NetScience Interview Mail
2002/08/01 Vol.196
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【江守 正多(えもり・せいた)@地球フロンティア研究システム モデル統合化領域 研究員(独立行政法人 国立環境研究所より出向中)】

 研究:地球温暖化のシミュレーション
 著書:なし
   しいていうと、学生のときにバイトでやった「マルチメディアフラクタル画像圧縮(トッパン)」(共訳)

○地球温暖化シミュレーションの研究をしている、江守正多さんのお話です。つい最近、横浜に<地球シミュレータ>という世界最速のコンピュータが完成したことをご存じの方も多いと思いますが、江守さんらは、そのユーザーの一人です。実際に地球温暖化問題に携わっている研究者自身はどんな考えでどういう風に研究をすすめているのか。その一端が伝わればと思います。(編集部)



…前号から続く (第7回)

[20: 気温は人為的な理由で上がっている]

科学技術ソフトウェア
データベース

○僕とかは、そこら辺が一番素朴な疑問としてあるんですよ今、平均気温は上がってるといわれていますよね。基本的にどのモデルでも、そして実際の観測値でも上がってますと。
 その上がってるのは本当に人間の活動によるものなのかどうか。その判断はどうやってつけているのか。IPCCが問題にしているというかあいまいに書いているのは、結局そこじゃないですか。
 それは本当に人間の活動によるものなのか、それとも地球の自然の揺らぎなのか、どちらかはなかなかわかりませんということが大前提としてあるわけですよね。その中で、今、気象のシミュレーションをやっていらっしゃる方というのは、どういうふうにお考えなのか知りたいんです。

■それは、人為的な理由で上がっていると多くの人は思っています。
 今回1995年のIPCCから2001年のIPCCで少しトーンが上がったんですけど、1995年は、疑えない証拠がいくつかあるとかないとか、なんか非常にあいまいな難しい言い方をしていたのが、2001年ではもうちょっと「新たに確実な証拠がたくさん見つかった」みたいな、そういう言い方になっていて、まあ、多くの専門家はやはり人為的だと思ってるんだと思います。

○なるほど。

■さっき言ったそのイギリスのグループが過去百数十年の計算をしたときに、過去の自然の外力、例えば火山の噴火と太陽活動の変化だけを外力として与えてやって、気候モデルを走らせたときには、どんなに初期値を変えて何度もやっても、やはりここ100年で0.7度とかの上がり方というのは出てこなかったわけですよね。
 そこに温室効果気体の最近の増加と、エアロゾルを入れてやるとピタリと合うというので、それが今回のIPCCのレポートでは、温暖化は人為的な影響によるものであるというのを説得しようとする、一つの目玉になってるんですけれどもね。
 それもさっき言った、こういうところまで合うかどうかというのは、自然変動の問題が出てくるけれども、全体として上がっているというのは、そういう言い方でまちがいではないんじゃないかなと思います。

○江守さんご自身もそう思っている?

■そうですね。中にはいろいろなことを言う人がいて、アメリカの有名なリンツェンという人とか……

○『ニューズウィーク』か何かに載ってた人ですか。

■ええ。『ニューズウィーク』に日傘差して載ってた人です。彼は相当頭のいいというか、気象学でりっぱな研究をされた方ですが、温暖化は本当かわからないと。ただ、その人の言い方も読んでみると、しないと言っているわけじゃないんですよね。かつ、今までの変動が人為的ではなかったと言っているわけでもなくて、これから先すごく上がるかというと、あるこういうフィードバックが効くとすれば、そんなに上がらない、1度ぐらいで済むよと。

○日傘効果とかがどのくらい効くか分からないからですか。

■ええ、「ある雲のフィードバックが働けば、非常に小さくて済むんじゃないかと思うよ」と言っているようなので、それほど極端な意見ではないです。ただ、それが1度なのか3度なのかというのはやっぱり、産業界に与える影響は大きいですから、どうしても非常にセンセーショナルになるとは思いますけど。

○基本的なトレンドというか、漠然とした傾向はみんなそんなにずれていないと思うんですけど、その幅がまるっきり違いますよね。特に僕らみたいな一般人からすると。

[21: 「日傘効果」と「温室効果」]

○その辺は今後――、地球シミュレータにしろなんにしろ、気象シミュレーションが役割として期待されているのは結局そこら辺なんだと思いますけど、その辺についてはどういうふうに思いますか?

■例えば、将来予測で1度上がるのか5度上がるのかということですか?

