Apollo Anniversary logo " On July 20, 1969, the human race accomplished its single greatest technological achievement of all time when a human first set foot on another celestial body. "
from NASA Apollo 11 30th Anniversery

99年7月 diary


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  • 99.07.31
  • ▼あみ〜ゴ(モスバーガーによるとこう表記するらしい。「〜ゴ」がポイント)の恐るべき繰り返し攻撃に敗北、ひさしぶりにTMの『humansystem』を聞いてみる。「Be Together」はリミックスする前のオリジナルの奴のほうが好きだったり。本当に初期の頃のTM、「金曜日のライオン」とか「カリビアーナ・ハイ」とか「Rainbow Rainbow」とかを歌ってたころのTMを思い出させる。
    アルバムの頭に入っている「Children of the New Century(トーコもカバー。いいかげんやめてくれ)」の歌詞に「1988 何も縛られず 君は君 何もおそれない / 1999 今は見えないものが つかめる日が来る」とあって、ああ、すげー懐かしい、隔世の感ありありだ。と、たまには蚕、じゃなくて懐古主義。当時はまだ小室みつ子ワールド全開だったんだな。しかし「1999」に、本当に小室哲哉が色んなモノ(含人間)を掴むとは、誰もが思っていなかったと思う。おそらく当時は「いつか見てろよ」と思いながら仕事していたんだろうなあ。やっぱその心は大切だ。俺も頑張ろう。人生、まだまだ長い(予定)。
    ▼久しぶりに
    日本スペースガード協会のホームページを覗いてみたら「アリゾナクレーターを見に行きませんか」というツアーが企画されていた。日程は来年2月頃、見学予定地は「アリゾナクレーター、米国地質調査所(USGS)フラグスタッフ、ローエル天文台、キットピーク天文台」。むむ、ちょっぴり(かな? 本当はどうだろ、自分でもわからん)心が動いたりして。
    ▼というところで時間が来たので宇宙科学研究所の一般公開へ。淵野辺の駅でさっそく野尻さん発見。というわけで二人で雑談しながら歩く。宇宙研では既に<宇宙作家クラブ>の面々が集合済み(ただしボスの松浦さん除く(笑))。というわけでいろいろ一通り見て(詳細は多分そのうちどこかで)、ポスターをもらったりして、居酒屋へ行って騒ぐ。ルナプロスペクター激突の瞬間にはみんなで乾杯したり。僕は財布の中を覗くのをすっかり忘れていたので、どうせまた近々会うだろうと思われる松浦さんに借りることに勝手に決定。というわけで非常に楽しかったのでした。
    ▼文系理系の話、「電脳そぞろある記」とか「S.D.」とかでも、それぞれ感想表明が。と、こんなこと俺が振っていてどーする。帰宅したら届いてたファックスの山とか、課題図書とかは眠いので取りあえず考えないことにし、寝る。今週は2段組の本はないみたいだし。
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  • 99.07.30
  • ▼市ヶ谷で電車を降り、セミの鳴き声を聞きつつ、怪しい企画会議(ごめんなさい。でも怪しいんだもん)に初出席。「ホームページお持ちなんですか」とホームページ持っているだけで驚かれたのは初めてだったな。
    ▼TMS実験の話は
    こっちにも出てました(メールモード)。
    ▼ascii24から。三菱電機がカラー版の人工網膜LSIを発表
    ▼大学でまで講義崩壊とか。いい加減にしろ。でも文部省は「大学生の心の健康問題」についての調査研究会を発足させるらしい。
    ▼眠いんでもう寝る。最近、本当に眠気に弱い。明日は朝早いし、まあいいか。
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  • 99.07.29
  • ▼最近、企業広報誌の仕事が多い(なぜ担当の編集の方々が僕を見つけるのか、かなり謎だ)。ああいう雑誌にはああいう雑誌独特の世界がある。今日もその話。昨日とは別件。
    文章の書き方という話。良い文章なるものに客観的評価はあるのかないのかという話である。
    もちろん主語述語がめちゃくちゃで全く繋がってないといった程度のものは論外だが、僕は、文章に客観的評価基準なんてものはないという立場だ。だいたい、良い文章なるものに基準がない。文章一つ一つ、あるいは文章全体がまとまっていればいいのか? これは一見もっともらしいが、メタメタなんだけど凄く力があって惹きつけられる文章というのもある。そういうのは一体どうなるんだ?
    屁理屈みたいなことは取りあえずおいといても、句読点をどう打つか、たとえば「、」で言葉を繋げるべきか、それとも「…」で言葉を繋げるべきかという判断を行うときに、客観的基準があるだろうか? 僕はないと思う。主観で好きか嫌いかを言うしかないと思う。だから最初から基準を示してウチはこうですよと言われるんだったら良いけども、あとになってゴチャゴチャ(しかも客観的基準のような顔をして)言うのは勘弁してよ、という話をしたのであった。
    ▼さらにややこしいのは、文章が伝えているのは単なる内容だけではないことだ。「内容」だけではなく「ニュアンス」と一般に言われている得体のしれないものも含まれているわけで、これをどう表現してやるかということになると、まさにライターごとに千差万別であろう。誰かがえいやーで基準を決めてやるしかない。雑誌の場合には編集長ということになる。
    ▼すごいドメインネームである。
    space.com。空いていたのか、前から取っていたのか知らないけど。内容もいいがセンスもいいなあ。
    ▼もう一つ、こっちも。http://www.cosmiverse.com/。インターネットウォッチによると「科学と宇宙情報を集めたコミュニティー・情報サイト」だそうです。
    イグアナは飼い主を認識する。うーむ。カメも認識するって話もあったなあ。ほんとかなあ。
    ▼zdnetから。ソニーのAIBOが活躍するロボットによるサッカー世界大会「RoboCup-99」「こんなところに富士フイルム」に「富士峰子の診療室」がオープン
    ▼iBook関連。新しいiBookはどこがよいのかiBookに足りない機能。あれは省スペースiMacですから。
    ▼hotwiredから。なかなかううむな記事。遺伝子操作で夢の木が誕生?
