たかいな。
    ▼理研。自発的な行動の中枢を前頭葉に発見 ― 目的が行動を決めるメカニズム ―。以前インタビュー・メールに登場してもらった松元健二さんの成果。でもこのリリースだと何が何だか分かりにくい。要するにどういうことなのか、ということが書かれてないことと、意志のメカニズムに関する話なんだけど一番下の図「自発的行動における情報の流れ」のなかでは意志の「い」の字も出てきてないところあたりがわかりにくさの原因だと思う。まあ、前頭連合野内側部が意志の座ということなんだろうけども、それだけだと何だかね。というわけで、インタビューメールをサブテキストとして推奨します。このへんから後ろを読んでもらうといいんじゃないかと。
    ▼BizTech。経産省がグリッド・ソフトで国家プロジェクトを始動。「ビジネスグリッドコンピューティングプロジェクト」。「Σプロジェクトの過ちは繰り返さない」とわざわざ言ってるあたりがなんとも。
    ▼ZDNet。Wal-Martが「スマートシェルフ」実証実験を中止した背景
    ▼HotWIRED。ネズミの神経細胞が制御するロボットも登場――「ロボット・タレントショー」開催。からくり人形。
    ▼HotWIRED。飛行中の携帯電話使用を可能にするシステムが特許取得
    ▼HotWIRED。女性向けゲーム市場はなぜ存在しないのか?
    ▼HotWIRED。米上院委員会、国防総省のTIAシステムへの予算を認めず
    ▼HotWIRED。米国防総省の『ライフログ』プロジェクト、一部修正してスタート
    ▼HotWIRED。スーパーの顧客情報収集システムをあざ笑うプロジェクト
    ▼HotWIRED。「元気な精子」をシリコンチップで選別
    ▼京都新聞。マンモスの肉片が国内到着 復活プロジェクト本格始動
    ▼朝日。脳卒中治療に指針 臨床試験中の血栓溶解剤強く推奨。それはそれとして、みんながバファリンを飲むようにすれば、だいぶ違うんじゃないかと思うんですけど。表向き、発症前には効かないとされているようだけど。
    ▼日経マネー。戦争に自分の子供が行く。そんな母たちの胸のうち。カレッジ・マネー。
    ▼ZAKZAK。ついにこんなモノまで…タイガースブラ発売 トリンプ、限定500セット
    ▼【ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:9,445。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:23,106。


  • 03.07.15
  • ▼高校時代の同級生Y氏と会う。旧交を温め合う。
    ▼読売。「危険な輸血」2200人分?…日赤年間推計
    ▼毎日。人工骨:チタンで開発、丈夫でよくなじむ 京大と神戸製鋼
    ▼毎日。イネ:遺伝子組み換えで背丈抑え風水害に強い品種 東大で開発
    ▼BizTech。大賀氏、ソニー退職金16億円寄付で揺れる行政と税制
    ▼CNN。ペルーの医師、車用ペンチで脳の手術成功
    ▼日経ナノテクノロジー。初回の府省連携プロジェクトはナノ医療に絞られる
    ▼日経・個の医療。電子カルテにゲノム情報を導入し結核治療の薬剤選択に遺伝子多型を利用
    ▼毎日。国土地理院、ネットで地図を無料公開
    ▼MYCOM PC WEB。知能あるコンピュータ、ペタフロップ実現など、国防総省「HPCS」第2段階へ
    Digital Art Festival東京2003。8月8日(金) 〜 8月17日(日)、パナソニックセンター。
    ▼【ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:9,478。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:23,222。まぐまぐが凄まじい勢いでエラーアドレス処理をやってるみたいで、ガクンガクン減っていく。届いてなかったわけだから気にすることはないのだけど、数字を見るとやっぱりがっくり。


  • 03.07.14
  • ▼講演会が二つほどあったはずだけどめんどくさいのでパス。起きたら4時。のんびりと水戸黄門の再放送を見ながら仕事。
    ▼表の書評ページを更新しなくなってかなり経つが、実はローカルファイルでは更新していたりする。というのは、やっぱり下書きとしてまず一回書いておいたほうが、原稿として書くときにいいから。
    n-Gen Design Machine。デモをDLしてみたが面白い。そこらへんのチョロいデザイナーよりも上。
    ▼第4回ROBO-ONEのエントリーが110を超えたらしい。前大会で人気のマジンガアのサイトもできてる。他にもいろいろサイトを見て回る。なんだかかなり良いのを作っている人たちがいて、楽しみ。
    ▼青空文庫で寺田寅彦のエッセイ「カメラをさげて」を読む。どんな話だっけ、と思ったときにパッと見る分にはウェブが便利。
    ▼新刊。

    ▼朝日。高校生が競う化学オリンピック、初参加の日本は銅2個
    ▼朝日。イネ、草丈低くし倒れにくく 遺伝子操作で成功
    ▼朝日。道産子衛星打ち上げへ通信実験、レーザー映像配信 札幌
    ▼朝日。屋上緑化に本腰、予算増要求へ 税優遇・義務づけも検討
    ▼japan.internet.com。携帯電話、通話もネットコンテンツも「1日1回未満」が利用者の過半数
    ▼農林水産省。「e−むらづくり計画」の策定について−IT活用による農山漁村の活性化−
    ▼HotWIRED。広告にタグを埋め込み、携帯電話に「ハイパーリンク」を送る新技術
    ▼日経ナノテクノロジー。京大の小松研、「分子手術」で次々と新機能材料を開発小松研
    ▼NE。ゴマ粒チップで手ぶら旅行--航空タグの技術研究組合設立へ
    ▼BizTech。モバイルSUICAの事業化に慎重姿勢のJR東日本、みえない投資効果に腐心
    ▼Internet watch。楽天、インフォシークとライコスジャパンを吸収合併
    ▼毎日。凸版印刷がPDA向け「100円コミック」
    MID-TOKYO MAPS。ブロードバンドコンテンツ。
    ▼読売。万引き被害14万件、10年前の倍に。全国の書店の万引き被害は年間300億円、一店平均被害は210万円。ということは、店舗の大小を考えない単純計算だと全国の書店数は1万4300件弱ということになるが、この数字は合ってるのだろうか。ちょっと前まで、全国書店数は2万店強と言われていたと思うのだけど。で、一年あたり1000店が廃業してるとかなんとか言ってたから……。
    ▼ZAKZAK。サンパツ戦国時代
    ▼確かにこの製品はよさそう。(株)ミヤビックスの光沢処理をした液晶保護シートOverLay Brilliant 各種PDA用
    ▼読売。幼児殺人でネット掲載の中一顔写真、教諭が回覧…福島。プリントアウトして、「インターネットによって簡単に人権が侵害されてしまう例として見せた」そうな。
    ▼産経。「アンテナを見せてくれ」NHK職員装い強盗 大阪
    世界最大のコンドーム
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  • 03.07.13
  • ▼深夜にテレビでやっていた「レナードの朝」を見てしまう。この映画はもう何度も見た、というかDVDも持っているのだが、やっぱり見てしまう。そして同じところで同じように反応する自分がいる。アマゾンで検索したところ、廉価版が近日中に出るようだ。最近は知らない人もいるようなので一応リンクしておくと、原作は『レナードの朝』(オリバー・サックス/ハヤカワ文庫)。
    ▼ヒマヒマとは言っても仕事はある。仕事もしないといけないのだけど、なんだかやる気がせず、仕事に関係ない原稿を書こうと試みたり、ゴソゴソしたりする。
    ▼新刊。

    ▼毎日[理系白書]私の提言 読者からも多彩な意見
    ▼有料のネット媒体がイマイチ盛り上がらない理由は、有料の本とか雑誌とかと違って、そもそも刊行されていることそのものにも気づかれにくく、人が集まる「場」足り得ないからだと思う。本の場合、たとえ売り上げが5000部であっても、その本が出たことを知る人や、書店店頭でパラパラとめくってみたりする人は、もっと桁が違う数で存在する。それが「場」になるんだと思う。だが、ネットの有料コンテンツだと、なかなかそういうことができない。だから作っているほうも何だかおもしろみが感じられない。結果、やめてしまうか無料になってしまうのだと思う。
    ▼朝日。理研、主任研究員に年俸制導入へ 業績を給与に反映。退職金も廃止、年俸制に。
    ▼Nature BioNews。医学 :1日1錠で丈夫な心臓  既存の薬を寄せ集めただけなのに..