○ええ。その変動の予測の幅っていうのは細かくシミュレーションをやっていけば、きっちりと狭まっていくもんなんですか。

■そこは難しいんですよね。つまり、我々も今非常に頑張ってやってるところなんですが、モデルをさっき言ったパラメタ化を少し変えると、例えば3度上がるか5度上がるか、ぐらいというのはすぐに変わってきちゃうんですよね。
 一番今、難しいのは雲なんですけど。雲のフィードバックというのは温暖化すると──雲というのはもともと「日傘効果」と「温室効果」の両方を持っていると。もちろん太陽を遮る「日傘」はすぐわかると思いますけど、曇った夜の翌朝が暖かいのは温室効果で、晴れていると放射冷却で寒いというのはみんなよく知っていると思います。
 それで温暖化すると、どういう場所にどういう高さの雲がどういう厚さで増えるか、減るかというのまでわからないと、例えば日傘効果が勝つのか温室効果が勝つのか、あるいはその空間分布はどうなるのかというのはわからないですよね。

○暖かくなっちゃうのは、最悪の場合はどの辺にどういう雲が来ると暖かくなっちゃうんですか?

■我々の計算では――これはちょっと我々のモデルの癖なのかもしれないですけど、温暖化したときに亜熱帯の低い雲が減ると温暖化は加速して、増えると温暖化を抑制するという結果になってます。
 低い雲というのは温室効果はほとんどないんですよ。温室効果は高い雲ほどあって、それは高い雲の方が高いところは温度が低いので、低い温度で宇宙に熱放射をしますから。地面の温度との差額の分だけ、大雑把にいうと、温室効果がある。低い雲というのは、ほとんど地面と変わらない温度で熱放射しますので、温室効果はほとんどない、ところが日傘効果は大きいと。そういう雲が増えるか、減るかでずいぶん違うというのは、最近我々がちょっと試行錯誤しているところなんですけれども。

○なるほど。

■我々がモデルをよくしようと思って、パラメタ化を改良しようとしたときに、今の気候と雲の分布とかが合うように、パラメタを決めたりとかUnknownなやつをちょっと調節したりするわけじゃないですか。それが将来どうなるかというのはやっぱりわからないわけですし、このパラメタにしたときに、今の分布にはすごく合ってるけど、将来は信じられないぐらい温度が上がっちゃうよとか、それはもしかしたらパラメタ化の仮定自体がおかしいのかもしれないし。
まあ、ほかのグループも程度の差こそあれ、そういうものだと思うんですよね。

○それはやっぱりもともと気象シミュレーションというか、気象そのものが不安定だからそういうふうになるんですか? パラメタをちょっといじくるとガラッと変わっちゃうというのは。

■雲のフィードバックに関していうと、ある意味でそうですね。
 「不安定」という言い方を言っていいかわからないですけれども、敏感度を大きく変える要素である雲のパラメタというのが、モデルの中で一番自信がないところであると。
 どこもそうだと言ったのは、世界のいくつかグループがあって、我々だけ試行錯誤しているのかというと、たぶんそうじゃなくて。
 これはこの間、真鍋先生が来たときに話したんですけど、昔、真鍋先生のグループのモデルというのは温度が上がり過ぎるといわれていたんですね。CO2を2倍に固定してずっと計算すると、3.5度ぐらい今より上がるんですよ。そのモデルで計算すると、過去百数十年のトレンドに合わないんですよ、上がり過ぎちゃう。それはおかしいと言って、イギリスのグループなんかはもっとその雲をいろいろいじったり何かして、ちょうど過去百数十年のトレンドが合うように2倍になったときの感度が、1.5度とかそれぐらいになるように、モデルを調節したらしいんです。
 ところがそのあとになって、そのイギリスのグループ自身が、エアロゾルの効果を入れないと合わないと言い出した。エアロゾルは地球を冷やすので、温室効果気体のみの効果としてはもっと上がっていいんだということもあって、彼らはせっかく1.5度に調節したやつを調節し直して、温室効果気体だけだとちょうど真鍋先生が最初にやった3.5度ぐらい上がるというふうに調節し直して、それでエアロゾルを入れるとちょうど合うと。

○アインシュタインの宇宙定数みたいな話ですね。

■みたいですね。まさに。

[22: モデルと感度]

○いつも気象の話の本とか読んでいて思うんですけど、「風が吹けば桶屋が儲かる」みたいな話が多いですよね(笑)。いろいろなものが絡み合ってくると当然そうなるのかもしれませんけど、どうしてそういうことになるんでしょう。
 そんなこと当たり前だろと思うかもしれませんが、つまり僕が聞きたいのは、こっちをちょっと変えると結果は大きくガラガラッと変わっちゃうというのが多いような気がするんですよ。でも現実の気象というのはそういうふうにはあんまりなっていないじゃないですか。まあ、なっていると取られていらっしゃるのかもしれませんが、その辺の感覚はどうなんでしょうか。