    ▼最近オーバーフロー気味です、全てにおいて。もっとガシガシ捨てるか吐き出すかしないと。
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    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:17,203。宇宙ネタをやると減るんだな、これが。あまりにはっきり出るんで困ってしまう。なぜだろ。


  • 99.07.28
  • ▼ネクタイしめるのはイヤですと仕事を一つ断る。取材相手の研究内容に無知で、なおかつ汗だくでネクタイしめてるほうがよっぽど失礼だろうが。だいたい安いギャラのくせして社員でもない人間の服装にケチつけんじゃねーよ。
    ▼サイエンス・トピックス収録。今回は夏休み向けの2冊。番組の特集は不妊で、ゲストは東京歯科大学の兼子智氏。やっぱり現場の人の話は面白い。いろいろ聞いたんだけど全部ひみつ。司会の中村浩美氏には例の飛行機事故について僕がよく分からなかったことを聞いたのだが、納得の答えが返ってきた。なるほどそうなんだー、と思ったんだけど、これもひみつ。
    ▼帰宅してテープ起こし。
    大贋なんでも掲示板はただいま<キリンヤガ>掲示板になってます。ホントは溝口掲示板に書き込むべき話はこっちのネタのような気がしている今日この頃。なんか飽きてきたよ。
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  • 99.07.27
  • ▼数字だけで評価される人は頂点を究めると下がるしかないと酒井政利が言っていた。確かにそのとおりだ。
    ▼本というメディアの敷居の高さについて少々考えている今日このごろ。
    ▼今週の課題図書、江國香織『神様のボート』と吉田司『ニッポンの舞台裏』を読む。これほど全く違う本が来ることも珍しい。んなことないか。なんかこの2冊を続けて読むと心が殺伐としてきた。
    ▼そのついでに『ノンフィクションを書く!』をもう一度パラパラめくる。ノンフィクション(そんなものあるのかと盛んに言われているが)の中でも科学ノンフィクションというのは、かなり変わったジャンルだ。科学系ノンフィクションの場合、取材者は取材対象にシンクロしやすく、また時としてそれが要求される。これはどのノンフィクションでもあり得るというか良くあることなのだが、科学系の場合、そのシンクロに「罪がない」ぶん、よけいシンクロしてしまうのである。その結果、普通ノンフィクションなら必要とされる批評性が失われがちだ。だが、科学ノンフィクションの批評性とはなんだろうか。科学技術と政治がらみを描くことばかりが批評ではないはずだ。技術を礼賛することでもない。じゃあなんだ。
    ▼僕はいったい何に関心があるのだろう。自分でもそれがまだ今ひとつ分からない。全く見えないわけではなく、すぐそこに答えがあるようにも思う。だがまだよく分からない。科学がもたらす知識の前進も面白く、科学の考え方にも興味がある。そして科学者という人たちもまた面白い。
    ▼科学者という人たちの何が面白いのかさっぱり分からないという方もいるかもしれない。だが、スポーツ選手の面白さなら分かる人もいるだろう。科学者という人たちはそれと似たところがある(と、僕は思っている)。スポーツライターの人たちも、おそらくは「これをやるこいつは凄い」と思って取材に行くのだろう。僕が科学者の人たちに話を聞きに行く基本的態度や欲求は、それと何ら変わらない。彼らはスポーツ選手が体を動かすように頭を働かせるのだ。ただ、スポーツと違って見れば分かります、というものは少ないのだけれども。
    ▼ああ、何を書いているのか分からなくなってきた。
    インタビューをはじめとする人物取材というのはややこしい仕事で、取材して持ってかえる素材というのは、おそらく取材者によってバラバラだ。みんな主観的な視点で選んでしまった素材しか持ってかえることができない。だからしばしば「ノンフィクションなんかない」という話になる。事実と真実は違うからだ。
    だがそのとき相手がこう言った、という事実は残る。たとえばインタビューしていると、ふっと「この人、ウソついているな」と思うことがある。そのときの感じをそのまま文章にのせることができれば、そしてその人が何故にそういう言葉を紡いだのかということまである程度透かしてみせることが出来れば、読み物としては意味があるものにはなる。
    ▼ああ、この話は相変わらず
    溝口掲示板で継続中の文系・理系の論文の話にも通じるのかも。
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  • 99.07.26
  • ▼聞かなくちゃいけないテープが大量に溜まりつつあるので、順番に片づけていくことにする。取りあえず一つ目を朝までやって、メールで送ってから寝る。
    ▼『HEY!HEY!HEY!』で安室奈美恵が、チャットをしていて本物だと言ったんだけど信じてもらえなくて、次の日からそこのチャットルームに立入禁止になったという話をしていた。でもネットにいるといろんな人いるもんねー。僕もメールをもらって「本物ですか?」と返事を書いたことがある(笑)。しかし松本のトークはドンドンつまらなくなるなあ。
    ▼でもそのうち、というか今でも、ネットでのアイデンティティ確保は重要な問題になるだろうなあ。どういう形になっていくのだろうか。
    東京学芸大学 理科教育学科 松川研究室
    北海道東海大学 ヴァーチャル人工臓器研究所 工学部電子情報工学科生体工学系 岡本研究室
    JEDI Projectだそうです。
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  • 99.07.25
  • ▼『こうかい日誌』によると人工臓器を扱った『特命リサーチ200X』は面白かったらしい。僕は途中で眠くなって寝てしまったのでした。最近眠気に弱いのだ。
    ▼某MLでのやりとりが不快だという話があちこちで。僕もそう思っているのだけど、どうやったらこういうのって収まるんでしょうね。なんだかなあ。
    ▼book.asahi.comから。「大学出版会あの手この手 「売れる本作り」模索」。
    ▼NNNでやってた臓器移植のドキュメンタリーは面白かった。
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  • 99.07.24
  • ▼高校時代の同級生と6年ぶり?くらいに会う。彼ことY山君は高校時代から優秀で、いまは大新聞社と形容されるところに勤務し、もう結婚して子供までいる。ついうっかり作ってしまったらしい。いらんこと言うなと怒られそうなのでこの辺に留めておこう(笑)。
    ▼5時間くらい、いろんな話をしたのだが
    溝口掲示板で最近ふってもらって継続中の「文系の論文」の話もした(彼は中国文学の人だった)。彼はこういう考え方であった。確かに基本的に主観じゃないかと言われればその通りである。何をもって論文と呼んでいるかというと、論文内での論理性が保たれていることをもって論文としているのである。良い論文・悪い論文の区別は、いかに「もっともらしく」書けているかということである。ただしこの場合の「もっともらしい」というのは口からでまかせで言い抜けることではもちろんない。「もっともらしく」自説を展開するためには様々な状況証拠などをあげつらう必要がある(そのためにはkanazawaさんの日記にあるように、文献などをめくることも必要となるだろう)。その論理展開がきちんとしており、なおかつ他にない切り口で迫っているモノ、それが優れた論文であろう。
    だいたい、こういう話であった。
    だがそれでもやはり、それは理科系の論文とは違う。では両者の基準はまるで違うのだろうか。だが理科系の論文でもその時点で「もっともらしい」と考えられるように仮説を展開し証明していくというポイントにおいては違わないと思う。
    ▼僕がなぜこの話にこだわっているのか不思議がっている人もいるようなので説明しておくと、「論文の書き方の違い」というこの話からは、やや距離があり飛躍もあるのだが、この話は「文系理系という区分はあるのか」「あるとした場合、その間は埋まるのか埋まらないのか」という問題にも(おそらくは深い)関係があると考えているからなのである。もし根本的に論文というものに対する考え方の違いがあるのならば、その辺がまさに理系文系の価値観やら考え方やらの違いなのではないかと思う。誤解を招くことをおそれずに言えば、文系理系の価値観の違いと言ってもいいかもしれない。
    ▼先日「信じる」という言葉の持ついくつかの意味について書いたが、この言葉をめぐる話と上記の話は似たところがある。というわけでもうしばらく考えて見たいと思う。