    ▼Nature BioNews。医学 :移植子宮からマウスが誕生 新しい不妊治療法になる?
    ▼ZAKZAK。世界最大のキツツキ、“絶滅”と発表 全長60センチ、テイオウキツツキ
    ▼『ジュラシック・パークをつくろう!』。WindowsXP用ゲームだが、かなり興味惹かれるものがありますな。
    ▼朝日。「夏休みの自由研究に」 売れ残りゲームを無料放出 。三菱マテリアル資源開発(株)がつくった金鉱探しゲームソフト『インゴット79』。「『学生たちが地学の楽しさに目覚めるきっかけになれば』と、体験リポートの提出を条件に無料での提供を決めた」そうで、学生・教職員限定。三菱マテリアル資源開発のサイトから申し込みできる。
    ▼中日新聞。一宮商の女子高生が中古パソコン店 起業家育成施設で12日オープン
    ▼産経。触法少年 大阪府5年連続ワースト1
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  • 03.07.12
  • ▼半年で23kg減量、驚異のアニメダイエットで話題を振りまいているしばたさんらと飲み会。実際に会うのは一年ぶり、「骨格が変わってるんですよ!」とか「会っても誰だか分かりませんでした」とか聞いていたので期待していたのだが、しばたさんはやっぱりしばたさんで、確かに痩せてはいたが、外見にはあまり変化がなかった。つーか、人の印象はそういうところでは実はあまり変わらないのだな、この年になると。で、内面のほうが変化していたかどうかはご想像におまかせ。あ、またしばたさんに「森山ムカつく」とか言われそう(笑)。一部で有名な某プラモお姉さんにも初めてお目にかかりました。
    ▼朝までコースかなと思っていたのだけど、意外とあっさり終了。正しい時間に帰宅。
    高橋留美子劇場原作を絶対に超えられないと思うのだけど、確かにあれでいいのかもしれない。
    ▼CNN。遺伝子組み換えの光る観賞魚、今月にも米市場へ。クラゲの遺伝子を組み込んだ「ナイト・パール」という発光するゼブラフィッシュが一般市場に出回るそうだ。台湾企業タイコン社によるもので「緑がかった蛍光色に光る「TK-1」に続き、赤色に光る「TK-2」を、来年にも出荷したいと話している。その後、2色を組み合わせた「TK-3」の開発も計画している」とのこと。すごいニュース。これまた本家に写真がある。ネタもとはM.Kamadaのきょうの日記
    ▼で、朝日では同じ奴が国内でも販売されているという報道。朝日:遺伝子組み換えの「光るメダカ」、台湾から輸入・販売 。日本の輸入代理店はアズージャパン社。商品名は「エメラルドフィッシュ」。たしかに綺麗だ。googleで検索すると、実際に販売しているショップが引っかかる。販売価格は6000円くらいのようだ。なお、産卵はするが受精しないので繁殖は無理とされているが、全くできないのかどうかはどうなんだろう。
    ▼検索して分かったのだが、先月の「フィッシュマガジン」という専門雑誌が報じたのが最初らしい。
    ▼ZDNet。携帯にセンサーがいっぱい〜加速度からUVまで。ネタとして先を越された感じ。ちっ。補足すると、STONEの話のなかで触れたような、ユーザーコンテキストの把握のために携帯電話が使われるんじゃないかということ。一足飛びにそこへ行くとは思えないけど、どっちにせよ内蔵カメラがメガピクセルになっちゃった時点で手ぶれ補正が必要だから加速時センサは必要。
    ▼毎日。長崎男児殺害:別人の顔写真出回る 携帯電話のメールで転送 。いまそこにある機器、じゃなくて危機としての携帯電話。
    ▼NHKプロジェクトX「誕生 夢のロボット(仮)」7月22日(火)。ほほう。AIBOの話とか。取りあえず見たい。某さんたちも出演するのでしょうか?
    ▼朝日。女性の平均寿命、85歳超える 厚労省まとめ
    ▼朝日。“世界の頭脳”と対決 数学五輪、東京で開幕
    ▼日経。イオン、210万画素で1万円切るデジタルカメラ
    欽ちゃんの仮装大賞でマトリックス・ピンポン。必見。
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  • 03.07.11 一時雨
  • ▼『環境危機をあおってはいけない』は、重たいので持ち歩いてない。家ではあまり本を読まないので、必然的に後回しになる。それでも200ページくらいは読んだんだけど、ちょっと飽きてきた、というか先が見えてきたせいでストップ中。なんか、この調子でずーっと最後まで続くのかなあと思うと少々つかれる。面白いことは面白いんだけどね。分厚くても軽い、翔泳社チックなつくりにすればいいのに、やっぱり重たい本にしてしまうあたりが文藝春秋か。この本の値段が高いのは、多分、翻訳権料が高かったのだろうと推測。
    ▼朝日。「親は市中引き回しで打ち首に」 青少年育成推進本部・鴻池副本部長。法治国家という言葉の意味を知らないらしい人がまた出現。
    ▼あの事件の犯人は、人間を分解してみたくて仕方なかったんじゃないかと推測。
    安田ママさんが触れてくれたのでついでに書いておくと、「ニュータイプ」のあのコラムの依頼が来て、引き受けたあと、正直、何を書けばいいのか、かなり迷った。迷った結果、アニメ雑誌ということはあまり気にせず、普通に科学コラムを書くことにした。というのは、あの雑誌の主要読者は中学生〜高校生らしいのだが、僕がそのくらいの年だったときにも、雑誌のなかにポツンとなんだかヘンなことを書いている人というのはやっぱりいて、それが逆に、強く印象に残った記憶があるから。そういうものに限って、なんだか忘れなかったりする。別に毎回読んでくれなくてもいい。たまたま目にとめてくれたときに、たまたまどこかしら心に引っかかる。そんなことがあるといいなと思っている。ま、どうせ期間限定なので、もうちょっとネタを絞って書いたほうがいいのかもしれないんだけど。
    ▼『ドシロウト』に四日市工業高校の生徒さんたちが登場。相撲ロボットを披露。この番組のすごいところは、本当に素人の人が出てくるのにちゃんと間が持っているところだ。ところが、最後の最後でいきなり映らなくなり「しばらくお待ち下さい」のなんだろう君がでてきた。放送事故だ。久しぶりに見た。ということで思い出したが、昔はやたら「しばらくお待ち下さい」って出ていたような。
    ▼CNN。宇宙最古130億年前に誕生の惑星確認
    ▼新文化。日販のリブロ買収について
    ▼読売。コンビニ販売「置き薬」並み求める
    ▼朝日。子供の脳:テレビゲームの影響などで報告書 文科省検討会
    ▼HotWIRED。身体に触れるだけでガンを見つける魔法の杖
    ▼HotWIRED。不法行為を誘発する『シムズオンライン』の仮想空間
    ▼HotWIRED。日本やアジア諸国で、カメラ付き携帯による「電子万引き」や盗撮が増加
    ▼HotWIRED。ユーロ紙幣に偽造防止用RFIDタグ? 懸念されるプライバシー
    ▼HotWIRED。世界の無線IDタグ市場、2008年に31億ドル規模へ
    ▼ZDNet。RFIDバブル崩壊の前兆? 「スマート棚」実験がお蔵入り。「日経コンピュータ」が報じていたように、店頭で実際にやったらあまりうまくいかなかったからだろう。バックヤードでもっと経験を積むべきだという判断が下されたんだろうな。
    ▼毎日。カード発行枚数は300万枚 住基ネット
    ▼ITニュース。ホンダ、日米独に研究拠点――人工知能など開発
    ▼Game Watch。バンダイ、7月19日「BANDAI MUSEUM」オープン 1/1ザク・ヘッドやガンダムの胸像など迫力の展示が満載
    ▼PC Watch。気分はマイノリティ・リポート? 〜グローブ型ゲームインターフェイス「P5」試用レポート。俺も、これは「マイノリティ・リポート」よりも「JM」だと思う。もっと「マイノリティ・リポート」っぽいことができるデバイスが他にあるし。