■ガラガラッと変わっているかどうかというのは――実際そう、ガラガラッと変わっているわけでもないと思うんですよね。
 要は、気候システムというか、地球のエネルギーバランスの場合には、ある加熱が与えられたときに温度がどれぐらい上がるという話は、まず、宇宙に地球自体が赤外放射をしていると。それがステファン・ボルツマンで基本的には、地球の温度が上がるほどたくさん放射をするというメカニズムによって安定化されているわけですよね。
 それは地球のエネルギーバランスが持っている一番基本的な、負のフィードバックで、アディショナルな加熱が与えられても、あるところで温度の上昇は止まる。逆に例えば冷却が与えられてもあるところで温度降下が止まるのは、赤外放射の温度依存性がポジティブであるということによるわけですよね。それってやっぱり一番大きいんですよ。
 それを覆すようなフィードバックというのは、いくら気候モデルをいじっていても起きないので、その意味においては、そうめちゃめちゃにモデルで何が変わってしまうというわけではないんです。

○ふむ……。

■それはそうと、やっぱりモデル、例えば雲のパラメータを少し変えると感度が大きく変化するというのも、また確かです。
 それは気候における雲の役割というのは非常に微妙なもので――というのは非常にゼロに近いところにある──日傘効果が勝つか、温室効果が勝つかが非常に微妙なところで決まっていて、それがやはりどちらかにずれると、結構その効果というのは変わってしまうということなんだと思います。
 かつ、現在の状態でモデルがどちらかにずれてるか、あるいは現実と同じになっているかさえ難しいのに、将来それがどっちの方向に変化するかというのが現実と比べてどっちにずれているのか…という議論をしているわけなので、一段階精度が高い話なんですよね。と、まあこれはそれぐらい難しくてもおかしくはないと僕は思っているんですけどね(笑)。

次号へ続く…。

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◇『ヒューマン・ボディ 〈からだと病気〉詳細図鑑』ドーリング・キンダースリー編/主婦の友社
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◇『写真が語るウィーン精神医学史』ヘルムート・グレーガーほか編/現代書林
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◇『ペット溺愛が生む病気 しのびよる人畜共通感染症』荒島康友/講談社ブルーバックス
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◇『超々難問数理パズル 解けるものなら解いてごらん』芦ケ原伸之/講談社ブルーバックス
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◇『 匠のたくらみが町工場も日本もアジアも救うんです。』赤池 学/ウェッジ
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◇『恋人選びの心 性淘汰と人間性の進化 1』ジェフリー・F.ミラー著、長谷川眞理子 訳/岩波書店
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◇『恋人選びの心 性淘汰と人間性の進化 2』ジェフリー・F.ミラー著、長谷川眞理子 訳/岩波書店
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◇『ねこは青、子ねこは黄緑 共感覚者が自ら語る不思議な世界』パトリシア・リン・ダフィー/早川書房
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◇裳華房 自然科学系の雑誌一覧−最新号の特集等タイトルとリンク−
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■イベント:
◇ソニードリームワールド2002 9/14-15、パシフィコ横浜
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◇裳華房 2002年 学会主催一般講演会・公開シンポジウムなど
http://www.shokabo.co.jp/keyword/2002_openlecture.html

◇裳華房 研究所等の一般公開
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◇朝日 米、ロケット部品の対日輸出差し止め 協定改定求め
http://www.asahi.com/politics/update/0727/004.html

◇朝日 食品ごみでエコ発電 都内で始まる
http://www.asahi.com/science/news/K2002072800130.html

◇朝日 「クローン技術で妊娠」と韓国で発表 政府が捜査要請
http://www.asahi.com/science/news/K2002072800130.html

◇朝日 産学連携でバイオ新薬 大学主導ベンチャーが開発に挑む
http://www.asahi.com/science/today/020725a.html

◇CNN 頭が接合した双子の分離手術を実施へ ロサンゼルス
http://www.cnn.co.jp/science/K2002072700194.html

◇CNN 湖で泳いでアメーバ感染か フロリダで少年が死亡
http://www.cnn.co.jp/science/K2002072700166.html

◇CNN ES細胞の特許取り消し クローン人間作り防止に 欧州
http://www.cnn.co.jp/science/K2002072500872.html

◇CNN 2019年、地球に衝突する恐れの小惑星が見つかる
http://www.cnn.co.jp/science/K2002072500175.html

◇ZAKZAK 小惑星による人類滅亡の可能性はなし NASAが声明発表
http://www.zakzak.co.jp/top/top0729_3_06.html

◇ZAKZAK ああ“昆虫バブル”の夢が消え… 希少クワガタも往時の30分の1に
http://www.zakzak.co.jp/top/top0729_3_05.html

◇毎日 被爆2世:放影研が健康調査開始 壮年期で遺伝的影響を調べる
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200207/27/20020727k0000m040197000c.html

◇毎日 米国 H2Aロケットへの技術協定適用要求、部品の輸出停止も
http://www.mainichi.co.jp/digital/computing/archive/200207/29/7.html