    涼元さん、あれは結構 産みの苦しみ的なものがあったので、そんなに森山節(なにそれ?って気もしますけど)ではないと僕自身は思う次第…。そう思ってるのは僕だけだったりして(^^;)。
    ▼別口では打ち止めにされたアイコンタクトの話、森下先生の日記
    僕としては、別に動物にそんなに過剰な思いは抱いていないつもり。ただ、単に逃走や攻撃のためにモニターするんだったら、目だけを見るというのはそんなにうまくないと思うんですよね。要は、なにゆえに動物は対象の目を見る、しかも対象が動いても追従してきて、じーっと注視するのはなぜなのか、ということがまず第一の疑問であるわけで。
    ▼デジカメを自分で使うようになって初めて実感したことがある。デジカメは「カメラ」ではなく静止画を撮る「ビデオ」なのだということだ。だからフラッシュをとにかく炊けばいいのかというとそうでもない。でもたかないとシャッタースピード遅くなっちゃうし。デジカメ道を究めるには時間がかかりそうだ。
    しかしデジカメだとバシバシ撮っちゃうなあ。昨日は2時間で160枚以上撮ってる。起動する時間と構える時間と記録する時間を考えると、ほとんどひたすらシャッターを切りまくっていたことになる。こりゃ選ぶのが大変。
    ▼逆リンク、「FKS's Meconopsis horridula」。雑文 「なんで本読むの?」などが印象深いっす。
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  • 99.07.23
  • ▼最近、3時間寝たら目が覚めちゃうんですけど。クーラーつけっぱなしで寝ているのがいけないのかなあ。というわけで昨日は午後10時に就寝、午前1時に起床。そのままダラダラとウェブを回る。
    ▼一昨日の日記で紹介したCD売り上げチェックをみんなやってるんで、僕も紹介した手前、やってみました。「ノストラダムスの予言的中(人類滅亡)です」。何もそこまで。
    ▼課題処理モードで『「超」整理法3』。原稿を書いて送ったところで時間が来たのでお出かけ。暦では大暑、暑い暑い。東京駅で待ち人と合流、名古屋へ。
    三菱重工飛島工場へ。防塵服を着て、JEMを見せてもらいました。
    なあんて、淡々と書いてますが、本当はく〜〜!って感じ。顔がほころんでます、はい。内容はこちらでは書いちゃいけないと思うので略。早く原稿書かねば。
    ▼と、僕が非常に楽しく過ごしているときに世の中ではハイジャックによって機長が刺殺されたりと大変なことが起こっていたらしい。大阪では現金輸送車襲撃事件。大学時代の先輩が住んでいるすぐ近所だったらしい。
    夕刊フジに『クローン・マンモス再生構想発表』という記事が出ている。発表したのはフランス国立歴史博物館のベルナール・ブイグという人物で、マンモスの体細胞を使ってクローンを作ろうというもの。普通に考えれば冷凍された体細胞を使うっていうのは無理じゃないか、まだ日本の後藤先生らが考えている精子を使ってマンモス復活を、っていうほうがよっぽど可能性があると思うのだが、それを敢えてやろうということは、よほど発見されたマンモスの状態が良かったということか。9月にはヘリでシベリアの研究施設に運ぶそうである。
    復活させてどうするのかというのはまた別の話。
    三重大学医学部にまたクズが現れた。13人で集団暴行していたというものだが、大学はセクハラだと言っているらしい。バカか。三重県警は捜査を始めたそうだ。
    ▼チャンドラX線望遠鏡は無事射出されたようだ
    ▼hotwiredから。指で発電するノートパソコン
    ▼行き帰りの新幹線で本も読んだんだけど眠いんでもう寝る。
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  • 99.07.22 晴れのち一時雷雨
  • ▼村田製作所の方々と一緒に東京農工大に行く。和田智志氏に話を聞く。聞き手が4人、相手は一人。こりゃー楽チン。
    ▼ついに発表された
    iBookariportっていうのがどうやらウリらしい。しかしZDnet MacWireの記事を見ると、けっこうでかく見えるんですけど。あ、別の記事にはやっぱり大きく重い、って書いてあるな。アップルジャパン・オリジナルで軽くて小さいの作ってくれないかな〜。
    ▼そうでしょう、あれはやっぱハロですよ誰が見ても
    ▼アイコンタクトの話はこちらでも続いていたり。
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  • 99.07.21 曇りのち一時雷雨
  • ▼原稿を書き始めたのだが、200字くらいでピタっと止まってしまった。こういう時は書こうとしても無駄なので本をパラパラ適当にめくる。読む本だけは困らない。すると白揚社の新刊『遺伝子 生老病死の設計図』白揚社の参考文献欄の頭に「科学関係の出版物に遅れないでついていこうと試みるのは、さながら下りのエスカレーターを駆け上がるようなものである」と書かれていて、全くそのとおりだと思いながらも少々うんざりする。
    ▼モーニング娘。の新曲や槇原敬之のニューアルバムの音は、妙に80年代しているような気がする。まるで渡辺美里の曲のようだ。モーニング娘。のほうはともかくとして、なんだか思い出したくない記憶まで掘り起こされるような気がする。
    サイトウマサトクさん、僕も気がついてました。でもなぜいまさら『青猫の街』?
    ▼なすびがTIMESに出たそうである。
    ▼朝方に仕事を仕上げてメールして、寝る。雷雨で目が覚める。カミナリの音というのはホント独特だ。文字通り全身を振動させられているように感じる。カミナリの音の周波数成分ってどうなってるんだろう。雷雨はしゃれにならないくらい降り、また地下で溺死者が出、雷に撃たれて死んだ人もいた。
    ▼見る番組がないので放送大学。「脳と生体制御 第15回・脳と心」というのをやっていて、意識とは何かという話をしている。講師は仙波純一という先生。わかりやすい喋りだった。検索したところうつ病をやっている人みたい。放送大学はだるいしゃべり方がアレだけど(NHKの年配な人たちが出向して作っている限り変わらないと思う)、内容は意外と侮れないことがある。研究所訪問とかっていうのもあるし。
    ▼『フルムーン』という新潮社から出ているアポロの写真集が「買い」だと思っている人たちはちょっとお人好しだと思うのですが(だってバカ高い使用料とる写真家と違って、NASAの写真って使用料かからないんでっせ。モデルもいないし。でも物価も高くなってるからなあ、しゃあないのかも)、そういう人は、小学館からむかし出た『地球/母なる星』という写真集も買いましょう。まだ手にはいるかどうか知りませんが、こちらのほうが絶対に買いだと思います。本というのはあんまり人に勧めるものではないのではと思っているのですが、この本は別です。
    先日のホンカレーオフのときにカワカミさんらと喋っていた(というか僕が質問した)話なんだけど、文系の論文というのはどうにも良く分からない。理系の論文に比べるとそんなに量読んでいるわけじゃないけど。
    というのは、随筆と区別が付かないんですよ。仮定の上に仮定を立てているように見えるというか。こういう見方ができます、と主観的に言われてもねえ、という気がする。いやいやそんなことはない、○○によると…なんて言われても、文献の引用すら文理では意味が全く違う。理系の場合、論文の引用というのは基本的には実験や調査と、そこから導き出された結果の引用だと思う。つまり引用元には少なくともこうやったらこうなったという事実が書かれている。ところが文系、特にブンガク系とでも言うんでしょうか、その手の論文の引用というのは「○○の主張」というのを引っ張っているに過ぎない。つまり「彼の見方によるとね」ということでしかないのだ。しかもその引用元(彼の見方)も、結局は主観で仮定を立てているに過ぎないのだから、困ってしまう。なにせ出発点が仮定なのだから、門外漢の僕なんぞには「単なる深読みじゃないんですか」としか見えないのである。
    もちろん「ものの見方」を提示することはちゃんとした仕事だと思うのだけど、その「見方」って奴には、やっぱ何かしら根拠が欲しいじゃないですか。「論文」だっていうなら。それともこういう考え方は間違っているのかなあ。正しいというかちゃんとした文系の論文というのはどういうものなんでしょうか。その目的は? 誰か教えて下さい。文系理系「二つの文化」を理解するためにも、書評(特に小説の書評)という仕事を考えるためにも。
    ▼松元さんの日記にアイコンタクトの話が。目検出→目注視、までは分かるんですけど、視線が合う、っていうのがよく分からないんですよねー。本当に霊長類に至るまでは意味がないんでしょうか?