    ▼『プラネテス』オフィシャルサイト。NHKが制作費を全額負担しているわけじゃないので、独自ドメインサイトになっている、ということなのかな。原作『プラネテス』はサンライズのノリじゃないと思うんだけど、出来はどうだろう。
    ▼日刊スポーツ。タトゥー、ギャラなし出演します
    ▼『ラブハロ! 矢口真里DVD』。なんかすごいっすね。
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    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:23,775。


  • 03.07.10 小雨
  • ▼森山和道の「ヒトと機械の境界面」3次元GISがもたらすVR技術の可能性。というか、VRやGISはどういうものか、というか。
    ▼文系理系の区別があるかどうかといった話はとりあえずおいといて。一般の人には研究者たちは、ずっと「部活動」をやっているように見えてるんじゃないか、と思うことがある。最近、実際の中学校や高校では絶滅の危機に瀕していると聞く科学部とか科学サークルのように、だ。で、科学部の人たちって何やってんだろう、と思われているんじゃないかなと感じることがある。たまにだけど。「理系の犯罪」といった形で理系を捉える風潮とかには、そういう空気を感じるのだ。また逆に、研究所が一般公開で、まるで高校の文化祭のときに化学部が石鹸作りをしたり天文部が手作りプラネタリウムを公開したりするような感じの展示をやってるときにも、やっぱりそう感じる。なんか、どっちもどっちのレベルで、理系のイメージを作っていってるような気がする。
    ▼刑罰の重さがときどき問題になる。法律が想定しなかったような事件が起きるからだ。だったら、例外的な事件が起きたときには、ある審議過程を経れば「例外」だと認められるようにすればいいんじゃないかと思うんだけど。「例外」を「例外」として法のなかに取り込むことはできないのかなあ。特に「新潟監禁事件」とか見てるとそう思う。
    ▼朝日。ウナギの稚魚育てることに成功 養殖研、完全養殖に道。(独)水産総合研究センター養殖研究所のウナギ種苗研究チーム長の田中秀樹氏らが世界ではじめて成功。これまでどうしても変態しなかったが、餌を変えたり飼育装置を変えたり努力を続けた。
    ▼その養殖研究所も一般公開があるようだ。三重なのでさすがに無理か。仕事になれば行きますが。
    ▼MycomPC Web。ロボット宇宙飛行士「Robonaut」をNASAが開発 - 一足先に火星を目指す。『ロボサピエンス』に出てる、上半身だけの奴。
    ▼ZDNet。三井住友カードとMS、ICカードを使ったセキュアネットワーク接続サービスで連携
    ▼ZDNet。サイトにAmazonの機能を取り込めるサービスを開始
    ▼BizTech。電動2輪車「セグウェイ」が東京・原宿の街を走る動画もある。微妙……。ていうか、現在のスペックでは、やっぱり筑波とか、ああいう街向きだと思う。筑波の歩道ならばセグウェイが突っ走っても何の問題もなさそうだし。東京では不向き。産総研があれを50台くらい買えばいいんだよ。来客用にさー。マジで。玄関入って10分も歩かないと着かないんだから。しかもバス停から入り口まで10分くらいかかるわけで、バス停にあれを10台くらいおいといてほしい。
    ▼そういや、工学院大学に以前取材に行ったときには、広報の人が運転する電動カートでキャンパス内を移動したんですよ。あんな感じで使えばいいんじゃないのかなあ。
    ▼日経ナノテクノロジー。文科省のH16年度ナノテク関連概算要求、新規性に乏しいとの意見が
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  • 03.07.09
  • ▼ずっと前から思っていたことなのだが、筑紫哲也が「NEWS23」の最後に「今日はこんなところです」と言うあれ。あれが嫌いだ。あれは彼のニュース報道というか世の中の出来事に対する姿勢のあらわれでもあるような気がする。どんなニュースがあろうと「今日はこんなところです」。それが彼という人間なのだろうな、という気がするのである。
    士郎正宗氏メール・インタビュー。『攻殻機動隊1.5』発売記念。
    ▼凸版印刷。デュアルバンド対応のRFIDオリジナルチップを開発 チップ供給から周辺システムまでRFID事業のトータルサポートを開始
    ▼毎日。世界の無線IDタグ市場、08年に31億ドル規模へ 米社調査
    ▼毎日。「携帯」で地上波デジタル NECが試作機公開へ
    特区、電子タグを提案、県、新規に2構想、通信距離長く―木更津港、廃棄物管理にも。 千葉は「電子タグ活用流通特区」になるか。
    ▼BizTech。タクシー、IT武器に囲い込みに走る。ICカードを使う「Km CAB CARDサービス」。
    ▼日経ヘルス。患者の医療記録を全米で電子化、米国で計画
    ▼日経ヘルス。子宮移植が2、3年後に実現の見込み
    ▼産総研。オープンハウス2003 ―人間・環境調和型高度産業技術の創造―。7月26日(土)9:00〜16:00。同時開催:つくばセンター 一般公開 “君に伝えたいサイエンスDNA”。これは行くべきかな。
    ▼朝日。89国立大法人、来春に誕生 9日に法案成立へ
    ▼朝日。東大産学共同センター教授、科研費を流用の疑い
    ▼朝日。ファクスにデジカメ搭載、取り外して撮影可 シャープ
    ▼朝日。膨張続ける「海老沢NHK」 会長に再任、3期目へ
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  • 03.07.08 曇りのち雨
  • ▼国土交通省・交通政策研究所主催の「次世代交通フォーラム・インターナショナル」へ。SuicaやオクトパスカードなどICカードの話。今日もせっせとシグマリオンでメモを取ったが、3日も続けて日記が長いと自分でもウザいので、アップはやめておく。読みたい人はメールくれれば送ります。
    ▼総務省は、住基カード発行経費やシステム費用を特別交付税で支援すると言っていたが、朝日新聞によると、今度は住基カードの券面に広告を入れてもいいと市町村に言っているそうだ。なんだか迷走しまくってる。
    ▼CNN。頭部分離手術の双子が死亡 シンガポール。成人として初の頭部離断手術は、二人とも死亡の結果に終わった。普通に記者会見でしゃべっていた様子が放送されていただけに、やっぱりショック。
    ▼タクシーが病院の敷地内で暴走し、二人の老人をはねて死亡させるという事故が発生。運転手(73才)は、慌ててしまって記憶がないと言っているそうだ。73才。
    ▼新刊。

    ▼Naure BioNEWS。生理学 :「おやすみなさい」と私の遺伝子は言う 朝型人間、夜型人間はPer3遺伝子の長さで決まる?
    ▼Naure BioNEWS。ゲノム科学 :口に500種、膣に500種 DNA解読で体内細菌を調べ上げる
    ▼東京新聞。ヒトゲノム完全解読の先は… 個別医療へ応用を
    ▼東京新聞。『統合失調症』への改名から1年 告知率アップ 治療の助けに。「分裂」を「統合失調」と裏返しただけなのに。そういうものなのか。
    ▼東京新聞。地震を知る 「東海・東南海」に備えて<第6回> 地盤の違いにご注意。名古屋大災害対策室 飛田潤助教授。こちらは第5回、『電子ナマズ』に期待
    ▼PC Watch。富士通、PC用美容分析パッケージ「肌チェキ V01」〜USBデジタルスコープを同梱
    ▼ZDNet。ガンダムデザインのUSBフラッシュメモリ。こんなのがデザイン?