◇毎日 東大に疾患生命工学センター 医学と工学の融合目指す
http://www.mainichi.co.jp/digital/solution/archive/200207/29/2.html

◇毎日 カドミウム米:対立データ無視 強引に結論づけ 厚労省研究班
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200207/28/20020728k0000m040154000c.html

◇毎日 シーラカンスロボを公開 三菱重工
http://www.mainichi.co.jp/digital/computing/archive/200207/26/5.html

◇毎日 7カ国語翻訳に対応できる携帯端末機 ティスコジャパン
http://www.mainichi.co.jp/digital/solution/archive/200207/26/3.html

◇毎日 トラフグのゲノム95%解読 魚類で初‐‐国際研究グループ
http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/details/science/Bio/200207/26-1.html

◇毎日 宇宙旅行:米人気アイドルグループ「イン・シンク」のボーカルが3人目の宇宙観光客に
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200207/23/20020723k0000e040018000c.html

◇読売 産官学で次世代ロボット開発へ、3年間で150億円
http://www.yomiuri.co.jp/02/20020727i313.htm

◇産総研 平成14年度つくばセンター一般公開(報告)
http://www.aist.go.jp/aist_j/event/ev2002/ev20020727/old_ev20020727.html

◇日本惑星協会 直径500メートルの小惑星が地球を接近通過する
http://www.planetary.or.jp/HotTopics/topics-020724_3.html

◇ASCII24 RIP SLYME、携帯電話を利用したペーパーチケットレスライブを開催
http://ascii24.com/news/i/topi/article/2002/07/27/637549-000.html

◇HotWIRED 人工知能学会に参加する「礼儀をわきまえた自律型ロボット」
http://www.hotwired.co.jp/news/news/20020729301.html

◇HotWIRED 言葉の壁を超えてMITでロボット製作、IDC2002
http://www.hotwired.co.jp/news/news/20020729302.html

◇HotWIRED 安全が確認されないまま医療現場に浸透する「有効な治療法」
http://www.hotwired.co.jp/news/news/20020729308.html

◇HotWIRED 障害者だけでなく誰にとっても便利なツールを目指して
http://www.hotwired.co.jp/news/news/20020725306.html

◇HotWIRED チベット仏教と神経科学の融合は可能か
http://www.hotwired.co.jp/news/news/20020725307.html

◇ASCII24 「ロボットに関する学校の創立を提案する」小野会長――第2回ロボットサロンで
http://ascii24.com/news/i/topi/article/2002/07/25/637508-000.html

◇biztech 米国エネルギー省、ポストゲノム研究資金に約1億ドル
http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/j/medi/198305

◇PAX Net 到来するユビキタス社会〜IC技術が世界を変える 上・下
http://www.paxnet.co.jp/news/datacenter/200207/24/20020724160003_63.shtml
http://www.paxnet.co.jp/news/datacenter/200207/25/20020725094011_08.shtml

◇富士通研究所 世界初! 量子コンピュータの基本素子となる量子ドットのサイズ・配列制御に成功
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2002/07/29.html

◇KEK Bファクトリー実験(KEKB/Belle)の最新成果(要約)
http://www.kek.jp/press/2002/belle2.html

◇ZDNet 日本科学未来館で火星に行く――「宇宙ロマン展」が開催
http://www.zdnet.co.jp/news/0207/23/nj00_mars.html

◇シャチハタ 電子印鑑システム
http://www.shachihata.co.jp/news/020722.html

◇Mycom PC WEB インフィニオン、洗濯だってOKのウェアラブルMP3プレイヤーをデモ
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2002/07/19/09.html

◇週刊医学界新聞。再生医学・医療のフロントライン 連載 第9回
 脳内成体神経幹細胞を標的とした再生医療
 桜田一洋 協和発酵工業(株)東京研究所 医薬研究部門 再生医療グループ主任研究員
http://www.igaku-shoin.co.jp/04nws/news/n2002dir/n2495dir/n2495_02.htm

◇科学技術者のための総合リソースガイド・NetScience
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  基本的には一行告知ですが、情報が少ないときにはこういう形で掲示していきます。
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NetScience Interview Mail Vol.196 2002/08/01発行 (配信数:25,256 部)
発行人:株式会社サイネックス ネットサイエンス事業部【科学技術ソフトウェアデータベース・ネットサイエンス】
編集人:森山和道【フリーライター】
interview@netscience.ne.jp
moriyama@moriyama.com
ホームページ:http://www.moriyama.com/netscience/
*本誌に関するご意見・お問い合わせはmoriyama@moriyama.comまでお寄せ下さい。
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本メールニュースの発行は、インターネットの本屋さん・まぐまぐを使って行われています。
メール配信先の変更、配信の中止は、以下のWWWサーバーで行って下さい。
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原則として手作業による変更、中止は行っておりません。
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