    ▼今年は宇宙開発事業団設立30周年でもあることに、ようやく気がつく。
    ▼世の中にはいろいろな問題があるものだ。トステムのSW(スーパーウォール)工法による欠陥住宅
    ▼宇多田ヒカルのページにあったCD売上判別テスト。でも俺は歌手には全くなるつもりないからなあ。書籍売り上げ判別テストっていうのがやってみたいような。
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  • 99.07.20
  • ▼アポロ11号、30周年の日。この日を狙っていたらしい、女性船長の乗ったスペースシャトル打ち上げは延期になった。
    ▼『黒い家』も映画化か。あの夫婦を演じるのは西村雅彦と大竹しのぶだそうな。なんか見え見えでイヤだなあ。
    ▼自分の体へのカフェインの影響を定量的に知りたい今日この頃。
    ▼秘密メール来る。秘密に笑った。
    ▼『たけしの万物創世記』は泳ぎ。アクア説に触れていたのはご愛敬だとして、面白かったのはやっぱり「ビームストローク」の話。25年前に理論は完成していたのだが、未だにこのフォームで泳げる選手が一人もいないというフォームである。面白いのが手の動かし方で、とても言葉では表現できない(と番組でも言っていたが、確かにできない)。たぶん泳ぎによって生じる渦をうまく利用するようになっているのだろう。ここはやっぱりあの魚ロボットを実現した三菱重工さんあたりに<人間型水泳ロボット>を作って頂いて、オリンピックにデモンストレーションとして出してもらうというのはどうでしょうか。
    ▼黒木掲示板でも
    予告されていたNHKのアポロ特番『月着陸に命をかけた男たち』はやっぱりスミソニアンから11号着陸へと流れ、冷戦の枠組みの中での宇宙開発競争と続いた。記録映像が結構多く、なかなか面白かった。コメントと絵が合ってないとかどうも編集が気になったのと、途中で思いっきり中だるみしてたこと、そして全くアポロとは関係ない話になっちゃうのにはなんだかなあ、と思ったけど。動く牧野さんを初めて見ました(笑)。
    ところで、あの番組の中で紹介されていたThe Origin of the Moonの絵のレベルはえらく高かったな(明るかったなという意味。ギョーカイ用語です)。ECSの時によくひっかかりませんでしたね、って気がしたんですが。
    そういや、アポロの映像をつなぎ合わせてNASAが作ったフィルム映画があるんだよな。これがなかなか良くできた代物。どこかで深夜にでも放送しないかな。無理か。画質はメタメタだもんね。でも迫力あるんだけど。
    ▼国立天文台から。すばる望遠鏡、冥王星にエタンの氷、カロンに水の氷を発見
    ▼『お役所の掟』という曝露本があったが、あの著者・宮本政於氏が亡くなったそうである。
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  • 99.07.19 曇り
  • ▼昨日のに追加。書きたいんだけど特定の人しか相手したくない、っていう人は、自己紹介が必要な俺MLを作ればすむ話では? なお、特定の誰か/ウェブに対して言ってるわけではないので念のため。なんか最近あちこちで起きているコミュニケーション不全とかフラストレーションの溜まることの積分の結果です。
    そう、「不全」なんだよなー。分かりそうで分からない、分からないんだけど分かる、っていう状態。だからバサッと切るわけにもいかず、なんともはやフラストレーション。
    ▼とにかく最近、なんだかすっきりしない。別にイライラしてるわけじゃない。ここがいつもと違うところ。なんだかモヤモヤした感じが後頭部あたりに感じられていやーんな感じ(←これって誰が言い出したんだっけ)なのだ。最近面白いことないからなあ。それでかなあ。僕は強欲なので、ちょっとやそっとの面白いことでは満足できないのだ。
    ▼とにかく、過剰な期待をしないことだな、すべからく。過剰な期待は、ただの甘え。甘えの構造が全ての問題の発端だ。自戒自戒。
    ▼最近、メールの「お礼」というサブジェクトが「お札」に見えるんですけど、疲れ気味なんでしょうか。
    ▼やめやめ。ふつうの日記で行こう。『DOS/Vmagazineカスタム』届く。横で四コマを描いている
    新谷明弘氏のウェブサイト
    ▼本屋に資料を買いに行くと新刊がいっぱい出てた。バサバサ買って、半額セールのマクドナルドに寄って帰る。僕もガイガンは大好きな怪獣だったけど『ザ・怪獣魂』は買いませんでした。しかし最近、本読むのにも飽きてる。ときどきこうなるんだけど。ちょっと鬱々としているのかもしれない。仕方ないので『KADOKAWAミステリ』プレ創刊号の座談会(林真理子×高橋克彦×瀬名秀明×貴志祐介)を読み、そのまま岩井志麻子『ぼっけえ、きょうてえ』(第6回ホラー小説大賞受賞作)を読む。
    ▼遊んでいても仕方ない。強誘電体について、というより材料物性の基礎についてお勉強する。
    ▼東芝騒動はこれで終わるのかな。
    ▼hotwiredから3つ。
    分子コンピューター技術で大きな進歩。でもウィルスやクラッシュとは無縁になるだろうというのは何の根拠もないのでは。
    NASAが『スター・ウォーズ』のロボットを開発。おもしれー。こりゃ誰がどう見てもハロですね、ハロ。あんなの作っているのはソニーだけかと思っていたら、もっとハロっぽいものがあったとは。
    そしてSF研究で「理学士」学位が取れる大学が登場。「全世界のSFファンに告ぐ」と言われたら、やっぱ見るしかないでしょう。
    ▼asahi.comは広末の手先だったのか? あ、逆か普通? どうでもいいか。だが「『秘密』の日記」というコンテンツはずるいぜ。そうかそういうつながりか。
    ▼【ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:2,920。Vol.5配信。松元さん、リンクありがとうございます。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:16,926。


  • 99.07.18 曇り
  • ▼愛媛県松山市で、ワニがネコとにらみあっていたところを発見されたそうである。ワニとネコとのにらみあいね。いったい2匹は何を考えていたのだろうか。最近アイコンタクトに興味がある僕としては、非常に気になるところである。ここから先(というか前)は次号ポピュラー・サイエンス・ノードに続く。
    ▼やっぱり直木賞は、作品に対してではなく作家にあげる賞なんですということを認めてしまって、仕切り直すべきだと思う。
    ▼珍しくスポーツニュースをつけていたら、長島は、記録よりも記憶に残る選手だった、といってた。確かにそういうのあるなあ。何事につけても。
    ▼100円引きで買った弁当をぶら下げて、『
    サイゾー』を買いに書店へ。お、あったあったと思いつつふと横を見ると、おお、新装刊なった『DOS/Vmagazineカスタム』があるではないか。というわけで、立ち読みで初めて知る自らの連載記事タイトル(笑)。これがゲラの出ない雑誌の怖さである。僕は恥ずかしさのあまりパタッと閉じて棚に戻してしまったが、買って頂けると嬉しいです。ところで、我が家に『DOS/Vmagazine』が来なくなって久しいんですけど…。
    ▼topページをちょっと簡略化。たぶん誰も使っていない(僕も使ってない)リンク集へのリンクを切った。http://www.moriyama.com/index/からはまだ辿ることができるようにしてあるので、いいでしょう。
    ▼普通、一日3本ペプシは飲めないと思います>のださん。話変わって、我が家にあったMace Winduの頭は三村美衣さんのところへ行くことになりました。代わりにダースモール頭がやってくるのだ。わーい。でもまだアミダラが余っているんですけど。
    ▼うーん、平山さんにも言われてしまうと気になるなあ。日記ページってやっぱURL固定のほうがいいですか? 僕としては正面玄関もほぼ毎日更新しているわけで、できればそっちを見て欲しいんです。つまり日記はあくまで日記、せいぜいおまけである、という捉え方なんですよ。それにわざわざリンク集に登録してもらうためにウェブの構成を変えるというのがどうもねー、というわけでこのままなんですが。なんか検討する気分……。
    こちらの日記(将来はこちらか?)に、僕がポピュラー・サイエンス・ノードに書いた「ウェブ日記のススメ」への反論というか「学校とか国立の研究機関のサーバーでやると公的活動になっちゃうし、個人的意見と公式表明の区別がつかないまま苦情言ってくる半可通もいるし、だから実名も出したくないし、ていうか一部の人しか相手にしたくない、それでオッケーだと思ってます(超要約、ちゃんとオリジナル読むように)」という意見表明みたいなもの?があります。参考までに。僕から見ると、は?ってところと、分かる分かる、ってところが混在していて、なんとも言えない、うがーな感じ。
    ▼ところで、哲学者・黒崎政男が言ってたようにウェブは『テキスト・カラオケ』である。違うのはみんなが見ることができるということ。最近、この当たり前のことが分かっていないウェブサイトが多い。人から見られたくないならウェブを作るな。あるいはロックをかけろ。
    書きたいことを我慢したり、悪口を書くなというんじゃあない。「書いた」という行為そのものに責任がある、ということだ。内容がどうこう、と言っているわけじゃない。自分がこう書いた、ということに対しては責任を持つべきでしょ、ということです。そもそも何を書こうが、それがウェブマスターの見識なわけだし。内容が間違っていれば修正すればいいだけのことでしょ。訂正や修正とは削除のことではない、というのは自明だと思っているんですけど僕は。
    ウェブがわーっと立ち上がり始めたころ、「著作権は私にあります」と掲げる奴があっちこっちにいた。いまもいるかな。そりゃ著作権もあるけどさ、文責もあるってこと分かってる?って思ってた昔を思い出す今日このごろ。ああ、こういうこと言っているから実物よりもオヤジだと思われるんだな、きっと。やだやだ。あーあ。