    ▼ZDNet。地方にブロードバンドを呼ぶ方法
    ▼毎日。NTT、電子透かしで携帯から簡単にアクセス
    ▼毎日。愛・地球博会場内輸送にトヨタのIMTS導入 正式発表
    ▼Internet Watch。ACCESS、ICカードとPDA端末を利用したSSLクライアント認証システムを開発
    ▼Internet Watch。JR東日本、駅ビル情報を提供する携帯サイト「ケータイ駅パラ」開設
    ▼HotWIRED。『アニメエキスポ』で熱い注目を集める日本アニメ
    ▼HotWIRED。米国防総省、全車両の追跡・分析システム開発に着手
    ▼HotWIRED。市民が政府を監視しかえすウェブサイトが登場
    ▼HotWIRED。『ザ・シムズ』を自己表現ツールに:アルバム機能で物語を創作
    ▼HotWIRED。英研究チーム、太陽系にそっくりの恒星系を発見
    ▼BizTech。「下水処理場」が「水再生センター」に、都の名称公募
    ▼産経。マンモス発掘に調査団派遣 愛知万博に向け。中心メンバーはなぜか餌取章男。それは違うでしょ、いくらなんでも。
    ▼産経。下水にガソリン捨て爆発 一緒にたばこもポイ
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  • 03.07.07 小雨
  • 昨日の日記が長いのは、単に講演中にシグマリオンでメモを取っていたから。今までは紙に書いていたわけだけど、机のあるああいう講演会ならば、メモを打つのも簡単。家に帰ってしたのはタグつけだけ。
    ▼もう一つは、記事としてどこかに書かせてもらえる見込みがまずないから。つーか、僕みたいな奴にとって問題なのは、ああいうシンポジウムの記事を書かせてくれる媒体が全然ないことですね。同業の人も会場にはいたけど、記事を書く、という人はいなかった。今回のは毎日新聞には出るだろうけど、他にはどんなところに出るのか? たぶんほとんどないと思う。これを敢えて一般化すると、理系白書やそれに関連するような問題を掘り下げて、読者と一緒に考えたい、と思ってる雑誌媒体がないということかな。
    ▼今は、科学書の著者が来日しても、そのインタビューを載せる媒体がない。だから結局、新聞だけになってしまう。で、ご存じのとおり新聞は甘噛み媒体なので、突っ込みは甘い。科学雑誌、科学媒体そのものがやせ細ってしまってるので、こういうことになってしまう。なお僕は、一般の人の関心を喚起するためには、甘噛みはマイナスだと思う。そんな記事はするーっと読み飛ばされる、というか、読まれもしないだけ。理系の問題に、理系以外の人が興味を持ってくれると未だに期待している人は甘いと思う。ライターの問題にライター以外の人が興味を持たないのと同様に、世の中の人はだいたい、自分のことにしか興味がないのですよ。
    ▼というわけで今日も記事を書く媒体がなく、シグマリオンでメモを取ったので、長い。
    この人に教えてもらって未来館で「七夕トークショー『宇宙と夢』」。出席者はモノマガジン編集長・土井輝彦、海洋堂専務取締役・宮脇修一、毛利館長、岡田斗司夫、タカラの佐藤慶太社長の5人。
    ▼まずは出席者が子供のころの夢、七夕の思い出を述べた。毛利さんは「北海道生まれ北海道育ちの私は七夕がどうして7月7日なんだと思っていた。短冊も竹じゃなくて柳につるすものだった」と語った。タカラの佐藤慶太社長は短冊に何かを書いたことはないが、博士に、特にロボットつくりの博士になりたいと考えていたという。
    海洋堂の宮脇修一専務は、当時の少年雑誌は宇宙一色で、宇宙パイロットと書くのが当たり前、そう書かないと逆に恥ずかしいという感じだったという。
    ▼宇宙や七夕に関する面白い言い伝えはありますかと聞かれて、岡田氏は、中世のころはヨーロッパには星の記録はあまりなくて、東洋がベースになっているといった話を披露した。そのほか、子供のころに、遠くの星を見るとということは過去を見ることだと知って感動を覚えたそうだ。
    ▼次にトークは月やアポロをテーマにしたものに移った。岡田氏は例のアポロは月に行ってない問題についてわざわざふれ、反論した。毛利氏は、岡田氏のインタビュー(たぶん、司会の女性を見切ったんだと思う)にこたえて、宇宙の暗さや宇宙酔い、食べるときの注意などについてふれた。もう聞きなれた話ではあるが、たぶん、生で聞かせることに意味があるんだろうと思う。次にあがる野口宇宙飛行士がラーメンを持っていく話にも。岡田さんがこの話を知らないようだったのは減点ポイント(知らないふりしたのかもしれないけど)。
    ▼宮脇専務は、宇宙での色をどう塗ればリアルなのかということを質問した。模型屋さんらしくグッド。太陽光なら少しオレンジがかった色に見えるのかという質問に対して、白いものであれば、色はとにかく真っ白だと答える毛利さん。自分の目がすごく良くなたように感じるそうだ。というわけで、はっきり塗るのがリアルということになりそうだ。
    ▼トークショーといっても未来館にとっては基本的には10月に行われる宇宙飛行士会議のための宣伝イベントなので、パンパンとあっさり進行していく。次のテーマは未来。
    ▼65年より前に生まれた子供はみんな宇宙に憧れる傾向があると岡田氏。宇宙に対して、上へというよりも時間軸上の未来への憧れもあったという。宮脇専務は模型屋さんが昔はもっといっぱいあって、小学校一つあったら5,6個あったそうだ。当時は模型をつくりながらリアルに模型を作りながら、どうして三段なんだとか、このタンクはどうしてここにあるのかといったことを考えていたという、昔は啓蒙媒体も多く、情報が多かった。今は衰退している。理科の心、科学の心を持った子供が昔は多かったという。「三角プリズムを見ただけでワクワクしますよね。最近はそういう教育をしてないんだけど、イカンですよ」と岡田氏も同意した。
    ▼毛利氏は火星をシンボル展示に移しながら、6万年ぶりの火星大接近とか、現在の火星探査についてふれた。
    ▼で、なぜかいきなりドラえもんになり、昔は携帯電話も夢だったけど、将来はいろんなことが可能になるかもしれない、過去いろんな夢があったけど、実現した。未来の夢も実現するんだ、と毛利さんが話をまとめた。
    世界宇宙飛行士会議は10月12日から17日までの会期で開かれる。16日にはコミュニティデーがあり、札幌、青森、花巻、東京、岐阜、三重、広島、高知、下関、北九州、鹿児島など11都市で宇宙飛行士との交流会が開かれる予定で、9人の日本人宇宙飛行士がそれぞれ一箇所づつつくそうだ。バズ・オルドリンほか数十人の宇宙飛行士を招待し、何を目的に宇宙に行き、宇宙で何を学んだのか、直接語ってもらいたいという。いろんな文化背景を持って宇宙へ行った人たちの話が聞ける貴重な機会だ。
    ▼なお出席者には食玩としてまもなく登場する「王立科学博物館」のフィギュアが記念品として一個ずつ配られる。「宇宙への憧れ」をテーマに岡田氏がプロデュースしたもの。製作は当然海洋堂で、全8種類。そのうち二つはガラス製の地球儀と月球儀で、衛星写真が七宝焼でプリントされているんだそうだ。子供よりも、「お金を持った大きなお友達」に受けることは間違いない。ていうか、俺もこれはコンプリートを目指すよ、きっと。
    王立科学博物館 王立科学博物館 王立科学博物館
    王立科学博物館より

    ▼なお、あとで岡田さんに聞いたところ、江藤さんと松浦さんがライターとして監修、執筆しているそうなので、そっち方面の人のウケもいいんじゃないかと思う。特に江藤チェックがバッチリ効いているそうだ。
    ▼「王立科学博物館」について、科学や理系に対してリスペクトする気持ちを育んでもらいたい、科学は夢を実現してくれるものだなあということを感じて欲しいとモノマガジン編集長。なお「モノマガジン」からは、王立科学博物館の特別号が出る。当然、限定板フィギュア付き。8月2日発売予定。王立科学博物館そのものは8月18日から発売される。280円。
    ▼というわけで、タカラの記者会見&トークショウは以上。しかし、こういうネタを持ち込める科学雑誌がないのはやっぱりどうかと思うよ。思いませんか?