    ▼総論。そんなことよりとにかく仕事しろ>オレ。
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  • 99.07.17 曇り
  • 黒木掲示板で紹介されていたイオンド大学。すげー、凄すぎる。さすが「学歴復活」の道だ。ここに「教授」として就職すれば学歴が復活するわけね。しかしハワイってなんでも認可するのか? いいとこだなあ。
    RIKIさん主催の「ホンカレーオフ」に行く。ほんとは、Book-MLのオフだったのだがおじゃまさせてもらった次第。カレーを食って、ブック1stに行って、喫茶店に行って、居酒屋に行って、カラオケ屋に行って、ひたすら本の話でだべる。というわけで昨日は一日中遊んでました。溝口さんあたりがきっとなにやら書いてくれることでしょう。
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  • 99.07.16 晴れ
  • ▼アポロ11号打ち上げ30周年の日。
    ▼今週の『SPA!』サブ特集『超低学力 [パープー大学生] 激増の謎を追う!』。笑えるけど笑っちゃいけない記事。これが特別なことじゃないからね。本当に笑えないよ。
    ▼課題図書。目取真俊『魂込め』朝日新聞社。最初は「なんだこれ?」と思っていたのだが読んでいるうちに引きずり込まれてしまった。さすがは芥川賞作家というべきか。短編集だが、世界の濃密感が花村萬月の『守宮薄緑』に少し似ているような。リーダビリティーは落ちるし描くものも違うけど。ある種のゴーストストーリーでもあるが、こういう形のこういう小説を読んでいると、普通のホラーが描く幽霊の類が非常に薄っぺらく感じられてしまう。比較してはいかんのだろうが、差があまりにも…。
    ▼次。藤木稟『イツロベ』講談社。ちょっと『ガダラの豚』を思い出す。SFともホラーともつかぬ話で始まって、例によってトラウマとか失われた記憶とかなんかいろいろあって、最終的に○○。むー、僕的にはなんかこうなっちゃって残念な感じ。それに著者の知識に問題あり。言葉遣いのおかしさが読んでいてひっかかる。大森さんはSFだって言ってたけど、これってSFかなあ? あーでも『
    lain』がSFならSFかも。あっそっか。こりゃlainだ。違う?
    ▼続けて『マクドナルド化する社会』を読む。
    ▼こりゃすげー。hotwiredから。国連、電子メールに対する国際的課税を提案。世界中が中指立ててるのが見えるようだ。
    放送大学が大学院(修士)を設置するそうである。2,002年度から学生受け入れ。
    社会福祉・医療事業団
    ▼北海道教育大学釧路校で57才の男性教授なる人がセクハラ免職。この人の罪状はちょっと凄いなあ。
    ▼hotwiredから。言葉の壁を破る翻訳システム。本当に早くなんとかなって欲しいです。勉強しないとなあ。
    ▼昔大学の先輩にも珍しいジュースを集めている人がいたなあ。The Archive of Softdrinks
    ▼この世に平等だとか権利だとかはない。あるのはチャンスだけだ。というのは誰が言ってたんだっけか。
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  • 99.07.15 晴れ
  • ホームページの広告が一枚から2枚になってますが、これはそれぞれ違う広告代理店のものです。両方ともクリック制。左側のほうがレートは高いんだけど、同じマシンからは24時間以上間隔が空いてないと1クリックとしかカウントされない。右側の方はレートが低いんだけど、6時間以上間隔があいていれば、独立したクリックとして認められるようになってます。またこちらのほうはリアルタイムに様々な計測ができる。たとえば表示数とかクリック率とかがリアルタイムに出る。さっき見たところクリック率は0.66666666666667%(笑)。というわけで、どちらも適当によろしくどうぞ。どっちがどうなるのか楽しみ。なお今までですが(左ね、つまり)一ヶ月に2000円くらいにはなるようです。まあ本一冊分ですね。あるいはプロバイダー代とか。だいぶピンハネされてるんだろうけど。一万円超えたら焼き肉食いに行くつもりの貧乏人にご協力を。
    ▼朝までテープ起こしの修正。取りあえず初稿を送って寝る。
    ▼僕は言いたいことが言えない状態、というのには我慢がならない人間なのだが、世の中には陰でこそこそ言えれば十分満足です、って人がけっこういる。あるいは、自分の名前を隠して言えればそれで十分です、って人が。よくそんな状態に耐えられるなあ。もし組織の中にいることで言いたいことが言えないのであれば、僕だったら組織を出る。なんのために生きているのかワカランじゃないか、そんなことでは。でも何が我慢できないかというのは人によって違うからいいのか。
    ▼芥川賞該当作なし。直木賞は佐藤賢一『王妃の離婚』と桐野夏生『柔らかな頬』。『王妃の離婚』は未読なのでしらん。『柔らかな頬』が直木賞かあ。まあ分からなくもないけど、なんか直木賞もありがたみがなくなってきたような気がする。『柔らかな頬』がどうこうというのではなくて…、まあなんというか、やっぱり小説ってそんなに大したことないんじゃないかという気がするなあ。ま、出版文化のことを考えればこれでいいのか。しかしまた合わせ技かあ。直木賞ってダメな賞だなあ。一度仕切り直したほうがいいんじゃなかろうか。
    ▼ミール、危機脱する。カザフスタンはいくらもらったのかな。
    ▼読売から。オランダで安楽死が合法に。これまでやっていたのでおおっぴらにやるようになる、ということですね。
    ▼『π』って面白いの?
    このページのタイトルに感動した。立体とか飛び出すものに弱い僕。
    ▼『秘密』って広末と小林薫か。なんとなく分かるような気がするキャスティングだなあ。でも原作は超えられそうにないなあ。
    ▼最近ニフティー上のホームページにアクセスしようとしたら、やたらForbiddenって言われるのは僕だけでしょうか。
    ▼南アフリカで、またでかいクレーター発見される。約20億年前、直径8km、クレーター直径約250kmだそうな。
    ▼『真夜中の王国』はフリーペーパー。というわけで視聴。まあこんなもんか、って感じ。スタジオはつまんねー。
    ▼【ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:2,797。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:16,804。なんだ減っちゃったぞ。まあいいか。


  • 99.07.14 曇りときどき晴れときどき雨
  • ▼国会が面白い。
    ▼散髪に行く。久しぶりに週刊誌や紙の新聞を読んだ。宇多田ヒカルが哲学を学ぶつもりだということを初めて知った。それにそうか、よく考えれば彼女は2年飛び級してるんだよな。一年ぶりだったのだが、散髪屋のオジサンは僕のことを覚えていた。
    ▼昨日の日記の続き。何かを信じる信じないという言葉の意味はかなり広い。たとえば、科学者と科学者でない人の間で、この言葉の意味はときどき(しばしば)ずれている。普通「信じる」というと情緒的にどうこう、というものだろうが、科学者が何かを信じる、というのはまたちょっと違う意味あいで使われている。私は人と議論する技能は、1)いいくるめる、2)感情面に働きかけ雄弁に「納得」させる、3)論理を説いて理屈で「説得」する、この3つに分けられ、これを使い分ける/併用することが必要だと考えているのだが、科学者が普通「信じる」ときは、この3番目を使われたときだけである(いちおうそういうことになっている。実際にはまったく違うような気がするが、それはまた別の話)。ところが、一般に「信じる」というのは1番目か2番目に対して使われる言葉である。そこで、おかしなことが起こるのだ。
    もっとも、科学者も必ずしも全ての問題に3番だけを使っているわけではないところにまた問題がある。というか、それはそれでいいのだが、3番だけでは説明できない課題があることをどうも自覚しきっていないために、もろもろの課題がおかしなことになっているのだと思う。でももちろん幽霊とか生まれ変わりだとかの話じゃないよ。そういうのは論外。
    ▼知人と雑談で「日本って法治国家っていうより、フィーリング国家だよね」という話をしたことがあった。要するに法律というよりも「気分」みたいな曖昧なもので治められている、ということだ。オウム騒動などその最たるものだと思うのだが、これは逆に言えば、国民のフィーリングと、法律とが合ってない、ということなのだろう。中村なんとか氏の判決はフィーリングに合っていたのだろうか。
    ▼文部大臣の諮問機関・教員養成審議会だとかいう団体が、現在の学校が直面している問題に対して解決能力のない教員は免職する、という話を出した。別に学校の先生の肩を持つ気はないけどさ、養成する気がないならその看板を降ろせ。他にやることあるだろうが。
    ▼早朝の番組で、子供に読んでもらいたい本ベスト1(三省堂による)として『かわいそうなぞう』金の星社を挙げていた。まあこの本が1位というのは若干ううむと思わなくもないのだが、太平洋戦争があったことを本当に知らない奴がいる昨今、やっぱりこれでいいのか。
    で、この本のイラストを描いたのが故・武部本一郎氏なんだな。そういや聞いたことがあるようなないような。でも改めてふーんと思ったのだった。
    ▼癒しがはやっている理由は、世の中がんばりすぎている人が多いからだ、とNews23の中のインタビューで言ってた人がいた。オレの周囲でがんばりすぎている奴なんかみたことないぞ。みんなもっとがんばれ。
    お母さんの「禁句・名句」だそうです。
    ▼Yahoo!のwhat's newから。高知大学細胞分子工学研究室。ホヤ。
    ▼いま仕事で強誘電体について調べ始めたところなんですが、どなたかわかりやすいサイトとか本とかご存じないですか?