    ▼今日は他に用事がない。ついでなので不審船を見物した。生々しいね。新橋で演歌の流れる中華料理屋で飯食ったあと、新刊チェックして帰宅。
    ▼新刊。

    ▼確かに、なぜ泣きやむのかは、考えると不思議だ。
    ▼ところで『ユークリッドの窓』が面白い。『フェルマーの最終定理』を訳した青木薫氏が訳しているのだけど、最初はなんだかとっつきにくいなあと感じた。でも一度流れに乗ると、非常に面白い。この本に書かれているような、数学の本当に面白いところや、意義を、中学三年生くらいか、あるいは高校一年くらいのときに聞いていたなら、多少は人生が変わったのだろうか。
    ▼BizTech。無料の常識覆し読者獲得「TOKYO HEADLINE」
    ▼NE。ゴマ粒チップを巡り、東大・坂村氏と慶大・村井氏が対談。やっぱり、バーコード・インフラと組み合わせて、どううまく使っていくかが鍵になると思う。
    ▼BizTech。ラウムに見るトヨタ流ユニバーサルデザイン開発術
    ▼BizTech。北大など、乳酸発酵を利用した即席中華麺を開発中
    ▼BizTech。経産省「大学発ベンチャー調査」、今後2年間に約460社設立が目標に
    ▼BizTech。理研、糖尿病治療薬「アクトス」の副作用のSNPs解析に着手
    AIST Today 2003.07 VOL.3 No.7
    ▼産総研。本格研究シンポジウム。7月14日。東京国際交流館 プラザ平成 国際交流会議場(3階)。「抽象から具体へ」とあるけど、その割にはシンポのタイトルそのものが抽象的。
    ▼窓の杜。デスクトップ上に移動可能な仮想3D空間を設置できる「3DNA Desktop」が公開。遊びとしては面白い。
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  • 03.07.06 一時小雨
  • ▼眠くてだりーな、と思っていたのだが、やっぱり出かける。
    ▼毎日ホールにて「『理系白書』シンポジウム 〜理系は報われているか〜」。書籍の刊行記念シンポではあるものの、異例の人数の200人以上が参加。だいぶ毛色のかわった今回のシンポはNPO「サイエンス・コミュニケーション」が協力して行われた。もともとあの連載は、理系人にエールを送ろうということで始まったとのこと。で、聞きっぱなしでいいのかということでシンポをやろうとなった、と毎日の人がまず長々と挨拶した。以下、シグマリオンでメモを取ったので、長文だがおおざっぱに紹介する。文章になっていないところもありますが、あまり気にしないように。
    ▼まず連載キャップだった元村有希子氏が、なぜ連載をはじめたのかという話から紹介をはじめた。研究を紹介するなかで、日本にはすごい人がいるのになぜ表に出てきてないんだろう、科学技術の研究をやっているひとが世間から隠されている、あるいは自分から隠れているんじゃないかという視点で、問題提起型の連載をやっていこうということで、ああなったんだそうだ。あとは連載の内容の話と、誰それにあってこう感じた、という話。まず中村修二氏に会って、技術者観が変わったんだという。
    ▼僕はふーん、と思った。なんとなくわかったのは、元村氏は、いわゆる「理系」に対して、かなり古いタイプの考え方を持っている人だな、ということ。この辺は世代の差なのかなあ。僕には技術者や科学者がカネの話をしようが、あるいは博士を持っていても食えない人が山ほどいようが、あまり不思議でもないし驚きもない。
    ▼そのあと元村氏は、理系の人の持つ好奇心に取材している側も引きずられる、魅力を感じる、文系に対してはそこはあまりない、いまの理科離れは好奇心離れなんじゃないか、といった話をした。あとはノーベル賞の田中さんは癒し系じゃなくてスパルタ系、理系をもっと社会が報いる社会にするためにはどうすればいいのか、といった問題提起をしてまとめた。
    ▼このあとは、まず教育の話へと続いた。
    ▼教育の話は東大の浅島誠氏が行った。教育指導要領が自由を奪っているとか、まあそんな話。「学ばなかったことの弊害」は取り返しがつかないと。やる気や好奇心を育てることが重要だとか、人間の評価に多様性が必要だということ。子供のときにトキを一回だけ見たことがあるという話のほうが印象に残った。やっぱり自分の経験の話じゃないと。教師の影響はすごく大きいとか。見てるんだけど見えてないものを教えてくれる先生は大事だね、確かに。良い先生に子供が出会えるようにどうすべきかという質問には、具体的にと聞かれていたのに、先生に投資をすべきだといった抽象的な話しか出てこなかった。まあそりゃそうだわな。日本というシステムのなかで教育が良くなるためにどうすればいいかと言われても困るよなあ。
    ▼こどものころに何があったかという質問が突然、キリンビールの横向慶子氏にふられた。この人は「午後の紅茶」の味を決めた人。そのほかはオールモルトビール<素材厳選>とか。研究者へと続く道として、漬物の量とか、梅干がどういう状態だとどうつかるのかといったことを親がノートにとっていたとか、ヘンな実験もどきみたいことを親がやらせたとか、そういうことが影響しているのかなとこたえた。
    ▼これに関連して女子の理科嫌いは先生が決めているんじゃないかと言われたことがある、と元村氏。それに対して東京薬科大学の深見希代子教授が、たとえばミミズを女の子がさわると変な子だと思われることが多い、そんなことがあるのかなと答えた。マウス実験とか。深見氏自身は数学や化学が好きで、子供のころから千葉県の田舎で育った。自然がたくさんあって、木の実を潰してみたりすると、その色が手に残るものと残らないものがある。あるいは服についたときに困るもの困らないものがある。そういう感覚が自然に培われてきた。それが高校くらいになると染色できるんだとわかってくる。大学だとそういう化合物があるからこうなるんだと繋がってくる。だから小学校では最後まで答えが出なくてもいい、こういうものがあるんだ、面白いなという感覚、経験が必要なんじゃないか。
    ▼横向氏も男兄弟のなかで育ち、モンシロチョウやカブトムシを卵から育てていた、子供のころにどれだけ自然に触れるのかが大事、たとえば月の観察とか。大学に入って味覚の研究をしたけど、舌の切断面を見たときに「ああ、こんなふうになってるからあんなふうに感じたんだな」と実感した。だから子供のときに何に興味を持ったかはかなり繋がっている。で、林さんが良いものは先送りしちゃだめで、早く経験したほうがいいとかなんとか。有本健男・文部科学省大臣官房審議官が、文系の人をどう巻き込むのかといった話をふった。そこからもっと深くいけばいいんじゃないかと思ったんだけど。
    ▼ここで会場にいた東大の松田教授に話がふられた。松田氏は、はじめから理系、という人しか理系にこない、文系にたまたま来ちゃった人のなかにも理系マインドを持つ優秀な人がいる、そういう人を救えないのは日本の損失だといった話をした。で、教養をしっかりやるべきだと。
    ▼それに対して深見氏が、文系理系の区別といった話を踏まえつつ、大学に入ったときに早く専門を勉強したいと思った、だから専門を学んだあとに自分は向いてないと思ったら方向転換できるシステム、いまは修正が効かないことが問題なんじゃないか、いろんな選択肢を設定したほうがいいんじゃないかと述べた。いっぽう松田氏は生物を学ばずに医学部に来る学生の話をして、反論した。だから高校までに教養が身についているのならばいいけど、いまの初等中等教育の状況では、専門教育をする下地すらできてないから、いきなり専門教育は無理じゃないかと述べた。あるいは、はじめから専門教育をしたいならば、そういう専門の大学を設置したり、あるいはスイッチングしやすくすることは重要だ、と。
    ▼次に博士と理系の人の活用という話。まずは文部科学省の有本氏が、世界中で科学者の質と量の確保に懸命になっている、この理系白書のシンポジウムは非常にタイムリーだ、科学技術基本計画第二期が動き出し競争的資金やらなんやらで大学の中は工事現場のようになっている、今年から人材育成確保を目玉とした第3期の策定が始まる云々と述べた。で、アメリカの西海岸方面にいる人たちが、研究労働者と化していて、教育を行われていないーーつまりちょっとずれると何も知らない連中が多いといった日本の現状を憂いているとか、アメリカは研究者を自前育成すべきだという考え方で国が動き始めつつあるとか、理系の多様な職業、たとえばマネージメント・オブ・テクノロジーみたいな仕事を増やしていくことが必要だと述べた。
    ▼横向氏は、理系人らしさってなんなんだろうということを考えながら日々研究している、データに基づいてここが問題が有ると考えるとか、そこかなという話。企業人は出口が明確で、ドクターを持ってはいるが、論文よりも商品開発が大事、その出口のために何をすべきかを考える。以前は基礎研究をやっていて、いまはマーケティングをやっている立場から、企業の中で文系理系は単なる役割分担で区別はない、不得意な部分は不得意としてやらないといけないのでチームワーク力が必要。優れた人は自分の得意な部分だけではなくいろんなことができるもの。理系のなかには、こだわりが固執になっている人がいる。やはりヘンな言い方だけど「人間力」がベースになる。文系理系をいつ分けていくか 世界史をやってなくて海外に留学したで苦労した。
    ▼会社のなかでプロジェクトとして研究を進めていくなかではチームワーク力と人間力がとにかく大事。丁稚奉公で研究の知識や経験を踏まえないといけない、それも大事なんだけど、そのなかで人間力や表現力がどこか遅れをとったんじゃないかという印象を否めない。企業ではいまジェネラリストが求められている。専門を持って、ビジョンを持ち、なおかつ幅広い人。それぞれの個性に応じてそれぞれの未来が開かれていけば。アメリカ留学したときに、自分がやってることに対する発言の責任、自己主張、イエスノウをはっきり言うこと、はじめたことは最後まできちんとやることを学んだけど、その責任みたいなものをどう教育で教えるのか。そこは分からない。会社の中では出口がはっきりしている。研究では論文だけど。文系理系、わけることも必要じゃないかもしれない。小さいときから能力を発揮している人は、理系英才教育でも良いんじゃないか、たとえばアーティストみたいに。そういう人が伸びていく制度と、フレキシビリティが社会に必要。
    ▼もっと自分の可能性の領域を広げていくことはできるはずだけど、自分の枠組みに固執しがちだと思う 自分もそうだけど。隣の分野や違うこともやってみたほうがいいんじゃないか
    ▼元村氏がデータの補足をした。理系人が使いにくいという話のデータの補足。55%が専門分野以外の対応力がない、51%が基礎への偏重、28%がチームワーク性のなさを指摘しているデータがある。国家一種には理系が55%いるが、審議官クラスになると非常に少ない。
    ▼有本氏が、人口減少社会の中でどう研究者の人的資源を確保するのかが問題だと発言。研究者が研究以外の職業に出ていくことは、アメリカの例を見ても明らかだが、研究者崩れとみて馬鹿にする、了見の狭い人が多い、そういう風土はなくしていきたい。でも具体的にどうなくしていくのかは表明されず。
    ▼会場からの質問一件。つくばにある企業研究所の人。モティベーションの上げ方。世界のサイエンスはどこにあるのかと常に考えること。野球みたいに、毎日、サイエンスの現場を報道してくれたらと思う。
    ▼目標の設定がどこにあるのか。
    ▼休憩後、深見氏から女性研究者の話へ。女性だからということで差別を感じたことはないとのこと。この4月から大学を移って(前職は東京大学医科学研)、助手を採用する立場になった。どういう人がほしいかを考えた。仕事の面で優秀であることが第一。変人でもなんでもいいから仕事でブレイクスルーできる人。それから良く働いてくれる人。実験科学は労力がものをいう面もある。また、下が見習える人でなければならない。研究と教育が大学院では重要になるので、教育では雑務能力も必要とされる。総合点としてこれが高いことが重要。バランスではない。大学院生の中から選ぶことができる。生き延びるためにこういう条件が必要。
    ▼そのあと講師や助教授となると、もっといろんな要素が必要。プロジェクトのリーダーになれること。リーダーになれる資格、資質。いろいろな能力において女性はどこが違うのかどこが優れているのか。本質的には変わらないと思う。ただし、実験中心なので、労働時間が少ないのはマイナスになる。子育てだろうが遊びだろうが変わらない そのデメリットをどうカバーするのか。そこが問題
    ▼たとえば雑用、チームワークの構成力は女性のほうが上なんじゃないか。また違う分野に参入するときの柔軟性も。では問題になることは何か。女性にはプロ意識がそこし少ないんじゃないかと思う。たとえば両立できますかという人が多い、両立は難しい。ただ、はじめから結婚をするから腰かけ的にはやって欲しくない。一人でも生きていくんだという姿勢をもって、男女という垣根を超えて、重要なことはプロ意識、目的意識をもってつらぬいていく、必死になる。そうすれば、たとえ人とのコミュニケーションが嫌いでもやらざるをえない。知識に対する貪欲さも生まれてくる。
    ▼まとめ・男女観の考え方の違い、小さなところではたくさんある。でも男女、理系文系よりも、個人としての能力を高めていくことが重要だ。
    ▼次に科学コミュニケーションについて林さんが述べた。理科離れの原因は科学の外に求めていてはいけない、科学そのものが変わらなければならない。科学リテラシーの質が問われているが、それにまだ答えられていない。科学と科学教育が変わらなければならない。知的好奇心の安売り、知識の切り売り、わかりやすく記事を書くのではなく、魅力的に書かなければならない。また科学者の科学離れ、つまり自分の分野以外への興味が低い。
    ▼アメリカの記事は長い。日本の新聞記事は正確かもしれないが堅苦しくて短い。グールドが面白いエッセイを書くための秘訣として原典にあたる、結びつきそうにないものを結びつけるといったことを揚げていることを例として説明。科学イベントの例:ゲノム広場。研究者が一般の人に説明。分かりやすいよりも本格的で難しいけどもなるほどと思われることを言うのが重要。研究者にとっても、わかりやすく一般に説明することは、自分たちの研究に自覚的になることを要求されるので良い影響をもたらす。
    ▼林さんによれば、ヨーロッパで読まれている科学雑誌「P.M.」は、多方向のコミュニケーションに役立つ編集方針になっているという。昔は市民に知識がないから教えてあげようという形だったが、いまはそういう封建主義、啓蒙主義的なやりかたではダメ。
    ▼これまで科学雑誌を科学者に売る努力を出版社もしてこなかった。
    ▼横向氏が、研究室でどうしてドクターに残らないのと聞かれてお嫁に行きたい、と答えたんだけど、結局嫁に行かず、ドクターをとったという話を披露。自分がやりたいことをやるのに男も女もないだろう、ということ。ただし、「女性はやはり途中でやめることが多いです」とのこと。普段は個人個人の事情で、女性を一般化して欲しくないと言っているのだけど。社会として女性を生かす方向に。 子供を育てながら社会で働く人は苦労している。アメリカは大学の中に保育所がある。社会全体が、女性性、出産する性をサポートする仕組みが欲しい。
    ▼元宮氏。新聞記者も女性がマイノリティ。14%女性記者。女性障害者外国人はマイノリティ。マイノリティにやさしくできるかどうかは社会の実力。数は力なので、ふんばって頑張ることも重要。
    ▼浅島研では4割は女性 世界に目を向けている。それは男女はない。ただし、職がない。この問題にも、やはり男女はない。女性がどうこうではなく、どういう能力を持っているかが重要。女性であってもプロ意識があれば大丈夫。大学ではそういう面は変わりつつある。保育所も東大では作ろうと思っている。
    ▼ドクター修士あわせて3割は女性。99年、ブタペスト。世界科学者会議があった。21世紀の科学の責務は、知識の生産だけではなく、社会に対してどう活用するのか、といった宣言を採択した。海外ではその哲学にのっとって、動きができている。日本でもやがて動く。国だけじゃない、あるいは地域に対して科学者がどう貢献するのか。世界を見ているだけでは大学や研究所も生き残れない。
    ▼深見氏から、ただし子育てでいったんやめるという選択肢もあっていい。子育てを閉塞感あるものとしてとってほしくない。実際わたしは楽しかったし発見があった。仕事を続ける自由、やめる自由。もっとフレキシブルに流動性が高くなれば、選択肢が広がってくれたらもっとハッピーになれるんじゃないかなと思います。
    ▼ここで一時的に、会場からの質問。科学マーケットが60万人いるのに現実問題雑誌が売れないのはどうしてか、という質問など。僕の質問票も読まれた。僕が聞いたのは、理系白書の内容は「いわゆる理系」には興味を持たれているが、それ以外の人に興味を持たれないとあまり意味がないのではないか、「いわゆる理系」以外の人が興味を持つためにはどうすればいいと思っているのか、経験を交えて答えてくれないかというもの。特に毎日新聞の方に。これに対して毎日の人はだいたい以下のように答えた。いわゆる理系以外の人から、なんであんなのやってるのと言われることもある、確かにそういう現状はある。だから、まず起点としてそこを捉えるのが理系白書だった。ただ、理系以外から興味を持たれていない、壁がある、この壁は『バカの壁』以上に大きいのかもしれない。だからこそ理系が声をあげる場所として理系白書をつくった。これからは広げていきたい。第2弾、第3弾も考えている。今後いろんなことを展開していきたい。だいたいこんな感じ。
    ▼ちょっと自分の質問を補足しておく。たとえば理系の相対的低待遇問題。もし低待遇が問題だ、と思っているのならば、それを理系の中だけでいろいろ言っていても、価値観を共有している人たちの間で結束力が高まるという利点はあるけど、やっぱ仕方ないわけで、人事とか総務とか社長とかに声がしっかり届かないと意味がない。そのためにはどういう努力が必要なのか、できれば経験を交えて具体的に、ということだったのだけど、「経験を交えて」の部分は飛ばされてしまったのだった。
    ▼文部科学省の有本氏は、人文系を巻き込んでいくためにどういうことをやるかということの例として、上野の科博でやっている大江戸博物なんとかかんとかを例にあげた。こういう動きには二つの意味が有るとのこと。まず第一に、歴史は人文系に関心を持たれる。第2に、理系の人にとってはルーツ探りを実物を見ながら考えることができる。連面と継承されてきた日本のモノ作りを見て理系も元気が出るんだ、と述べた。
    ▼以下は会場から質問や意見。小中高の教育に民間企業をもっとやったらとか、専科担任を小学校に入れたらどうかといった教育に関する意見が多かったらしい。小学校の中に理科の先生は6%しかいないそうだから、小学生の素朴な疑問を理科的にきちんと受け止めて導ける人は少ないんだろうな。科研費から学生が給料をもらえない問題も指摘された。
    ▼質問の合間に。プランを練って、戦略をたてて、周囲を説得してプロジェクトを完遂する。そのトレーニングが大学の中でも必要なんだろうけど、具体的にどこで?