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  • 99.07.13 雨
  • ▼政教分離の話が続いている。なぜ政教の分離が論じられるのか。やはり「信じる」という面において政治も宗教も結局同じだからなのだろう。同じ様な原理、同じ様なドライビングフォースで「信じる」からなのだろう。
    ▼通産、科学技術、文部、厚生、農水の5省庁がバイオ関連の基本戦略を決めた。
    ファイザー製薬によるとバイアグラの普及が順調らしい。
    Sony Funから。みかんで発泡スチロールをリサイクル
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  • 99.07.12 雨のち曇りのち晴れ
  • ▼暑いんで散髪しに行ったら定休日だった。だんごを2本買って帰った。
    ▼その道すがら考えた問題。ある難病に苦しんでいる人がいた。この難病が発症する確率は、10億人に一人。つまり世界中でもこの難病に苦しむ人は10人いない。しかも極めて特殊な病なので、製薬会社も国の機関も研究してくれない。だがその患者の一人は幸いにして大金持ちだった。彼の個人的な資金を使って研究は行われた。莫大な資金投入の結果、患者たちを救うには、絶滅危惧種であるチンパンジー100体を殺す必要があると分かった。でなければ死ぬ。代替方法はあるかもしれない。だが探るためには研究費をさらにつぎ込む必要がある。資金提供者にはもうその余裕はない。だがチンパンジーを1000体買う余裕はなんとかある。さて、どうするべきか?
    Yahoo!謝罪の巻
    ▼昨日飲み会で星野さんたちとした話は非常に面白かったというか議論のしがいのある話だったのだが、ここで書く余裕がない。大きくざくっと言ってしまえば、本のコストを誰が払うのか、払うべきか、払って欲しいか、という話だった。あとは出版流通の話とか、これからの書店の話とか。
    ▼『Hey! Hey! Hey!』を途中から見る。ユースケサンタマリアが座りゲスト。それはどうでもいいんだけど、別コーナーではフェイ・ウォンが出ていた。いまはなき番組『Asian Beat』をずっと見ていた僕としては、この二人の絡みが見たかったなあ。『Asian Beat』の最終回で、本当にボロボロ泣いていたユースケの姿が印象に残っているのだが、あの彼が役者になってしまうとは思わなかったなあ。吉川は相変わらずだった。松本と目を合わさないし。
    ▼『Be Together』のカバーに関しては僕もうげーと思いました。
    ▼伝播、じゃなくて電波少年のあれは、カードに爪とかで印つけてるんだと思いますが。っていうか、オレだったらそうやってメシを食う。
    ▼たしかに、マクロスには落ちてきて欲しいかもしれません。でも確かその衝撃波でいっぱい死んだ、ってことになってるんだよな。それはまずい。
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  • 99.07.11 雨
  • ▼読書。
    ▼某書店をやめた某TJ氏や、
    某書店現役勤務の方(笑)や、文化通信の星野さんらと飲み会。僕は例によってウーロン茶。解散後、池袋でTJ氏とお茶を飲んでいたら僕は終電を乗り逃がし、喫茶店で時間をつぶすはめに。本がいっぱい読めました。で、いま帰宅。眠いのでこれから寝る。
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  • 99.07.10 晴れのち曇りのち雨
  • ペプシのスター・ウォーズ・ボトルキャップ・キャンペーンが終わってしまった。大ショック。こんなに早く終わってしまうとしっていたら買い占めに走っていたのに〜。ところでアミダラがだぶってるんですけど、誰か交換しません?
    読書系サイトLINK相関図β版なんてのあったんですね。でもオレのページはない。けっ。どうせおれんところは小説はすくねーよ。でもだったらさ、読書系じゃなくて小説系に改名しやがれ。なんて、言いがかりを付けてみました。ちょっとスネオ君。でも実際、オレが見る書評系のページはここのリストとはだいぶズレてますな。いや、あのリストのサイトも見てはいますが。
    小説が好きな人って自分のことを「読書好き」だと思っていることが多いんだけど、なんでかな。ていうのはノンフィクションが好きな人って小説系の人と同じくらい活字を読んでいても、自分のことを「読書好き」だと思ってること、あまりないような気がするんですよ。この差ってなんなのかね。
    ▼今日読んだのは課題図書で花田一彦『バンコク発カオサン通りに吹く熱風』、牧野修『偏執の芳香』、清水良典『最後の文芸時評』の3冊。『偏執の芳香』についてはそのうち感想文を書くとして、『最後の文芸時評』について。新人に実力のある評論家がいない、とか書いてるけど、自分が文芸時評をつぶしてしまった、という意識はないんでしょうか? まあオレには関係ない世界の話なのでどうでもいいけど。本の好みも正反対だし。
    それと科学書を2つくらい片づけた。先日の資料読みの流れがまだ残っているせいか読書ペースそのものは上がっているのだけど、感想文を書く気がなんだかおきません。
    ▼環境自由大学を名乗る『青空メーリングリスト』に投稿。知った名前も多いから、環境保護派を名乗る人たちの自己満足的なMLになって欲しくないなあ、と思っていたのだが…。そしたらML設立者の一人から「我々はポジティブな姿勢をもつがためにこそMLを設立したのだ、あなたの関心はML設立の趣旨とはずれているかもしれない」と言われてしまう
    これって裏を返せばお前の言ってることはポジティブじゃないってことだよね。ふーん、そうですか。「ともに学ぼう」とか言うんだったら、相手を一方的にポジティブじゃないとか決めつけることをまずやめるべきだと思うけどなあ。まあいいや、なんか醒めちゃった。確かに仰るとおり、僕はそちらのMLには合ってないんでしょう。いくらでも環境保護な生き方を自慢しあって下さい。ウォッチさせて頂きます。もちろん役に立つことがあれば素直に学ばせて頂きます。これが「ともに学びあう」ってことだろうからね。あるいは、あなた方のいう「議論」に何ができるのか見せて下さいな、「ポジティブ」な人たちとやら。まだMLも立ち上がったばっかりだしね、もうしばらく観察させてもらいましょ。でもポジティブに生きれば生きるほど人間はエネルギーを使うってこと、本当に分かってるのかな。すかしたこと言うつもりはないし言いたくもないんだけど、どうしてもすかしてしまうよ。なんかねー。
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  • 99.07.09
  • ▼左目が痙攣している。
    ▼恐竜アートの描き手としては最高だと思うダグラス・ヘンダーソンのページ、
    DOUGLAS HENDERSON'S EARTH HISTORY ILLUSTRATIONS。THE GEOLOGIC TIMELINE からイラストが見られる。ちょっと小さいけど、まあしょうがないか。なぜ彼が最高かというと、描写力もさることながら、彼のイラストにはまさに生きている生物として古生物が描かれているから。恐竜など古生物が、それぞれの時代のなかの風景として溶け込んでいるのである。ナチュラルなのだ。もちろん背景に描かれている植生もきちんと考証されている。やっぱこうでないと、古生物アートとは言えないと思う。ああ、ポスター欲しいなあ。でも買っても貼るところがないぞ。
    検索エンジンは使えない、という話だが、確かにリンク切れは多いし、フォローしてないとこも多い。だがそれでもリンク集よりはずっと使えるのだなあ。つまり、ないよりはまし、ということだ。
    ▼アイボに関するウェブの一つ、AIBO TOWNに新しくできた「みんなのAIBO日記」。その新規到着順