    ▼元ニュートン編集者で今はフリーでやってる西村さん?が、理系と文系の区別は必要ですかとの指摘。高校生から理系文系に分けられるけど、そこに必然性はあるのか、両方やらせてもいいんじゃないか。みたいな意見。
    ▼僕に言わせれば、結局、なるようにしかならないので、そんなのはどうでもいいんじゃないかと思う。僕自身、高校時代は理数科だったが、3年のときには文系クラスにいた。で、そこからなぜか理学部に行ってしまった。で、いまは文系?の仕事をしている。人はなるようにしかならない。
    ▼同じく会場からの指摘。これは毎日の記者の人なのだろうか? 文系支配という問題の立て方でいいのだろうか。むしろ研究者という枠で考えれば、文系理系はないんじゃないか。むしろ問題は官僚の支配じゃないのか。たとえば文学部出身が支配しているかというとそうじゃない。社会学部の人が支配しているかというと、やっぱりそうじゃない。だから文系理系という対立軸はおかしいと思うという話。
    ▼自分の座標軸を持って、ときどきそれを確認することが大切だと有本氏が言っていたが、それは確かにそのとおりだと思う。自分はいまどういう枠組みのなかでどこにいて、どこへ行こうとしているのかということを考えておいたほうがいい。でないといざというときに力が出ない、と言っていた。
    ▼最後に挨拶をみんながして終わり。「際(きわ)」、接点のところで何かが起こるという横向氏が言っていたことが印象に残った。浅島氏が理系の人の将来についてもっとシステムが必要だと言っていたのはまあそのとおりか。
    ▼なお、テープ起こしではないので不正確な部分もあるかも。おおむねこんな感じでした。
    ▼ROBO-ONEの人たちのウェブを見ると、着々と色々進行しているようで、8月が楽しみ楽しみ。
    ▼キャラを変えて二周目やってた『ENTER THE MATRIX』終了。日々の楽しみが一つ減ってしまった。
    廃校リニューアル
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  • 03.07.05
  • ▼六本木ヒルズにてGISカンファレンス2003
    ▼「ターミネーター3」を先行で見る。なるほど。
    ▼京都新聞。太陽系そっくり?の惑星発見  国際科学者チーム
    ▼週刊医学界新聞〔座談会〕現代の不妊治療をめぐって(荒木重雄,福田貴美子,浜崎京子)
    ▼ZDNet。いよいよ花開くか、小型ワイヤレスセンサー。これ、あれでしょ? 海外の記事は針小棒大に書くのがうまいというか、日本の記事が地味というか。確かに未来は明るいと思うけど。
    ▼ZAKZAK。次世代ロケット「GX」、“太り過ぎ”だった! 800キロオーバー、懸命の“減量”
    USBフラッシュメモリ「阪神タイガースドライブ」発売開始!。「公認」だそうです。
    ▼スポニチアネックス。チェッコリCD化決定
    王立科学博物館 〜第一展示場:月とその彼方〜。食玩。これですか。
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  • 03.07.04
  • ▼朝日。月光を頼りに曲がらぬ歩み フンコロガシの秘密明らかに
    ▼朝日。禁煙失敗、遺伝子の影響大 慶大チームが解明
    ▼HotWIRED。インターネット上で触覚を共有できる『ハプティック技術』
    ▼HotWIRED。ナノテクで、50インチ型平面ディスプレーを低価格・高画質で実現
    ▼HotWIRED。EU、表示とひきかえに新たな遺伝子組み換え食品輸入を認める法案を承認
    ▼HotWIRED。抗生物質の代替として期待されるバクテリオファージ療法
    ▼ZDNet。 N+I 2003 TOKYOの展示会場で「こんなもん見つけました」。やっぱり行ったほうが良かったな。失敗。
    ▼BizTech。三菱商事、化粧品関連会社を設立。ナノテク化粧品材料研究開発会社で社名が「ビタミンC60バイオリサーチ」。
    ▼BizTech。自治体も「コスト感覚からは無縁」ではいられない時代に 〜ABC(活動基準原価計算)で行政サービスの“価格”を可視化〜 。「図書館の貸し出しコスト」は書籍代より高い、だそうで。
    μ-LabSatワークショップ 小型衛星の発展を目指して 日本科学未来館。7/14日。
    ▼ZAKZAK。地球の反対側まで2時間!極超音速無人機 米国防総省が25年までに実現へ
    ▼毎日。コンセントに差し込んでLAN構築の「ネバーワイヤーUSB」
    ▼毎日。GPS携帯による位置情報サービス開始
    ▼INTERNET Watch。ケーブル無し、無線だけで過疎の村のブロードバンド化に成功
    ▼朝日。変身する大型雑貨店 コスト減迫られ成長・拡大路線に影
    国土情報ウェブマッピングシステム(試作版)
    情報通信白書
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  • 03.07.03 曇りのち雨
  • 空間情報シンポジウム2003。ふむ。松屋の人の話が一番面白かったな。
    ▼「さくら出版→まんだらけ・生原稿流出事件」がついに普通のニュース番組にも登場。出版業界はいい加減なんだってことの一つの現れのこの事件だけど、どういうふうに決着するのかな? 漫画家もさ、山本直樹みたいに全部データにしちゃえばいいんじゃないの。
    ▼新刊。

    ▼俺もトリビア普及委員会に入りたい。ところでこれ、なんで講談社?