    ▼これはなんだか笑えるというかなんというか。Natureから、EARTH: SERIOUS MOONLIGHT。月が地球の気温変動に効いているらしいという話。新月と満月とでは0.309度Cも違うという。まあ、地球の気温変動が本当は何によっているのかさっぱり分かってないのは古気候を見れば一目瞭然なわけだけど、これがもし本当なら、かなりびっくりな話ではある。
    ▼イギリスで、した後に飲むピルが解禁された。10%の人は吐く、という薬である。
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  • 99.07.08
  • ▼市ヶ谷まで出向き、曙橋まで歩く。ひさしぶりに来たけどなんか印象が違うような。とりあえず顔合わせ。
    ▼AIBOが昨日出荷され、今日になって届き始めた。ネットのあちこちで喜びの声が。
    AIBOの技術的なフォローを目的としたサイト「
    AIBO訓練所」なんてのもできたようです。
    ▼おう、こんなのがあったとは知らなかった。ウェブは広いな大きいな。『週刊医学界新聞』。
    ▼サイエンスMLでは和尚こと横山@農環研さんが「神を信じる心は依存症の一つ,つまり一種の病気だ」と発言。でもミームとかの枠組みで捉えるとそんな感じだよね。
    ▼大学受験資格の話。だいたいさ、なんでそんなものがあるのかな、という気がするのは僕だけでしょうか。
    ▼7/4日に放送された『NHKスペシャル・薬害エイズ16年目の真実』の再放送は、7月13日(火) 23:45からだそうな。
    ▼アメリカでニセモノのポケモングッズが大量に出回っているらしい。
    衆議院議員保坂展人氏の話。例の携帯電話盗聴事件について。
    ▼読売オンラインBitbyBitから。「電子の目」人工網膜チップ実用化進む。ばんばん実用化して下さい。ビジョンチップが普及したら世の中変わりますよ。
    ▼hotwiredから。バイコヌール基地の打ち上げ停止でミールが危機に? いったいいつまで危機が続くのか。
    ディープインパクト計画
    ▼光瀬龍死去。享年71歳。
    ▼【ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:2,380。Yahoo!の効果がまだ続いているらしい。いつまで続くかなあ。
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  • 99.07.07
  • ▼ポピュラー・サイエンス・ノードのバックナンバーに手を入れる。写真を付け加えてみました。説明写真じゃなくて雰囲気ですけどね。またP3のほうは銀塩で撮った写真をデジカメで再撮したものなので暗いですが。
    ▼日陰は涼しいが、日差しはきつい。あちーよーと思いながら丸の内へ。土屋俊×中安信夫両氏の対談をヒアリング。中安氏にはいくつか質問もさせてもらったのだが納得いかなったというのは内緒です。
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  • 99.07.06 曇り
  • ▼『炎のチャレンジャー』はスター・ウォーズ特集。100問クイズでは、ネットでも有名なDuke氏が見事に優勝。
    ▼『クローズアップ現代』を久しぶりに見る。日本映画特集。松竹が当たり前のことをやりだした、という話と、成功報酬支払い型の映画製作などが始まった、という話。リングって韓国版まで出てるんだなあ。びっくりだ。しかしスタジオに座っていた三菱総研の人、スターウォーズが5〜6ドルで見られる国と、2000円も払わなくちゃいけない国とでは単純に比べられないと思うんですけど。
    ▼これまた久しぶりに『BSマンガ夜話』を見る。『覚悟のススメ』。懐かしい。読んでると妙に熱くなるマンガなんだよな、あれは。最初はなんだこのマンガ、って思うんだけど、読むと止まらなくなるタイプのマンガである。オレの周囲ではみんな読んでたけど、ごくごく一部に限られた話かも(笑)。でも相変わらずNHKの音声はダメダメだなあ。
    ▼さらに久しぶりに『真夜中の王国』を見る。CubicU=宇多田ヒカルが昨年NHKに出たときの実質的再放送が目玉。きっとそこだけ視聴率が高かったに違いない。これはあの番組のディレクターが偉かったんでしょう。でもあれは外プロだったと思うから、NHKが偉いわけじゃない(笑)。
    ていうか、TV番組ってすごく属人的なもんなんですよ、本当に。
    ▼まぐまぐ公式ガイドブックというのが出るらしく、それに掲載させてもらいたい、とメール。どっちだよ、と思いつつ「ポピュラー・サイエンス・ノード」でアンケート欄を埋めたら(編集・発行人をやっているのはこちらだけだからね)、「ネットサイエンス・インタビュー・メール」だと言われてしまった。どこだよこの編集プロダクション、と思ってsignatureを見ると、昔ちょっともめたことのある編プロだった。仕事ができない奴って、いつまでたってもできないんだな、まったく。
    ▼柳美里控訴の話。彼女たちは、これは小説の危機であるという文脈で話をしているらしい。もし彼女がいうように、彼女の書いた小説がそれほどご立派なものならば、数十年後に刊行してもちゃんと評価されるんじゃないでしょうか。一方、いま出して傷つく人がいるんだったら、やめたほうがいいんじゃないかな。つまり、人間の一生と、小説の「一生」という時定数の違う問題を、一緒くたにして語ろうとしているのはおかしいと思うわけ。数十年経って忘れ去られてしまうようなものならば、人の気持ちを踏みにじってまで出す価値なんかないでしょ。
    ▼読売から。未来列車の走行試験始まる。最高時速も500キロってことだし、これってリニアとバッティングだよなー。どうするんだろう。
    ▼明日は七夕ということで、横浜こども科学館・出雲晶子さん制作の七夕関連ページ
    ▼また、七夕がらみで望遠鏡などを特集する番組も見かけたが、望遠鏡を買うより、田舎のキャンプ場か河原とか山の中に行ったほうがいいと思う。初めてまっくらっけっけのキャンプ場で見た星空は、今でも忘れられない。なぜ天の川というのか、そのときになって初めて理解したのだった。
    ▼【ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:2,213。なぜ昨日からカリカリ登録者数が上がっているのかようやく分かった。Yahoo!の「今週のオススメ」に選んでもらっていたのだった。どうもありがとうございます。なお昨日配信した「ジョイデス・レゾリューション」に関する特集が『サイアス』で組まれている。興味のある人はそちらをお読みになることをおすすめする。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:16,444。


  • 99.07.05 曇りときどき雨
  • ▼打合で四谷へ行って、本屋で買いだし。なんか精神科医による新刊がいっぱい出ているような気が。
    ▼TV朝日『チョモランマの渚』を見る、というより取りあえずチャンネルを合わせておく。『神々の詩』系の、「あ〜あ〜え〜え〜え〜え〜あ〜〜あ!」とか裏声でわけのわからない声系音楽を付けて自然を訴える番組って、どうも好きになれないんだよなー。
    さてこの番組、『チョモランマの渚』という本にもなっているらしいのだが、ちょうどいま、新刊として酒井治孝『
    ヒマラヤの渚』という本も出ている。よくもまあ似たようなタイトルの本が(内容は違います。あとでレビューしますが)と思っていたら、当の酒井治孝氏も番組に出演していた。なあんだ、って感じ。それはそうと三浦洋一、ハンマーの使い方がなってないぞ。大学のセンセイたちもさあ、せっかく一緒に行ってるんだからちゃんと教えてやれよ。
    ▼そういやヒマラヤが昔は15,000mあったらしい、という話がどこかに出てた。どこだったっけ。しかし、それだと気象への影響はどうなっていたのだろうか。ヒマラヤが出来たせいで大気中の二酸化炭素量が変動して氷河期が到来した、という説も以前読んだような気がするのだが。