    ▼『人は悲しみで死ぬ動物である』はトンデモっぽい感じ。がっかり。『紙への挑戦 電子ペーパー』は学者の書いた机上の空論って感じ。もうちょっと深い考察があるかと期待したのに。これも違う意味でがっくり。
    ▼JCBが「アマゾンでJCBカードを使えば500円引きキャンペーン」をやっている。
    ▼BizTech。超小型衛星の打ち上げ成功が意味するもの。松浦さんのコメント。逆にアマチュア無線の人が迷惑がったりはしないのかな。安いのはデジカメ搭載してるだけだから、とかそういう要因もいろいろあると思うんだけど。
    ▼BizTech。5mも飛び出す眼鏡不要の立体視、東大が実証
    ▼BizTech。イノベーター:テクノロジ解説「ユビキタス時代のID技術」
    ▼ZDNet。日本のグリッドコンピューティング研究開発拠点が本格稼動を開始
    ▼ZDNet。携帯の液晶がスピーカーに
    ▼日本工業新聞。他人の流暢な英語を自分の声に変換、奈良先端大が新ソフト
    ▼日本工業新聞。電子ペン、ペーパー技術を融合、日立が手書き入力サービス
    ▼毎日。産業廃棄物の不法投棄をGPSで監視 富士山クラブの渡辺豊博事務局長
    ▼CNN。正体不明の巨大生物、謎深まる チリで本格調査へ。写真が本家にあります。でかいタコみたいに見えますが。
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  • 03.07.02
  • ▼深夜にFNSドキュメンタリー大賞「誰が命を救うのか 〜揺れる医師法17条〜」。なんでこんのが夜中に放送されてしまうのかな。
    ▼「VIEW Suica」が来た。
    ▼ペンギンがVでパワーアップということになっているものの、実際にはこのカードはVIEWにSuicaが付いたカードだ。SuicaにVIEWが付いたカードではない。つまり、Vにペンギンがくっついたというのが本当のところなのである。以前、僕が取材したときにはJR東日本では「仰るとおり、SuicaにVIEWを付けるというのも検討しました」と言っていた。そのときはイマイチ納得できなくて、どうしてSuicaにVIEWという形にしないんだろ、と思っていたのだが、ま、VIEWにSuicaっていうほうが、将来性はあるわな。
    ▼たとえばいま、VISAやマスターが色んなカードに付いているように(あれもVISAやMASTERに百貨店の会員機能がくっついているのではない。その逆だ)、Suica機能が色んなカードに付くことになるのだろう。Suicaカードに色んな機能が相乗りするというよりは、むしろ、「Suica」という機能が色々なカード(あるいはタグを内蔵したデバイス)にくっつくんだろう。最近はそう思うようになった。モバイルSuicaなんかも、そんな文脈で考えたほうが良さそうだ。カードを配りたい事業者にとって、Suicaはオマケとしてなかなか魅力的かもしれない。オマケにしてはコストが高いが、Suicaがくっついていればいつも携帯してもらえる可能性が高いからだ。
    ▼そうなると、交通はカードのキラーアプリ、という言い方はあまり正しくないのかもしれない。交通は確かにキラーアプリだが、その機能があちこちに「感染」するのかもしれない。RFIDに乗って。以前は、交通系カードに色んな機能が吸収されるのでは、と考えていたのだけど、そうじゃないんだろうな。定期券が色んな機能を吸収するのではなく、どうしてもカードとしての形を帯びる必要があるものに、交通カード機能が吸収される可能性のほうが高い。実物のVIEW Suicaを眺めながら、そんなことを思った。いまは3つチップが乗ったカードもあるそうだし。
    ▼それと、忘れていたけど面倒な点もやはりあって、たとえばクレジットカードの期限が切れるときに、まだバリューがチャージされていたらどうなるのか、といったこともQ&Aとして掲載されていた。なるほどなあ、そういわれるとそうだなあとか。カードの期限切れにどう対応するのか、あるいはカードの期限切れという問題そのものをどうするのかといったことも、今後の課題になりそうだ。
    鈴鹿8耐のサイトに仮面ライダーチームの詳細がアップされている。
    ▼サントリー。人間メディア「モニターマン」がサントリーCFをオンエア ― 日本初!“ヘルメットTV”を使った広告プロモーション ―
    ▼CNET。一流ジャーナリストに「神」と書かせるGoogleのオーラ
    ▼京都新聞。遺伝子の違い15%  ヒトとチンパンジー 。こういうのってあまり意味がないと思うんですけど。
    ▼アマゾンの電化製品ショップは、コジマとかビックカメラやヨドバシとか、ああいうところと提携すればいいのに、と思いますよ。アマゾンのインタフェースでビックカメラが使えるのならば、僕は問題なし。
    ▼神鋼電機。超低価格、画期的な風力発電装置 垂直軸風車を利用した家庭用小型風力発電装置を開発
    ▼朝日。割に合わない技術書作り。技術書とあるけど、科学書も同じ。
    ▼SPring8。クォーク5個から出来ている新しい粒子(新バリオン)発見 −SPring-8の世界最高エネルギーのレーザー電子光を使って検出−
    ▼ZAKZAK。GPSを使い、電離層の揺らぎで津波を観測 国際共同研究チームが成功。面白い。
    ▼ZAKZAK。ブラックバス→「お買い物券」に引き換えへ リリース禁止の定着狙う−滋賀。で、ブラックバスはどうなるのだろう? 唐揚げとか? ZAKZAKっぽいオチが欲しかった。ちなみにお買い物券っていうのは「ノーリリースありがとう券」という地域通貨らしい。あっさりと「お買い物券」と書かれちゃって(笑)。
    ▼GAME Watch。SF映画「スター・ウォーズ」を題材にした史上最大規模のMMORPG、満を持して発売! 「Star Wars Galaxies Empire Divided」
    ▼HotWIRED。人間の胎児から採取した卵胞の培養研究、不妊治療への適用に賛否両論
    ▼ZDNet。フリービット、携帯電話を活用したIPv6実験
    ▼ZDNet。カメラがもたらす“携帯にUSB”
    ▼INTERNET Watch。ミュージシャンら83人、RIAAへ音楽愛好家の処罰に反対する公開書簡を送付。面白い。でもJASRACとかRIAAのおかげで生活できてる音楽家の人のほうが圧倒的に多いのが現実だと思う。
    ▼ところで、大宅文庫は雑誌を保存してそれをコピーさせることで儲けているわけだけど、元の記事を書いた著作権者には何の断りもない。そのへん、どうなってるんだろう? 図書館扱いだから問題ないってことなのかなあ。でもあそこは普通の図書館とは明らかに違うと思うんだけど。誰か試しに訴えてみたらどうなるんだろう。僕は全く利用しないし。
    ▼チョロQモーターズ。がんばれ、阪神タイガース!限定77台、阪神タイガースQi(キューノ)登場!! 限定77台。車体に希望の背番号を入れられる。京都観光のニュースとも合わせて、なんか楽しそうで羨ましいですな、この会社。
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    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:23,992。今週はヒートシンクが目玉商品だそうで。


  • 03.07.01 曇りのち小雨
  • アマゾン・エレクトロニクス・ストア登場。iPodとか売ってる。シグマリオンは未入荷扱い。取りあえずヘッドフォンでも買ってみようかと思って検索してみたが「まだまだだね」って感じ。今ネットで売れる家電はハードディスクレコーダーなんじゃないのかなと思うのだけど、そういう発想もないみたい。コクーンは売ってるみたいだが。しかし、いきなりユーズド・エレクトロニクスストアまで設置するとは。
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    ▼今月は非常に分かりやすい。いまだに「ゾウの耳はなぜ大きい?」が売れているのは意外といえば意外だが。

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    ▼なぜか下巻だけ遅れて刊行されるらしいピンカーの『心の仕組み』。
    ▼ソニーを扱った『ガイアの夜明け』を見ていたら眠くなり、そのまま爆睡。起きたらふかわりょうが踊っていた。
    ▼ポンとCDを置いただけで音が聞こえるっていうアイデアを上から提供されたのに、結局ああいうアプローチになってしまうあたりに、いまのソニーの人たちの発想の限界があるような気がした。あんなのギミックが凝ってるだけのただのプレイヤーじゃん。確かに家に一台あると面白いけど。ベストとは思わないが、ソニーCSLに以前いた増井さんらが作った、RFID付きのCDケースをポンと置くとMP3が演奏される「PlayStand」っていう奴とか、ああいう感じの、もうちょっと変わったことをやってほしいような。
    ▼10月に公開される「リーグ・オブ・レジェンド」っていう映画が面白そう。ショーン・コネリー主演。
    ▼ASCII24。2005年、世界の秋葉原が変わる!電気街に出現する超高層マンションの実態は?
    ▼ZDNet。次世代コミュニケーションデバイス:鍋。このタイトルはどうでもいいが、紹介されているブツは面白い。でも記事だとモックなのか動作するモノなのか、これまた区別がつきにくい。
    ▼ZDNet。ケータイの多目的化は止まらない
    ▼Japan.internet.com。バーコード読み取り機能付き携帯電話で情報収集活動は積極化
    ▼INTERNET Watch。国立情報学研究所、グリッド研究開発のプロジェクトを開始
    ▼毎日。ロケット:学生の手作り衛星、宇宙へ 東大と東工大
    ▼朝日。帯状、筋状の雲くっきりと 超高精度の天気予報図。地球シミュレータがようやく一般人に分かりやすい成果を出し始めたか。
    ▼朝日。東海地震の第一人者、浜岡原発「極めて危険」
    ▼朝日。統合失調症、発症関連の遺伝子発見 治療薬開発に光。MITの利根川進教授や宮川剛・元主任研究員(現京都大助教授)らが発見。
    ▼朝日。日本版スペースシャトル実験機が滑空試験 着陸時に破損。NASDAの高速飛行実証のページ。
    ▼朝日の記事はあっというまに見られなくなるので、なんとかしたいのだけど。科学ニュース専門サイト、日本では立ち上がらないかな。
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