    ▼hotwiredから。『エアバッグ』ベストで転落から身を守る。鹿島建設が開発したハイテクジャケットで、落下を自動的に感知する。
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  • 99.07.04 晴れのち曇りのち雨
  • ▼テープ起こしを片づけ、『スペクトルマンVSライオン丸』太田出版、『脳外科医になって見えてきたこと』草思社、『二人の流通革命』日経BPなど課題図書を読み、その他論文コピーの山を読む。そういやうちにはまだライオン丸のレコードが残っているはずだ&文系の論文ってみんなこんな感じなの?ってのが感想。あ、「こんな感じなの?」っていうのは以前にも書いたような気がする。
    ▼【
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  • 99.07.03
  • ▼ペプシとコーヒーをガブガブ飲みながら、テープ起こしと資料読み。
    ▼ロボットブームは続くよどこまでも。
    超小型昆虫型自律行動ロボットBEETROID(ビートロイド)。バンダイの昆虫型ロボです。これ、見に行きたいなあ…(と水を向けてみる。向けられているのは俺だ、と思った方々、いかがでしょうか?) まだ市販してないらしいが、ROBOCONマガジンの広告に出ててもおかしくなさそうだけど。
    飯島真理ってレコード会社契約切れてたのか。彼女なんかはまだ固定ファンもいると思うのだけど、それでもダメってことは、音楽業界って厳しい世界だなあ。
    トリンプが「危険関知機能付きブラ」、名付けて「ハルマゲドン・ブラ」なるものを作ったそうだ。肩ひもにセンサーがついていて、落下物を関知、すると胸が点灯、ブザーが鳴るというもの。ちなみにショートパンツもついていて、それには薬と水がはいるポケットを装備。やっぱり世界は滅びそうにない。
    ▼岐阜県大垣にカブトムシの自販機が登場したそうである。
    ▼実証実験が始まったメガフロートのサイトはこちらに。でも全然更新されてないな。IHIのリリースはこちら
    ▼hotwiredから。原子力電池で動くゲーム機が登場する?
    ヨーロッパの彗星着陸船・ロゼッタ探査機公開
    ▼ちなみに私も監視しています、ということで逆リンクしておきましょう。
    ▼【ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:2,037。松元さん、リンクありがとうございます。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:16,277。


  • 99.07.02
  • ▼朝からテープ起こし…に飽きたのでスターログをめくっていると、IMAXで今日まで『L5』をやっているというではないか。というわけで速攻出かけていった。到着したら上映2分前(一日一回しか上映しない)。というわけで速攻見て、リブロで資料を買って、帰宅。ちょろっとテープを起こして寝てまた起きる。最近、ちょっと寝て起きてまた寝て、という生活を繰り返しているので、1週間が10サイクルくらいあるのだった。
    ▼あ、そうだ。昨日の日記で書き忘れたんだけど、理研に行ったときのこと。前に訪れたときにはスッと入れたように思ったので、構内で時間つぶせばいいやと思いつつ少々早めに出向いたのだが、守衛にいきなり止められてしまったのだった。しかも、アポはあるし、BSIは関係ないと言っても信じようとしない。単に守衛さんの頭が悪かっただけかもしれないが、何回脳研は関係ありません、と言ったことか。しかも、先方から頂戴した名刺が手元にあったのだが、それでも信用されなくて、研究室に電話で確認されてしまった。だいたい工学基盤研究部って名刺に書いてあるだろうが。なんで脳に関係あるんだよ(実はあったんだけど)。これでもし先方の名刺がなかったらどうなっていたことだろう(名刺にはこういう使い方もあるのです>最近名刺を作った方へ)。
    どうも僕だけではなく、タクシーで入ってきた人たちもなんか書かされていたみたい。でもフリーライターだ、なんていうとますます信用されないんだよね。いっそのことニセ学生のふりしたほうが簡単に入れたかも。でもそろそろ学生のふりもできなくなってるかなあ。やだやだ。
    ▼NHKエンタープライズ21制作、
    ブラックホール・ラボラトリー。要するに「宇宙」という言葉をネタにして、いろいろ遊ぼう、というもの。僕が先月双子タレントさんと筑波へ、って言ってたのはこの中の一つ『チヨミ&ナオミの宇宙研究探訪記』です。まあ、これをネタにいろいろな所へ行けたらいいな、と個人的には思ってます。オススメのところがあったら是非教えて下さい。
    ▼「世も末」はまだ半月ばかり早いですよ。ノストラダムスが『諸世紀』を書いたのはグレゴリオ暦に改暦する前の、ユリウス歴時代ですから。ちなみに僕はノストラダムスと誕生日が同じ(笑)。でもホントに、世界が滅びそうな気配ってないなあ。五島勉が最初にあの本を書いた頃は冷戦まっただ中で、かなりクラーイ雰囲気が漂ってたような気がするんですが。でも不況で大変な人には世界が滅んでくれたほうが嬉しいのかな。
    ▼アメリカの新しい財務長官になるらしいハワードっていうおっさんは、28才でハーヴァードの教授になった人らしい。うーむ、どこの大学かに関係なく、島国な僕からは想像もつきません。
    ISIZE BOOKに書評情報登場。
    ▼お、ぴょんたさんの日記は完全復活か?(笑)
    銀河系中心部に24のブラックホール。東北大のウェブを見てみたけど、情報はないみたい。
    ブタ細胞使い人工肝、臨床応用を申請
    ▼【ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:1,998。Yahoo ! が登録してくれた。やはり何かウェブをつくるときにはサブドメインでも「ホームページ」として作ることが重要だってことだな。でも説明文が「ポピュラーサイエンスをテーマとするメールマガジン。森山和道が編集」というのはあんまりでは。あ、と思っていたらエンターテインメント:クール:Yahoo! サーファーのオススメ: にも掲載してもらっているではないか。ありがたやありがたや。
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:16,249。


  • 99.07.01 晴れときどき曇り一時雨
  • ▼F1レーサーって22人しかいないのか。かっこいい〜。将来はどんなふうになるんだろうか、F1って。今も戦闘機みたいだけど(22人しかいないんならそれ以上か)、きっとますます凄いことになっていくんだろうな。
    ▼理研に行く。淺間一氏にインタビュー。
    UTTORI Unitedのロボットほかを見せて頂く。でも本当はもうちょっと腰を落ち着けて話が伺いたかったような。取りあえず一通りは聞いたんだけど、何か足らないような気が。うーんうーん。
    ▼帰宅、メシ食って速攻で寝る。そしていわゆる「未明」といわれる時間に起床(笑)。夜行性はよくない、と思うのだが…。
    ▼というわけで長野に旅立つ人々、アフターレポート待ってます。僕は自宅でテープ起こし&資料読み込みでしょう(泣)。というわけでこれから仕事します。
    ▼おっと、というわけついでにもう一つ、DASACON2、始動
    ▼のんぶるから、次世代インターネットの行方
    ▼【ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:1,950。おっとごめんなさい、ということでリンクは張り直しておきました。インチキ化学者さん、どうもです。その他、感想を送って下さった方々にも御礼!
    ▼【ネットサイエンス・インタビュー・メール】本日現在購読申込者数:16,211。あ、こりゃだいぶ減ったな。おかしいな、昨日のは減るところじゃないと思ったのだけど。

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